今回決闘回なんですけど、原作オリカと一緒に禁止カードが一枚出ます。
何かはすぐ分かりますわ多分。
じゃあそういうことで、行ってらっしゃい。
視点:アキ
「退学は……撤回するでアリマス……」
遊星との決闘に敗北した教頭先生は、そう言いながら、決闘場にへたり込んでいた。
この決闘、遊星は自分のカードだけでなく、退学にするという生徒達が使っていた、低レベルのチューナーモンスターをデッキに加えていた。そして、それを駆使して、教頭先生の強力モンスター、『古代の機械巨人(アンティーク・ギア・ゴーレム)』三体を全滅させた上での勝利。
教頭先生がバカにした、低レベルモンスターの力を示しつつ、今はまだ弱い生徒達の可能性を証明した決闘だった。
そして、勝利した遊星は龍可達と一緒に、決闘場を後にした。
残されたのは、私と雪乃と、隣に座るマリア先生、そして、未だに座り込んでる教頭先生。
「低レベルのモンスターにも、このような可能性がある。私が長年信じてきた教育方針を、考え直す必要があるようでアリマス」
「それだけがあなたの結論なの?」
「……!?」
「……!! 雪乃!?」
ずっと隣に座っていたはずの雪乃が、いつの間にか教頭先生の前に立って、またさっきの教室の時みたいに、胸倉を掴んで上に持ち上げていた。
「な、なんでアリマスか!? あなた、そんなに退学にされたいのでアリマスか!?」
「私の退学なんてこの際どうでもいいの。今の私のあなたに対する要件は一つよ」
「要件……?」
何かを話した後、雪乃は教頭先生の顔に、自分の顔をズイッと近づけて、
「今度は、私と決闘しなさい」
「は……?」
決闘? どうして、ここで雪乃が……?
「なぜあなたと? 不動遊星との決闘で、私は既に分かったでアリマス。低レベルモンスター、そして、生徒達の持つ可能性を……」
「だからそれだけなの?」
「それだけ……?」
「やっぱり何も分かってないのね。可能性がある。そんなこと、当たり前じゃない。仮にも先生と呼ばれる人なら、そんなことは最初から知っていなければならない事実のはずよ。それを忘れていたということは、他にもあなたは忘れているということよ。先生として、そして、決闘者として大切なことを」
「大切なこと……先生として、決闘者として……?」
何のことを言っているの? 大切なことって……
「今から私が思い出させてあげる。そのために、私と決闘なさい」
「大切なことを、思い出すための決闘……?」
「そう。それとも、このまま殴られたい?」
「……!!」
最後の雪乃の脅し文句に、教頭先生も何も言わなくなった。
そんな教頭先生を、雪乃は乱暴に床に下ろした。
「く……何が言いたいのか知りませんが、そんなに決闘したいというのならば、受けて立つでアリマスよ!」
そう言いつつ、デッキを取り出した、んだけど……
「そのデッキじゃないわ」
「……は?」
え?
「確か、『究極の勝ち組デッキ』、だっけ? アカデミアでも選りすぐりのエリート教師が使うビンテージモンスター、だったわよね」
「そうでアリマス」
「まさか、ずっと昔からそんなデッキを使い続けてきたわけはないでしょう?」
「それは……」
「あなたも決闘者なら、持っているはずよね。そんなデッキを手にする前の、あなたが本来使用していた、あなただけのデッキが」
「……」
雪乃がそう問い掛けると、教頭先生は、無言で懐に手を入れた。
そこから出てきたのは、だいぶ使い込まれて、傷だらけのデッキケース。
「しかし、これは……」
デッキを取り出して、それを見つめる顔は、暗くて、どこか悲しそうにしていた。
「どうしたのかしら? 教頭先生のあんな顔、初めて見た」
マリア先生も、不思議そうに見てる。
「あら。そのデッキがどんなものかは知らないけど、あなたは少しの間使わなくなっただけで使えなくなるほど、そのデッキとの絆は弱いものなのかしら?」
「……」
「まあ、それだけ頼りないデッキ、ということなら、仕方がないことだけど」
「……!!」
その時、深刻そうにしていた教頭先生の顔に、また怒りが宿った。
「失敬でアリマス!! 私のことを恨もうが罵倒しようが構いませんが、このデッキへの侮辱だけは決して許しまっせん!! まして、言うに事欠いて、私のこのデッキが頼りないですと!?」
「あら、違うというの? それじゃあ、やるのね?」
