GATE ―自衛隊特殊部隊『嵐』隊長、彼の地にて斯く戦えり― 作:ならや
放置してしまって申し訳ございません
これからは少しずつ投稿出来ればと思います
それではどうぞ!
「........という事です」
『まさか要救助者の日本人2人をそのまま部隊にスカウトするとはな?』
「あー、その件については申し訳無いと思いますけど本人が希望したんだからええじゃないっすか」
『私にも一応話して欲しかったのだが?』
「全く持って陸将殿の言う通りなので何も言えねぇですはい」
きいの特別士官室で狭間陸将と会話する佐藤
クイントらナイトストーカーズはやしまに一時的に収容となった
また、久世達は情報収集に出発しようとしている
『現在の状況は?』
「10式を上陸させます。補給も早めでお願いします」
『分かっている』
狭間陸将との通信を切った佐藤はきいの訓練室に向かった
ここでは入隊した2人の訓練が行われている
基本的に嵐の入隊は佐藤が決めているので、入隊時に体力が少なかったりしても問題は無い
嵐は他の特殊部隊でも遂行出来ない様な任務に投入されるので体力の多さより特殊な能力が必要とされるのだ
「どうだ絵里」
「なかなかセンスあるわ。特にキリトの近接戦闘はそこら辺の特殊部隊を圧倒できる。アスナの支援があれば勝利は確実でしょうね」
「そうか....ならキリトには剣でも渡そう。2人とも集まれ!」
佐藤が集合をかけると2人は息を切らしながら来た
「座っていいぞ......お前ら大丈夫か?」
「はぁはぁ.....意外とキツい....」
「運動はある程度していたはずなんだけど.....なんでこんなにキツいの?」
「2人ともなんでキツいと思う?」
佐藤の質問に2人は首を傾げる
「なんでって....俺達の体力が少ないからじゃ?」
「違ぇな。俺の見立てじゃ2人とも体力面は問題無いはずだ。この訓練室には特殊な仕掛けがあるんだよ」
「仕掛け?」
「そう。明日奈、アスリートがよくやるトレーニングって何だ?特に効果的なやつ」
「高地トレーニングとか?......もしかして!」
「そう。ここの空気はかなり薄くなってる」
きいの訓練室は空気が薄く出来る
これをする事でかなり高度の高い所と同じくらいの空気にできるのだ
「その内慣れるさ。絵里、見本を見せてやれ」
「了解」
絵里がスタートラインに立って軽くストレッチする間、佐藤は葉巻に火をつけ口に運ぶ
「用意出来たわよ」
「よし、目標1分、スタート!」
このコースは2人がやったのと同じ障害物の置かれたコースであり、2人の最高は7分だった
が、絵里は2人の苦戦したコースを難なくクリアしていく
「すげぇ.......」
「あれでもウチの副隊長なんだ。模擬戦で油断すりゃ俺でも危ねぇよ」
「あれでもは余計ねッ!!」
聞こえてしまった余計な言葉をかき消す様に最後の障害物を飛び越しゴールする
タイムは55秒だった
「目標は達成だが凛や穂乃果には及ばなかったな」
「あの二人は猫並の運動神経だからね。45秒はベスト更新しても無理よ」
「せやな。ま、その調子で2人をシゴいてやってくれ」
「分かってるわ。さぁ2人共!コース周回再開よ!」
2人がコースに戻ると佐藤と絵里は訓練風景を見ながら今後の話をした
「絵里、アイツらには色々仕込んでやってくれ」
「そこまでやる必要がある?若いのに過酷じゃないかしら?」
「嵐はいずれ止む」
「!」
驚きを込めた視線を佐藤に送る
それを感じ取ったのか続きを話し始めた
「どんなにデカい嵐だっていずれ止むんだ。俺達もその時が来る。そしてその時、その後に備えなきゃならない」
「私達の次は彼らだと?」
「隊長副隊長にな。だから色々仕込んでやってくれ。その時が来れば2人の力になってくれるはずさ。頼んだぞ、副隊長」
「......任せなさい、隊長」
笑を浮かべその場を去る佐藤
きい艦内で新人2人の研修が進む中、外でも騒動が起きていた
いかがでしたか?
少し短かったかもしれません
感想お待ちしております
それではこの辺で