ギルド受付役として生きていく・・・が、ブラックだ 作:パザー
ちょっとシナリオちょい見せ↓
~デストロイヤー戦~
部屋に所狭しと詰められている何台もの防衛用の戦闘ロボット。各自がガチャガチャと武装をしており、突破は容易ではない。だが・・・
「心配いらねぇ。道は俺が作る。だからお前はその馬鹿力であの鉄格子もろともぶっ壊してこい」
「フッ・・・頼もしいな。本当にただのギルド職員なのか疑いたくなる・・・それよりも私を馬鹿力と言ったこと、後で覚悟しておくのだぞ?」
「ハッ!そいつぁ恐ろしいこって──行くぞ!」
~*~
『縛り紅姫』の投網がダクネスの腕を絡み取り、彼女の体を引き上げる。
勢い良く飛んでいったはいいが録に受け身も取れず顔面からデストロイヤーの壁面に激突してしまう。
「サ、サク・・・これはどんなプレイだ・・・!」
「ぶれねぇなおい!って!それどころじゃねえ!取り敢えず走れ!!」
~長編~
次の瞬間、その場にいた全員の視界からミツルギの姿は消え失せた。代わりに轟音が轟き、大量の土煙に城の残骸が舞い上がる。
青年以外、二人の少女の視線はすぐさま轟音の方へと向けられる。
そこには、壁にめり込み、拳型の跡を付けられた最早見る影も無い鎧をした、ミツルギの姿だった。
腕や足、所々の関節があり得ない方向へ折れ曲がり、深々とシャンデリアの破片が腹部に突き刺さっている。
~*~
「クリス松村!!」
「何で!!何でその4文字付けちゃったの!?折角合ってたのに馬面にしちゃったの!?あれかい!?ボクが時々男と間違われるからかい!?」
「ははっ、悪い悪い」
ツッコミお上手ですね、クリスさん。
~*~
「ずっと不満に思ってたぜ・・・ポッと出のガキに長年冒険者やってきた俺たちが抜かれるのは・・・こいつら痛め付けて見せしめにしてやる!」
・・・・何で反撃しない?
この辺じゃ多少腕の立つ位だったらあいつらでも勝てるだろうに・・・いや、それ所じゃないな。
「女の顔をキズモノにするとは・・・良い度胸してんね、オッサン」
「お、オメェはギルドの・・・!ヘッ!オメェみたいなヒョロヒョロの野郎に俺様が止めれっかよ!!」
「・・・これだから脳筋は・・・・・ラアッ!!」
大振りの拳を避け、回し蹴りを鳩尾に向けて放つ。
綺麗に足が腹を穿ち数メートル方向に吹っ飛んだチンピラは動かなくなった。が、それが不味かったらしい。他の血の気が多い野郎共に油を注いじまったみたいだ。・・・ハァ・・・・・
~*~
本編ど~ぞ~
「最後はウィズの研修か・・・ゆんゆんの研修、不完全燃焼感が凄いが」
今の状況、アクアは飛び魚ターン。ダクネス、触手モンスターが来ないかソワソワして海に石投げた。めぐみん、爆裂魔法撃ちたくてソワソワ。店主、講師役がようやく回ってきてソワソワ。ゆんゆん、心をへし折られて朔に慰めてもらい中。ミツルギ、何とか事態を落ち着けようとドタバタ。
研修とは何だったのか。ただの幼稚園の遠足である。まるで研修など最初から無かったように統一感が無く閑散としている。
このままじゃ、収拾付かねぇぞ・・・
「店主、とっとと始めねぇと収拾付かねぇぞ?これ」
「そ、そうなんですが・・・カズマさん達はともかく、あんな楽しそうに泳いでるアクア様を呼び戻したら浄化されそうで怖いんです・・・・・」
「まったく・・・超大物モンスター、リッチーがあんな駄女神にビビってるとは・・・魔王軍とかお前が昔ちょっかい出してたあの仮面野郎が知ったら何て思うだろうな・・・・」
「うぅ・・・で、でも!最近はちょっとマシになってきたんですよ?今までは共通の人語を使ってる筈なのに出会う度に話も聞かず浄化されかけてましたが、今はなんと!人語が伝わりますし浄化の刑が執行されるまでに猶予が出来たんですから!」
「人語が伝わるかどうかって・・・ボーダー低すぎだろ・・・低すぎて地面に埋まってるぜ?」
まぁ事実ディディー○ングみたいだなって思う事はあるけどさ。和真に泣きついてる時なんて特に。
これ言ったらまた本人がうるさそうだから黙っとくけども。
「
「あ、あぁ!そうだな・・・おーいアクアー!そろそろ戻ってこーい!でないとスティールで剥いたるぞー!」
一同(和真以外)『こ、ここまでおおっぴろげにセクハラ出来るなんて・・・恐ろしい子・・・!』
流石にあの発言には危機感を覚えたであろうアクアが沖から帰ってくると和真達四人を並ばせてウィズがようやく研修を始めた。
内容は・・・冒険者としての心構え、だっけか?普段下手にしか出れないアクアに上から物が言える数少ない機会だ。・・・・・何だか荒れそうで怖い。