「よろしいでアリマスよ!! あなたが私の何に怒っているのかは知りませんが、このデッキで、あなたを叩き潰してやるでアリマス!!」
さっきからずっと怒っていたけど、あの怒り方は今までとは違っていた。
今までは、単に自分の欲のために怒っていたのに、今は、純粋な怒り。デッキをバカにされたことに対する、本物の怒り。
人が見せる、本来の、純粋な怒りの形。
「教頭先生が、あんな顔を見せるなんて……」
また、マリア先生が驚いてた。
「……あの女何者?」
「うわ!」
突然、黒い前髪に顔の半分が隠れた、さっきまで遊星達と一緒にいた男の子が隣に座ってきた。
「あなた、確か……」
「……スライ。龍亞達と同じクラス」
スライ……
口調はどこか冷たくて、静かで口数は少ない。一言で言うと、暗い印象の男の子だわ。
「……まあいいや。これから、あの二人が決闘するんだろ? 興味あるし、ゆっくり見せてもらう」
「え、ええ……」
「そうね」
スライの言う通りだわ。雪乃と教頭先生の決闘。それも、教頭先生はさっきまでのデッキではなく、彼本来のデッキで闘う。
どんな決闘になるか、凄く興味がある。
「雪乃……」
「準備は良いかしら?」
「いつでも来るでアリマス!!」
『決闘!!』
ハイトマン
LP:4000
手札:5
場 :無し
雪乃
LP:4000
手札:5枚
場 :無し
「私のターン、ドロー!」
ハイトマン
手札:5→6
(これは……)
「永続魔法『守護神の宝札』を発動するでアリマス。手札を五枚、墓地へ送るでアリマス」
ハイトマン
手札:5→0
「その後、カードを二枚、ドローするでアリマス」
ハイトマン
手札:0→2
な、なに? 二枚カードをドローするために、五枚もの手札を捨てるなんて……
「……私は一枚のカードを伏せ、モンスターを裏守備表示でセットするでアリマス。これでターンエンド」
ハイトマン
LP:4000
手札:0
場 :モンスター
セット
魔法・罠
永続魔法『守護神の宝札』
セット
大量にカードを消費した割にはかなり静かな立ち上がりね。あれが、低レベルモンスターをバカにして、強力モンスターで攻めていた教頭先生の、本来のデッキ、本来の決闘……?
「私のターン」
雪乃
手札:5→6
そして、雪乃のターンが始まった。
「『E・HERO エアーマン』を召喚」
『E・HERO エアーマン』
レベル4
攻撃力1800
「エアーマンの召喚に成功した際、二つある効果の内の一つを発動する。私は第二の効果を使って、デッキから『E・HERO ザ・ヒート』を手札に加えるわ」
雪乃
手札:5→6
召喚と同時に手札を一枚確保できるモンスター。1800という攻撃力もあって、今の雪乃のデッキの切り込み隊長ね。
「バトルよ。エアーマンで、裏守備モンスターを攻撃するわ」
エアーマンが、拳を振り上げて向かっていく。攻撃力1800なら、並みのモンスターは戦闘破壊できる。
ガキーン……
「あら?」
けど、エアーマンの拳は、表になって姿を現した、青くて大きな体をしたモンスターに受け止められていた。
『バックアップ・ガードナー』
レベル4
守備力2200
「『バックアップ・ガードナー』の守備力は2200。エアーマンの攻撃力では届きません。並みの攻撃ではなく、最高の攻撃で来なっさい」
「……」
雪乃
LP:4000→3600
「……私はカードを二枚伏せる。これでターンエンドよ」
雪乃
LP:3600
手札:4
場 :モンスター
『E・HERO エアーマン』攻撃力1800
魔法・罠
セット
セット
ハイトマン
LP:4000
手札:0
場 :モンスター
『バックアップ・ガードナー』守備力2200
魔法・罠
永続魔法『守護神の宝札』
セット
「『守護神の宝札』に、『バックアップ・ガードナー』。随分古いカードを使うわね」
マリア先生が言った。確かに、どちらもかなり昔のカードだけど……
「古いのはカードの種類だけじゃなさそうだけど」
と、隣のスライがそう言葉を挟んできた。
「どういうこと?」
「よく見ろよ。あのカード」
「……?」
「随分と使い込まれているわね。表面がだいぶ擦り切れているわ」
「ご安心なさい。この傷が目印にならないよう、裏側は全て張り替えてあるでアリマス」
セットしたカードを取って、裏側を見せながらそう話した。
「そう。なら安心ね」
「というわけで、私のターン、ドロー!」
ハイトマン
手札:0→2
……え、なぜ二枚ドローしたの!?
