緊急告知
ソレスタルビーイングが壊滅して、4年。
―――独立治安維持組織アロウズによって”統一”されつつある世界。歪み続ける世界に、ガンダムマイスターたちが帰還する。世界を変革するために、求める未来のために。そしてソレスタルビーイングに求められる真の目的を知るために…。
かつて、果てない可能性を持った少女がいた。
「――――来るべき対話。もしも、この戦いもヴェーダの“計画”の内だとしたら……」
「……刹那。“私”のこと、よろしくおねがいします」
「――わたし…は、戦います! 守りたいんです…っ、そのために…!」
生み出された少女は、ただ“理由”を求める。
「私には、これしかないから…――――だから刹那…っ、アナタを殺します!」
『―――――アナタの剣は、そんなものじゃないはずです…ッ! 刹那・F・セイエイ…っ! ガンダムマイスターを名乗るのなら、私にもう一度勝ってみせて――――ッ!』
「――――刹那の視線を釘付けにします…ッ! この、悩殺ビキニで…っ!」
革新者たちは、嗤う。
「例えそうだとしても、世界を導くのはこの僕。リボンズ・アルマークさ」
そして、来るべき未来のために。
「私は名乗るほどのものでもない――――よって。ミスター・ブシドー、とでも呼んでもらおう」
「こんだけ派手にやってるってのに―――――…眠ってられるかよぉ! 楽しくやろうぜ、アレルヤァァァァァッ!」
「狙い撃つ、狙い撃つぜ――――っ! テメェがどこに逃げともなぁ…ッ!」
「刹那、トランザムは使うなと言っとるだろうがっ!」
「了解――――…トランザムッ!」
そして、世界を変革するために。
ガンダムが、目覚める――――!
「―――――目覚めてくれ、ダブルオー……っ」
この世界の歪みを正すために。
歪みを生み出すものを破壊するために。
「ここには、0ガンダムが――――」
刹那を救ってくれた、人ならざる者が。
「エクシアが―――――」
これまでの戦いで常に刹那と共にあった、相棒が。
(俺は、1人でここにいるわけではない―――――)
仲間たちがいるからこそ、ここにいる。
そして、“彼女”の願う世界のために―――――――!
そのために!
「――――俺がいる! 俺達の想いが、ここにある――――…ッ!」
機動戦士ガンダム00 変革の翼 2nd 連載中です!
というわけで、大変おまたせいたしました。
今回、前作をお気に入り登録してくださっていた方にお知らせするために予告編という形で一話投稿させて頂きました。
もう読まないよ、という方も、ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。