イルミネーションとかきれぇーですよねぇー
作者はリア充では無いのですが
いちゃこらしている恋人をみると
こっちまで幸せな気分になりますね✨
なんていう冗談は、冗談は!!さておき
今の時期はライダー物が品切で悲しいな
それにしても親御さんは大変ですね…
あの子供に気づかれずに……
おっとこれ以上はいけませんね
良い子が見てるかもですからね(絶対ない)
では本編、お楽しみください
霊夢たちの姿はパチュリーがいた部屋にあった
魔理沙とアリスの治療は終わっていて
二人には全身に包帯が巻かれている
「でどうしてパチュリーがここに?一緒居なかったよね?」
パチュリーは頷いた
「私は…読書の途中で寝てしまって…それで気付くとここにいた…アリスの悲鳴がすぐに聞こえて助けようとしたんだけど…とても無理だった」
パチュリーは俯いた
「弱虫よね…私って…最終的に魔理沙に頼って…」
「違う…それは違うよ!」
霊夢がパチュリーの右腕を持ち上げた
包帯で痛々しく見える
「アリスのためにこんなになるまで頑張って…バカみたいに頑張ってさ…それで自分が傷付いてさ…人に心配させる…そんなあんたが弱虫なんかじゃない!むしろ逆だよ」
パチュリーの腕をそっと戻し霊夢は座り込んだ
「弱虫なのは…なにもできなかったのは…私だ…」
「俺が…止めた」
クラウドの手にも包帯が巻かれていた
「…さっきはすまない…説教じみたことをしてしまって…自分でもらしくないと…思う」
「…」
クラウドは部屋の外に出た
「あの人は?」
「わからない…けど」
霊夢は呆然とクラウドが出たドアを見つめた
"お前が今傷付いて…死んで…誰が悲しむか…誰が辛いか…考えろ!"
クラウドの真剣な顔と声が聞こえる
その度に自分でも分からない気持ちに襲われる
いつもなら振り払うのに…
いつもなら怒鳴り付けるのに…
邪魔しないで!あんたには関係ない!
それが言えなかった
「私は…あいつと…魔理沙どっちが大切なんだろう…」
霊夢は膝を抱え呟いた
「…あいつに着いていってみなさい」
パチュリーが霊夢に手を差し出した
「そしたら…答え、出ると思う」
「そうかな…そうね…ここで泣いてたって仕方ないや…ありがとうパチュリー」
「…うん」
霊夢もドアを開けて出ていった
「…魔理沙」
「んだよ…バレてたのか」
「当たり前…私を誰だと思ってるのよ」
「…そうだな…にしたって霊夢どう思う?」
「さぁ…ま、まだ答えを出すには早いわよ…お互いにね…だから貴方に見守ってほしいのよ…」
「怪我人に無茶させるぜ…別にいいけどな…久しぶりに可愛い霊夢が見れそうだ」
魔理沙が立ち上がった
「んじゃ…アリス頼むぜ」
「うん…魔理沙も気をつけて」
彼女は帽子を深くかぶりドアを開けた
「私も…あんたも…仲間には恵まれたわね…アリス」
霊夢はクラウドに追い付いた
「クラウド!…どうしたの?」
「地下室があるらしい…行ってみるか?」
「…うん」
二人は階段を降り始めた
階段は螺旋状に展開されており
ぐるぐると降りていく
「霊夢ついてきてるか?」
「うん…」
階段は所々朽ちて落ちており
足を滑らせれば大怪我は免れないだろう
「…部屋だ」
降りきると大きな扉が現れた
「吸血鬼の間?」
「開けてみるぞ」
クラウドがドアを引き剥がす
中は赤い絨毯が敷かれた広い部屋だった
廊下は奥に続いている
「行く?」
「魔理沙の時のように命に関わる罠があるかもしれない…気を付けろ」
「わかってる」
クラウドが先陣をきって進む
しばらく進むともう一つ扉があった
「開けるぞ」
霊夢が身構える
その様子をみたのちドアを開く
ドアの中から温かな光が漏れる
「霊夢!」
「クラウドじゃないか…」
二人にとって聞きなれた声が聞こえた
「レミィ!」
「ヴィンセント」