「永続魔法『守護神の宝札』が場にある限り、私は毎ターン、ドローフェイズに二枚のカードをドローするでアリマス」
な、なるほど……
「それでも破壊されないよう維持することを考えると、五枚の手札コストっていうのも割に合ってない気がするけど……」
……確かに。その辺はやっぱり、昔のカードってことなのかしらね……
「続けるでアリマスよ。私は更に罠カード『ゴブリンのやりくり上手』を発動するでアリマス。一枚のカードと、私の墓地にあるやりくり上手の枚数だけカードをドローするでアリマス。私の墓地には、既にやりくり上手が二枚。よって、三枚のカードをドロー」
ハイトマン
手札:2→5
「『守護神の宝札』の効果で揃っていたわけね」
「そして、その後手札を一枚、デッキの一番下に戻すでアリマス」
ハイトマン
手札:5→4
「私は装備魔法『重力の斧-グラール』を、『バックアップ・ガードナー』に装備するでアリマス」
教頭先生がカードを発動させると、『バックアップ・ガードナー』の目の前に、大きな斧が現れて、それを掴んだ。
『バックアップ・ガードナー』
攻撃力500+500
「重力の斧が場にある限り、あなたはモンスターの表示形式を変更することはできません。カードを二枚伏せるでアリマス。そして、重力の斧が場に存在し、手札がこのカードのみの場合、『ガーディアン・グラール』を特殊召喚するでアリマス!」
『ガーディアン・グラール』
レベル5
攻撃力2500
「いきなり強力モンスター!?」
「更に、『バックアップ・ガードナー』の効果! このカードに装備された装備魔法カードを、フィールド上の別のモンスターに移し替えるでアリマス。重力の斧を、『ガーディアン・グラール』に移行!」
その言葉の通り、『バックアップ・ガードナー』の手にあった斧が、『ガーディアン・グラール』の手に移った。
『ガーディアン・グラール』
攻撃力2500+500
「『ガーディアン』……それがあなたの本来のデッキというわけね」
「その通り。ただ厳密には、私のデッキではありませんが……バトル! 『ガーディアン・グラール』で、エアーマンを攻撃するでアリマス! 英断の斬撃!」
「……っ」
何の抵抗も無く、黙って破壊された。
「罠カード『ガード・ブロック』。戦闘ダメージを無効にして、カードを一枚、ドローするわ」
雪乃
手札:4→5
「ふむ……では、伏せていた永続魔法『清廉な墓地の魔力』を発動するでアリマス」
「『清廉な墓地の魔力』……?」
「『清廉な墓地の魔力』は私の墓地にモンスターが存在しない場合に発動できるカード。相手のスタンバイフェイズごとに、相手の墓地に存在するモンスター一体につき、100ポイントのダメージを与えるでアリマス。ただし、私の墓地のモンスターが置かれた場合、このカードは破壊されるでアリマスが」
「そんな条件のカードを使うだなんて。自分の墓地にモンスターが行くことは無いとでも言うつもりかしら?」
「その通り」
「ん?」
「このデッキで闘う以上、私は、決して墓地にモンスターを置きまっせん!」
「……」
「墓地にモンスターを置かない? 除外系のデッキなのかしら?」
かもしれないけど、それにしては教頭先生、鬼気迫るというか、かなり誠実な顔をしているように見える。
「これでターンエンドでアリマス」
ハイトマン
LP:4000
手札:0
場 :モンスター
『ガーディアン・グラール』攻撃力2500+500
『バックアップ・ガードナー』守備力2200
魔法・罠
永続魔法『守護神の宝札』
装備魔法『重力の斧-グラール』
永続魔法『清廉な墓地の魔力』
セット
雪乃
LP:3600
手札:5
場 :モンスター
『E・HERO エアーマン』攻撃力1800
魔法・罠
セット
「けど、バーンカードに、装備魔法を装備した攻撃力3000の『ガーディアン・グラール』だなんて、やっぱり、単純なカードパワーで押していくデッキなのかしら……」
そうかもしれない。けど、さっきの宣言と言い、それだけではない気がするわ……
「私のターン、ドロー」
雪乃
手札:5→6
「『清廉な墓地の魔力』の効果により、ダメージを受けるでアリマス」
雪乃
LP:3600→3500
「魔法カード『融合』を発動。手札の炎属性『E・HERO レディ・オブ・ファイア』と、地属性『E・HERO フォレストマン』を融合。現れなさい、『E・HERO ガイア』!」
『E・HERO ガイア』融合
レベル6
攻撃力2200
出た! 雪乃の得意戦術、融合モンスター。
「雪乃さんは、融合使いなの?」
「ええ」
「ガイアのモンスター効果。融合召喚に成功した場合、エンドフェイズまで相手の場のモンスター一体の攻撃力を半分にして、その数値分ガイアの攻撃力をアップさせるわ。対象は『ガーディアン・グラール』」
雪乃のその宣言で、グラールの体から力が吸われて、それがガイアに移っていく。
『ガーディアン・グラール』
攻撃力(2500+500)/2
『E・HERO ガイア』
攻撃力2200+1500
ガイアがグラールの攻撃力を上回ったわ。
