【To Loveる 例えばこんな物語】と言う作品を書く。
当時過去に見たアニメの知識のみで書いて居たが故に限界が来る。
止む無く削除。何時か復活を目指してさようなら。
~約2年~
コミックを揃えていざ執筆!
とりあえず全て考え直す。男の娘は駄目、やっぱり自分は百合で行こう……!
結構なストックも出来たから、投稿しよう。大丈夫である事を願って!
それでは……どうぞです!
荒れ果てた大地の元、2人の存在が向かい合って立って居た。お互いに肩で呼吸をし、口や頭からは血が流れて地面へと落下する。既に2人とも満身創痍と言える状況であるが、それでも2人はお互いに口元に笑みを浮かべて笑って居た。
「なぁ、俺達の因縁も長いよな? ギド」
「テメェがとっととくたばらねぇからだろ、ジル」
「それはこっちの台詞だっての。突然現れた奴に俺の星を明け渡せると思うか?」
「銀河最強は2人も要らねぇんだよ。だったら潰すしかねぇだろうが」
「はは、お前らしい……けどな!」
言葉を交わし続けて居た時、ジルと呼ばれた男性が突然右手に光を集め始める。それと同時に背中から生えて居る真っ白な羽が共鳴する様に輝き始め、ギドと呼ばれた存在はその光景に浮かべて居た笑みを消す。
「俺にも譲れない物がある! だから、これで……決めようぜ!」
「己の全存在を賭けるか……いいぜ、乗ってやるよ!」
ジルの言葉に先程よりも獰猛と言える笑みを浮かべ、ギドはジルが翼を使う様に自分の背後に生えて居る黒い尻尾に力を籠め始める。やがて集まり始めた黒い光はジルが溜めて居る白い光と同格。もしくはそれ以上の力を見せ始め、やがてジルが走りだすと共にお互いの力が交差する。混ざり合った白と黒は2人の間で大きな衝撃を生み、2人をその場から大きく吹き飛ばした。
荒れ果てた大地の元、2人の存在が大きく身体を広げて倒れて居た。1人はまるで子供の様に幼く、1人はその身体から光を放ちながら淡く光り続けて居た。……やがて、立ち上がったのは子供の方。子供は辛そうな表情と重い足取りの元、倒れて居るその存在に近づく。
「おい」
「……」
「おい!」
子供は一度倒れて居る存在……ジルに声を掛けるが、ジルはそれに答えない。そしてもう1度名前を呼び、痛む身体を必死に動かしてジルの傍へとたどり着いた時。ようやく答えなかったジルの口が開かれる。
「負け……ちまった……な」
「……あぁ、俺の勝ちだ」
既にジルは虫の息であり、助かる事は無い。と子供……では無く、子供の姿になったギドは悟る。そしてそれは本人であるジル自身も理解して居り、だからこそ言葉を残すために途切れ途切れになりながらもその口を開き続ける。
「約束……忘れん……なよ。……お互い……決着が……ついたら」
「あぁ。残った方が相手の家族の面倒を見る。だろ?」
「はは……分が悪い……約束……だよな。……お前は、娘3人と……妻1人で……俺は、娘1人だけ……だもんな」
「俺が育ててやるんだ。ぜってぇに幸せにしてやるよ」
「頼もしい、な……【シンシア】の事、頼むぜ……親友」
ギドの言葉に僅かに笑みを作るジル。するとゆっくりその手を上へと上げ、遥か空の向こう側へとそれを伸ばす。
「セレナ……今、行こう」
手を伸ばし、呟くと同時に光を放って居たジルの身体が大きく輝く。そしてそれと同時にその姿は消え去り、白く輝く羽が数枚空へと舞い始める。それはやがて吹き始めた風に煽られ、遥か彼方へと飛んで行く。……そうして残ったのは子供の姿になったギドと、荒れ果てた大地のみ。やがて消えて逝く羽を見送り、ギドはその場を離れる。
この日を境に、銀河中にはとある噂が知れ渡り始めた。それは長年対立し、長年戦い続けて居た【デビルーク】と【エンジェイド】と呼ばれる種族の戦いが終わったと言う物。デビルーク星人は勝利し、エンジェイドはその種族を絶滅させる。そして同時にそれは生き残ったデビルークが銀河を統一したと言う結果を知らしめる事となるのだった。
長い銀色の髪を揺らし、走り続ける幼い少女。その背後には黒い服にサングラスと言う怪しげな悪人面の男たちが少女の後を追っており、やがて少女は目の前に見えて来た小さなポットの様な物に乗り込む。中に存在して居たのはそこで過ごすことが出来る様にと用意されているソファやベッド等の入った時とは余りにも違う広い内装であった。そして、その中には外を見る事の出来る画面と複数のボタンが設置されていた。
「!」
生活を視野に移動する事を目的とした脱出ポット。それが少女の乗り込んだものであり、少女は急いで中に設置されているボタンを押す。しかしその操作の仕方は分かって居らず、見えるボタンを唯只管適当に押し始めた。何度もポッドが音を立て乍ら、その内装を揺らす。と、やがて少女を追って来た黒服の男たちが出入り口の前に立つ。
「くっ! デビルーク王の命令だ! 絶対に逃がすな!」
入った時、少女はその扉をロックしたため簡単に入れはしない黒服の男達。しかし、それで諦める訳でも無く男たちは一斉にその扉に攻撃を加え始めた。そしてそれに焦り、少女は目に見えた赤いボタンを押す。すると大きな衝撃が突然少女を襲い、立つ事も出来ずにその場へ倒れてしまう。外では男たちが額に汗を流しながら、目の前で地面から浮き始めた脱出ポットを見る事しか出来ず……そうして少女は男たちから逃れる事に成功する。が、その行き先は少女にも分からないものであった。
ストックが途切れるまでは、2、3日毎に投稿する予定です。