霊夢がレミリアに抱きついた
クラウドはヴィンセントに近付く
「フランも?」
「うん…奥で寝てる…」
フランの寝息が聞こえた
「…フランには少し遠くに遊びに来てるって言ってるの」
「うふふ…だからあんなに呑気に寝てるのね…」
「…霊夢…疲れてない?」
レミリアの一言に霊夢は驚いて
すっとんきょうな声がでた
「…え?」
「なんだか…窶れてる」
「そうかな?…なんでもないよ、心配しないで」
「う、うん」
「ヴィンセント…ここについてなにか知らないか?」
「私も調べている最中だ…その途中で彼女達に出会った」
ヴィンセントはレミリアの方を見た
「…なんだか似ているな」
「そうか?」
「お前の近くにいた彼女もどこか似ていると思うぞ…」
クラウドはレミリアと笑いあう霊夢を見た
彼女の笑顔はもうこの世にはいない大切だった人の笑顔と重なって見えた
「…そうだな…」
「…思い入れはするなよ」
「わかってる…」
クラウドは霊夢に歩み寄った
「霊夢…そちらは…」
「レミリア・スカーレットです…霊夢がお世話になりました」
レミリアが深々とお辞儀する
「その羽…人間ではないのか?」
「吸血鬼よ」
霊夢がレミリアの髪をときながら言った
「吸血鬼…まぁよろしく…俺はクラウド・ストライフだ」
クラウドとレミリアは固く握手をした
「…霊夢、少し話したい事があるんだ…少し出てくれないか?」
「?…うん…」
クラウドと霊夢がドアの向こうに消える
「…どうしたんだろ?」
「話すつもりだな…全て…」
レミリアが首をかしげた
「ねぇ…話って?」
「お前さ…魔理沙が傷ついたとき、自分は死んでも傷ついてもいいから…みたいな事を言ってたよな」
霊夢の表情に影が宿る
「…うん」
「その時は…俺もがらにもなく説教じみたこと言ってしまった…」
クラウドが廊下に付けられた窓を見る
「…実はな…俺には好きな人が居たんだ…エアリスって言うんだけどな…俺と仲間がとある組織の施設を破壊しようとしたとき…落ちたんだ…上空高くからね…びっくりした…生きてんだからな、その下の教会で…彼女はいた…霊夢と同じ位か…すこし年上くらいかな…それから仲間と合流して…一緒に旅をすることになったんだ…エアリスはな…いつも明るくて…前向きで…花を誰よりも愛してた…でもエアリスは…死んだ」
霊夢の口から小さく「えっ…」と声がこぼれた
「俺の手の届きそうな距離で…奴の剣に殺された…穏やかだったよ…エアリスの死に顔は…寝ているみたいでさ…今にもおはようって…どうしたの?クラウド…怖い顔して…ってさ…言いそうだった…それもいきなりだった…好きだもありがとうも…なにも言えなかった」
クラウドが悔しそうに顔を歪めた
「…ちょっと嫉妬…私の事…そんなに思ってくれる人…居ないもん…私ね博麗の巫女って言って…幻想郷のバランスを保つ家系なの…で産まれた時から…私は一人だった…母親も父親も居なかった…きっと捨てられたんだよ…私…」
「…それは違う…子を嫌う親がどこにいるか…きっとなにか理由があるはずだ…」
「だと…良いんだけどね…」
霊夢の笑顔がクラウドの心に突き刺さった
いつもは優しくて暖かい彼女に似た笑顔は今だけは痛かった
「…話、終わり?…なら戻りましょう」
霊夢がドアを開けた
「…あぁ話は終わりだ…」
クラウドが軽く俯いた
「…お互い…辛いな…」
クラウドがボソッと呟いた
「…だね…」
ドアの閉まる音が響いた
いかがでしたか?
これを書くために我がクリスマスイブは潰れてしまいましたww
皆さんは聖夜を謳歌してくださいね
これを見てくださっている皆さんのクリスマスが
良い日でありますように…
ささやかではありますが何かに祈っときますね✨
何か…神様的な…こう…
あっ!そうだ
守矢に…(殴