「バトルよ。ガイアで『ガーディアン・グラール』を攻撃。コンチネンタルハンマー!」
グラールに向かったガイア、だけど……
「……!」
突然、向かっていったガイアが、太い鎖でがんじがらめにされた。
「永続罠『デモンズ・チェーン』。これにより、ガイアの攻撃は無効でアリマス」
「……なら、速攻魔法『融合解除』。ガイアの融合を解除して、墓地から素材となったモンスターを特殊召喚するわ」
『E・HERO レディ・オブ・ファイア』
レベル4
守備力1000
『E・HERO フォレストマン』
レベル4
守備力2000
「カードを一枚伏せる。これでターンエンド。そしてエンドフェイズ、レディ・オブ・ファイアの効果で、私の場の『E・HERO』一体に付き、200ポイントのダメージを与える」
「く……」
ハイトマン
LP:4000→3600
「……ですが、グラールの攻撃力も元に戻るでアリマス」
雪乃
LP:3500
手札:1
場 :モンスター
『E・HERO レディ・オブ・ファイア』守備力1000
『E・HERO フォレストマン』守備力2000
魔法・罠
セット
セット
ハイトマン
LP:3600
手札:0
場 :モンスター
『ガーディアン・グラール』攻撃力2500+500
『バックアップ・ガードナー』守備力2200
魔法・罠
永続魔法『守護神の宝札』
装備魔法『重力の斧-グラール』
永続魔法『清廉な墓地の魔力』
永続罠『デモンズ・チェーン』
ライフは今の所互角だけど、上級モンスターがいる分、雪乃が不利ね。
「私のターン」
ハイトマン
手札:0→2
「魔法カード『マジック・プランター』。場の表側表示で存在する永続罠カードを墓地へ送り、カードを二枚ドローするでアリマス。私は用済みとなった永続罠『デモンズ・チェーン』を墓地へ送るでアリマス」
ハイトマン
手札:1→3
(……そうでアリマスか。あなた達も、私との闘いが嬉しいでアリマスか……)
「装備魔法『蝶の短剣-エルマ』を『バックアップ・ガードナー』に装備でアリマス」
『バックアップ・ガードナー』
攻撃力500+300
「場の蝶の短剣に導かれることで、手札の『ガーディアン・エルマ』を召喚するでアリマス」
『ガーディアン・エルマ』
レベル3
攻撃力1300
「エルマの召喚に成功したことで、墓地に眠る装備魔法『ガーディアン・シールド』をエルマに装備するでアリマス」
その宣言の通り、エルマの左腕に、丸くて小さな楯が装備された。
『ガーディアン・エルマ』
守備力1200+300
「そして、『バックアップ・ガードナー』の効果により、蝶の短剣を、エルマに移行」
『ガーディアン・エルマ』
攻撃力1300+300
「バトルでアリマス! 『ガーディアン・エルマ』で、レディ・オブ・ファイアを攻撃! 情熱の雷鳴!」
「く……」
「『ガーディアン・グラール』で、フォレストマンを攻撃! 英断の斬撃!」
「うぅ……」
これで雪乃のモンスターは全滅した。
「ターンエンドでアリマス」
「エンドフェイズに罠カード『トゥルース・リインフォース』を発動! デッキから、レベル2以下の戦士族モンスター一体を特殊召喚するわ。来なさい、『ヒーロー・キッズ』!」
『ヒーロー・キッズ』
レベル2
守備力600
「そして、『ヒーロー・キッズ』が特殊召喚されたことで、デッキから更に二体の『ヒーロー・キッズ』を特殊召喚するわ」
『ヒーロー・キッズ』
レベル2
守備力600
『ヒーロー・キッズ』
レベル2
守備力600
「く、『トゥルース・リインフォース』を発動したターン、バトルフェイズは行えないでアリマスが、私のターンに発動させたことでそのデメリットを回避したでアリマスか……」
ハイトマン
LP:3600
手札:1
場 :モンスター
『ガーディアン・グラール』攻撃力2500+500
『ガーディアン・エルマ』攻撃力1300+300
『バックアップ・ガードナー』守備力2200
魔法・罠
永続魔法『守護神の宝札』
装備魔法『重力の斧-グラール』
永続魔法『清廉な墓地の魔力』
装備魔法『蝶の短剣-エルマ』
装備魔法『ガーディアン・シールド』
雪乃
LP:3500
手札:1
場 :モンスター
『ヒーロー・キッズ』守備力600
『ヒーロー・キッズ』守備力600
『ヒーロー・キッズ』守備力600
魔法・罠
セット
「私のターン、ドロー」
雪乃
手札:1→2
「このスタンバイフェイズ、『清廉な墓地の魔力』の効果により、ダメージを受けるでアリマスよ」
「く……」
雪乃
LP:3500→3200
「……けど、まだまだ。チューナーモンスター『ジャンク・シンクロン』を召喚」
『ジャンク・シンクロン』チューナー
レベル3
守備力500
「いくわよ。レベル2の『ヒーロー・キッズ』に、レベル3の『ジャンク・シンクロン』をチューニング!」
雪乃の宣言で、その二体のモンスターが飛んだ。そのうち『ジャンク・シンクロン』が三つの星になって、『ヒーロー・キッズ』の周囲を回る。
「棄なる魂集結せし時、闇夜に閃く闘志へ変わる」
「シンクロ召喚!
『ジャンク・ウォリアー』シンクロ
レベル5
攻撃力2300
「『ジャンク・ウォリアー』のシンクロ召喚に成功した時、私の場のレベル2以下のモンスターの攻撃力の合計を、自身の攻撃力に加える。二体の『ヒーロー・キッズ』のレベルは2。パワー・オブ・フェローズ」
『ジャンク・ウォリアー』
攻撃力2300+300×2
「ですが、それでは攻撃力3000の『ガーディアン・グラール』を倒すには足りません」
「そうでもないわよ」
「む?」
「速攻魔法『サイクロン』発動! あなたの場の『重力の斧-グラール』を破壊するわ」
「う……」
『ガーディアン・グラール』
攻撃力2500
「これで『ガーディアン・グラール』を戦闘破壊できるわ」
「……」
「バトルよ。『ジャンク・ウォリアー』で、『ガーディアン・グラール』を攻撃。スクラップ・フィスト」
『ガーディアン・グラール』に向かって、『ジャンク・ウォリアー』の拳が飛んだ。
「エルマ!」
「……!」
教頭先生が叫んだ瞬間、『ガーディアン・エルマ』が『ガーディアン・グラール』の前に出てきて、装備した楯で『ジャンク・ウォリアー』の攻撃を防いだ。
そしてその瞬間、楯は砕けて破壊された。
『ガーディアン・エルマ』
守備力1200
「『ガーディアン・シールド』を装備したモンスターが場に存在する時、このカードを破壊することで『ガーディアン』モンスターの破壊を防ぐでアリマス。もっとも、ダメージ計算は適用するでアリマスが……」
ハイトマン
LP:3600→3200
「あくまでモンスターを守る、というわけ」
「その通り。それこそがこの『ガーディアン』デッキの戦術。私はこのモンスター達を守ります。決して、このモンスター達を墓地へは置かせないでアリマスよ!」
「じゃあ、墓地に置かないって、除外どころか、とにかく破壊させないって意味だったの?」
「できるわけないじゃん、そんなこと……」
マリア先生は驚いて、スライは呆れたふうにそう言った。
それはそうよ。モンスター同士の戦闘や、効果による破壊を駆使する決闘において、モンスターが破壊や効果で墓地へ行くことはほとんど前提条件のようなもの。いくつもの強力なカードから、モンスターを守ることなんてほぼ不可能と言っていいことだもの
けど、実際にこれまで教頭先生のモンスターは一体も破壊されてない。そして、教頭先生の目には、それを必ずやってのけるという覚悟と意思が、間違いなく宿ってる。
さっきまでは、ただ教師失格な酷い人としか思えなかった教頭先生が、今は、真の決闘者の顔をしてる。
「……私はこれでターンエンドよ」
雪乃
LP:3200
手札:0
場 :モンスター
『ジャンク・ウォリアー』攻撃力2300+300×2
『ヒーロー・キッズ』守備力600
『ヒーロー・キッズ』守備力600
魔法・罠
セット
ハイトマン
LP:3200
手札:1
場 :モンスター
『ガーディアン・グラール』攻撃力2500+500
『ガーディアン・エルマ』攻撃力1300+300
『バックアップ・ガードナー』守備力2200
魔法・罠
永続魔法『守護神の宝札』
永続魔法『清廉な墓地の魔力』
装備魔法『蝶の短剣-エルマ』
「私の、ターン!」
ハイトマン
手札:1→3
「装備魔法『静寂のロッド-ケースト』を、『バックアップ・ガードナー』に装備するでアリマス!」
『バックアップ・ガードナー』
守備力2200+500
「これで、このカード以外の『バックアップ・ガードナー』を対象とする魔法カードの効果を無効にするでアリマス。そして、『ガーディアン・ケースト』を守備表示で召喚するでアリマス!」
『ガーディアン・ケースト』
レベル4
守備力1800
「『ガーディアン・ケースト』は魔法の効果を受けず、更に相手モンスターの攻撃対象になりません。このままバトルでアリマス! 『ガーディアン・グラール』と、『ガーディアン・エルマ』で二体の『ヒーロー・キッズ』を攻撃でアリマス!」
「く……」
「カードを伏せます。これでターンエンド」
ハイトマン
LP:3200
手札:0
場 :モンスター
『ガーディアン・グラール』攻撃力2500
『ガーディアン・エルマ』攻撃力1300+300
『ガーディアン・ケースト』守備力1800
『バックアップ・ガードナー』守備力2200+500
魔法・罠
永続魔法『守護神の宝札』
永続魔法『清廉な墓地の魔力』
装備魔法『蝶の短剣-エルマ』
装備魔法『静寂のロッド-ケースト』
セット
雪乃
LP:3200
手札:0
場 :モンスター
『ジャンク・ウォリアー』攻撃力2300+300×2
魔法・罠
セット
「私のターン、ドロー」
雪乃
手札:0→1
「『清廉な墓地の魔力』の効果により、ダメージを受けるでアリマス」
「……っ」
雪乃
LP:3200→2500
「さすがにそろそろ鬱陶しくなってきたわ……魔法カード『ミラクル・フュージョン』発動! 墓地に眠るモンスターを除外して、E・HEROを融合召喚する。墓地の炎属性、レディ・オブ・ファイアと、風属性、エアーマンを除外。来なさい、『E・HERO
『E・HERO Great TORNADO』融合
レベル8
攻撃力2800
「Great TORNADOの効果。このカードの融合召喚に成功したことで、相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力、守備力を半分にするわ。タウン・バースト!」
雪乃の宣言で、Great TORNADOを中心に巨大な風が巻き起こった。
「な! そうは行きまっせん、カウンター罠『ツバメ返し』!」
「……!」
教頭先生がカードを発動させたと同時に、カードから斬撃が放たれて、Great TORNADOを破壊した。
「モンスター一体の特殊召喚時に発動される効果を無効にし、破壊します。これで、Great TORNADOの効果を無効にし、破壊したのでアリマス!」
「く……『ジャンク・ウォリアー』で、『ガーディアン・グラール』を攻撃よ! スクラップ・フィスト!」
「させまっせん! 墓地に眠る速攻魔法『埋没神の救済』を発動!」
「墓地!」
「墓地で発動する速攻魔法ですって!?」
「そんなカード、あったんだ……」
「墓地に眠るこのカードを含む、五枚のカードを除外することで、このターンのバトルフェイズを終了するでアリマス!」
「……ターンエンド」
雪乃
LP:2500
手札:0
場 :モンスター
『ジャンク・ウォリアー』攻撃力2300+300×2
魔法・罠
セット
ハイトマン
LP:3200
手札:0
場 :モンスター
『ガーディアン・グラール』攻撃力2500
『ガーディアン・エルマ』攻撃力1300+300
『ガーディアン・ケースト』守備力1800
『バックアップ・ガードナー』守備力2200+500
魔法・罠
永続魔法『守護神の宝札』
永続魔法『清廉な墓地の魔力』
装備魔法『蝶の短剣-エルマ』
装備魔法『静寂のロッド-ケースト』
「私のターン、ドロー!」
ハイトマン
手札:0→2
「『ガーディアン・ケースト』を、攻撃表示に変更」
『ガーディアン・ケースト』
攻撃力1000
「バトル! 『ガーディアン・グラール』で、『ジャンク・ウォリアー』を攻撃するでアリマス!」
「そんな! 『ジャンク・ウォリアー』の方が攻撃力が上なのに!」
「墓地に眠る『スキル・サクセサー』の効果! このカードをゲームから除外し、自分フィールドのモンスター一体の攻撃力をエンドフェイズまで800ポイントアップさせるでアリマス!」
『ガーディアン・グラール』
攻撃力2500+800
「英断の突撃!」
パワーアップした『ガーディアン・グラール』の体当たりが、『ジャンク・ウォリアー』を破壊した。
雪乃
LP:2500→2100
「く……罠発動『オプションハンター』! モンスターが戦闘破壊された時、その元々の攻撃力分、ライフを回復するわ」
雪乃
LP:2100→4400
「回復されましたか。ですが、『ガーディアン・エルマ』で、ダイレクトアタック! 情熱の雷鳴!」
「く……!」
今度はエルマの短剣が、雪乃を切り裂いた。
雪乃
LP:4400→2800
「そして、『ガーディアン・ケースト』で攻撃!
「くぅ……!」
雪乃
LP:2800→1800
「カードをセット。ターンエンドでアリマスよ」
ハイトマン
LP:3200
手札:1
場 :モンスター
『ガーディアン・グラール』攻撃力2500
『ガーディアン・エルマ』攻撃力1300+300
『ガーディアン・ケースト』攻撃力1000
『バックアップ・ガードナー』守備力2200+500
魔法・罠
永続魔法『守護神の宝札』
永続魔法『清廉な墓地の魔力』
装備魔法『蝶の短剣-エルマ』
装備魔法『静寂のロッド-ケースト』
セット
雪乃
LP:1800
手札:0
場 :モンスター
無し
魔法・罠
無し
「私のターン」
雪乃
手札:0→1
「『清廉な墓地の魔力』の効果が発動するでアリマス」
「……」
雪乃
LP:1800→1100
まずいわ。墓地にモンスターがどんどん溜まっているせいで、毎ターン受けるダメージも増えていってる。ライフの差も広がって、確実に追い詰められてるわ。
「……(クス)」
「む……?」
え、雪乃?
「ふふふ……」
「……何を笑っているでアリマスか?」
今、大ピンチなのに、笑ってる場合じゃ……
「笑ってる……それは、あなたも同じじゃない?」
「は?」
「気付いてないの? あなた、決闘が始まってから今まで、表情が緩みっぱなしよ」
「へ?」
言われてみれば……
「た、確かに、ここまでずっと笑っていたわね、教頭先生……」
「それも、さっきの遊星との決闘とは種類が違う笑いだったな……」
「少なくとも、『究極の勝ち組デッキ』、を使ってるよりは、終始楽しそうに決闘しているように見えるけれど」
「……」
「違ったかしら?」
「そ、それは……」
「……まあ、話したくないならいいけど。ここまでモンスターを守られたら、私としては、意地でもそのモンスター達を破壊したくなったから」
「何をぉ? 手札が一枚という状況で、どのようにそんなことをしてのけると言うでアリマスか?」
「こうするわ。魔法カード『HEROの遺産』」
「『HEROの遺産』?」
「自分の墓地にレベル5以上のHEROが二体以上存在する時、カードを三枚、ドローするわ。墓地にはレベル6のガイアと、レベル8のGreat TORNADの二体。よって、ドロー」
雪乃
手札:0→3
「……手札から、『沼地の魔神王』を墓地に捨てて、効果を発動するわ」
「『沼地の魔神王』……!」
「デッキから、魔法カード『融合』を一枚、手札に加える」
雪乃
手札:3→2→3
「それでまた融合召喚を行う気でアリマスか?」
「いいえ。チューナーモンスター『デブリ・ドラゴン』を召喚するわ」
『デブリ・ドラゴン』チューナー
レベル4
守備力2000
「デ、『デブリ・ドラゴン』!? 不動遊星も使っていた、チューナーモンスター……」
「あら、不動遊星が使っていたカードを、私が使ってはいけないのかしら?」
「そ、そのようなことはありませんが……」
「なら、続けるわよ。このカードの召喚に成功した時、墓地の攻撃力500以下のモンスター一体を、攻撃表示で特殊召喚できる。『沼地の魔神王』を特殊召喚」
『沼地の魔神王』
レベル3
攻撃力500
「く、そのために効果を……」
「そう。そして、『デブリ・ドラゴン』はチューナーモンスターだけど、ドラゴン族モンスター以外のシンクロ素材には使えず、このカード以外の素材はレベル4以外でなければならない」
「『沼地の魔神王』のレベルは3、合計のレベルは、7……」
「私の新しい切り札を見せてあげる。レベル3の水属性『沼地の魔神王』に、レベル4の『デブリ・ドラゴン』をチューニング」
その宣言で、『沼地の魔神王』と『デブリ・ドラゴン』が同時に空へ飛び上がって、『デブリ・ドラゴン』が四つの星に変わった。
「冷たき
「シンクロ召喚! 狩れ、『氷結界の龍 グングニール』!」
雪乃が叫んだ瞬間、決闘場の床が凍り付いた。そして、そこがヒビ割れて、地面を砕きながら、四つの足と、鋭利な体を光らせる、巨大な氷の龍が現れた。
『氷結界の龍 グングニール』シンクロ
レベル7
攻撃力2500
「それは、ターミナルシリーズの……そんなカードを持っていたでアリマスか……」
「少し値は張ったけど、他の二枚よりはマシだったわ」
「……確かに、効果が強力な代わりに、シンクロ素材の制限がついたことで、他の龍二枚に比べ評価が低く、その分値段は安くなっていると聞くでアリマスが……」
「他の二体に比べて、頑固者なのかもね」
(そして、そんなこのカードに、私はなぜか、運命を感じたのですが……)
「続けるわよ。グングニールの効果。一ターンに一度、手札を二枚まで捨てることで、相手の場のカードを捨てた枚数分破壊する。私は『融合』を捨てることで、『清廉な墓地の魔力』を破壊させてもらうわ」
雪乃
手札:2→1
「冷刃災禍!」
グングニールの片側の翼から放たれた風が、『清廉な墓地の魔力』を切り裂いた。これでこれ以上雪乃が効果ダメージを受けることは無くなったわ。
「くぅ……!」
「さあ、バトルよ。『氷結界の龍 グングニール』で、『ガーディアン・エルマ』を攻撃!
崩落のブリザード・フォース!」
グングニールの口から放たれた白い冷気が、『ガーディアン・エルマ』に降り注いで、その身を凍らせて、砕いた。
「ふんぐぅぅぅぅぅ……!!」
ハイトマン
LP:3200→2300
とうとう教頭先生のモンスターが破壊された!
「まだでアリマス! 速攻魔法『セルフサクリファイス』!!」
「……!」
教頭先生が伏せカードを発動させた瞬間、その胸に、白い光が集まりだした。
「ぬぅぅぅぅおおおぉぉぉぉぉおおおおぉぉぉ……!!」
ちょ、体中に力を入れて、凄い顔になってる……
なんてバカなことを考えてる間に、光は消えて、その後、破壊されたはずの『ガーディアン・エルマ』が、場に戻った!?
「何ですって!?」
「『セルフサクリファイス』は、モンスターが破壊された時、1000ポイントのライフと引き換えに、モンスターを場に残すカード……私の『ガーディアン・エルマ』は、まだ無傷でアリマス……!」
ハイトマン
LP:2300→1300
カードダメージとコストにふら付きながら、それでもその顔は、満足そうに笑ってる。
ライフ1000。決して安くない、何よりこの局面でわざわざ払う必要のないライフコスト。それを払ったせいで、かろうじて雪乃よりもライフは上だけど、ほとんど並んでる。
「自分のライフを引き換えにモンスターを……」
「……何ていうか、尋常じゃねえな。あのこだわりは……」
スライの言った通り、あのこだわりぶりは普通じゃない。どうしてそこまで……
「なぜそこまで、モンスターを守ろうとするのかしら?」
「先程も言った通り、それこそが、このデッキの戦術だからでアリマス。彼らは命懸けで私を守ります。だから、私もまた、このモンスター達を守ってみせるのでアリマス!!」
「……カードを一枚伏せて、ターンエンドよ」
雪乃
LP:1100
手札:0
場 :モンスター
『氷結界の龍 グングニール』攻撃力2500
魔法・罠
セット
ハイトマン
LP:1300
手札:1
場 :モンスター
『ガーディアン・グラール』攻撃力2500
『ガーディアン・エルマ』攻撃力1300+300
『ガーディアン・ケースト』攻撃力1000
『バックアップ・ガードナー』守備力2200+500
魔法・罠
永続魔法『守護神の宝札』
装備魔法『蝶の短剣-エルマ』
装備魔法『静寂のロッド-ケースト』
(そうでアリマスね。お兄さん……)
お疲れ~。
近年になってあの人の使ったカードがOCGして、嬉しいやら遅すぎるやら。
まあそれがこの決闘を書いた理由ってわけではなく、ただ単に知る人ぞ知る声優ネタです。
てなわけで、オリカ行こう。
『バックアップ・ガードナー』効果
レベル4 戦士族
攻撃力500 守備力2200
このカードに装備された装備カードを、別の正しい対象となるモンスター1体に移し替える事ができる。
遊戯王DMにて、ラフェールが使用。
ガーディアンデッキじゃまあまあ進化を発揮できるけど、OCGには正規の装備で十分だからなぁ。
他に便利な効果が無きゃ出番はないだろうなぁ。
『清廉な墓地の魔力』
永続魔法
自分の墓地にモンスターが存在しない場合に発動できる。
相手のスタンバイフェイズ毎に、相手の墓地に存在するモンスター1体につき、100ポイントダメージを相手ライフに与える。
自分の墓地にモンスターカードが存在する場合、このカードを破壊する。
遊戯王DMにて、ラフェールが使用。
上手いことプレイしなきゃ速攻で破壊されるでしょうな。
ダメージの数値も微妙だし、わざわざ発動して維持するほどのカードじゃないでしょうなぁ。
『ガーディアン・シールド』
装備魔法
「ガーディアン」と名のついたモンスターにのみ装備可能。
装備モンスターの守備力は300ポイントアップする。
「ガーディアン」と名のついたモンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。
遊戯王DMにて、ラフェールが使用。
わざわざ装備しなくとも、普通に罠伏せときゃよっぽど簡単だったりするのがなぁ。
ただ、一回は確実に破壊から守れるということではある。こういう系のお約束としてバウンスには無力だが。
『埋没神の救済』
速攻魔法
自分の墓地からこのカードを含む5枚のカードをゲームから除外して発動する。
このターンのバトルフェイズを終了する。
遊戯王DMにて、ラフェールが使用。
多分墓地発動の魔法の元祖であり、発動コストが発生した『蝶電磁タートル』。
まあ、ぶっちゃけ使うとしたら亀か、『ネクロガードナー』でしょうな。亀高いけど。
『セルフサクリファイス』
速攻魔法
自分フィールド上のモンスターが破壊される場合に発動する事ができる。
自分のライフを1000ポイント支払う事で、破壊を無効にする。
遊戯王DMにて、ラフェールが使用。
これも正直、他に便利なカードはたくさんあるので、微妙。
ライフを減らしたいって時には便利かもだが、それ以上は、何とも言えない。
これで全部かね。
時代もあるが、総じて彼の使ったカードは微妙な効果が多過ぎる。まあそこが魅力なのかも知らんが。
んじゃそういうことで、次話まで待ってて。