「遂に・・・!遂に私の研修ですっ!」
「テンション高いな・・・ウィズ・・・」ヒソヒソ
「きっと、アクアに物言い出来る数少ない機会なのだから、興奮しているのだろう」ヒソヒソ
「カズマ、ダクネス。その辺りにしておいた方が良いですよ。さっきからウィズが目力だけで私達をブッころがせそうな視線を向けてますから」
「せっかく気持ち良く泳いでた所をカズマさんに呼び戻されて来たわけだけど、ウィズ何かがこの完璧なアクア様に何を教えてくれると言うのかしら?」
おう駄女神。さらっと刺さること言ってやるなよ。
あの一言でウィズが一転して涙目になってるじゃないか。赤い顔でメチャクチャプルプルしてて今にも泣き出しそうだよ。
というか、十中八九泣きついてくる先は俺なんだから厄介事・・・でもないけどまぁ、面倒な事を増やしてくれるなよ。
「私からは、冒険者として最も大事な事について教えたいと思います!みなさん、何だと思いますか?」
「急に学校の先生みたいになったな・・・案外しっくり来るし」
「それでは・・・めぐみんさn「火力です」違います!」
「えぇっ!?」
「えぇっ!?じゃありませんよ・・・確かに火力も大事ですが!それよりも、もっと大事な事です!それでは・・・ダクネスさn「捨て身」違います!」
ダクネス、めぐみん。振りに対して喰わせ気味・・・つうか食い込み過ぎて離れないレベルまで行ってる。ダメだぞそんなのじゃ。ある程度間を置いてからのボケも大事なんだから。そんなんじゃ漫才師になれないゾ。
「いや、時に仲間を守るためには己の身を省みないほどの覚悟・・・捨て身が必要だと思うぞ」
「少しは自分の身も省みて下さい・・・!」
「おっ!勇気と来たもんだぞ、このお嬢様!この世知辛い世の中で、格好いい事言っちゃってるぞ!」
「シーッ!カズマさんカズマさん!ダクネスはね、英雄とかが出てくる英雄譚が大好きなの!そんな純情なダクネスは、そのままに純情なままで居てもらいましょうよ!」
「い、良いと思いますよ・・・?英雄譚!私も好きですし、格好良いですもんね、英雄!」
「・・・死にたいッ・・・・・!」
あのくっ殺系ドMクルセイダーが珍しく恥じらっている貴重な1場面。永久保存だな。
「答え、出そうにありませんね・・・」
「いや、あいつらにマトモな回答を求めてる時点でアウトだろ」
逆にウィズの中での和真パーティーの評価はどうなってるんだ?まぁ、上手く使えれば曲がりなりにも魔王軍幹部も倒せた訳だし・・・いやでもなぁ・・・
「皆さん!良く聞いてくださいね、正解は――――仲間との団結に絆、です!どんな強敵でも仲間との団結で乗り越えられます!ですから実戦形式で皆さんの絆を試したいと思います!」
ドヤ顔でふんぞり返りながら何だかキラキラしているウィズをミツルギ以外の冒険者は案外白い目で彼女を見ていた。
かくゆう俺も・・・あいつのパーティーってほぼウィズの一枚岩じゃなかったっけ・・・そんな事を思い、ちょっと疑心暗鬼になっていた。
「私が今からこの、胸の谷間に仕込んでおいた・・・んしょっ!この魔道具で今からモンスターを呼び出します。ですから皆さんで協力して団結し、そのモンスターを倒してください!」
「いや、そんな事よりもその小瓶を取り出した動作、もう1回やって欲しいんだが・・・」
「右に同じく」
和真に便乗して色々言っとけ。
ちょっとしたおふざけのつもりだったのだろうか。ウィズが胸の谷間からわざとらしい動作で何やら明らかに怪しい色をしている液体が入った小瓶を取り出す。
だが俺と和真にとってはそんな小瓶なぞアウトオブ眼中だ。
プルンと揺られた豊満な果実をもっと見たい。そう思うのはいけない事でしょうか。否、当たり前の欲求である。従ってそれでも僕は悪くない。
そんな正直どうでも良いやり取りを他所に、彼女の小瓶から何やら灰色の煙が吹き出しそれに乗じたかのように辺りが雲に覆われ薄暗くなり、海は荒れ狂い始める。
へぇ・・・ようやくそれっぽくなってきたな。
恐らく和真も同じことを思っているのだろう。
若干緊張の入り交じった感心の表情を浮かべている彼の横では何かと当たるアクアの悪い予感が発動していた。ダクネスは何やらクラーケンだの触手責めだのと頭の悪い事をブツブツと呟き、めぐみんも杖を握りしめ、臨戦体勢に入っていた。
「そろそろ・・・来るかな」
俺が何となくそう呟いた直後だった。
海を割りながら浮かび上がってきた巨大な影。辺りには無数の触手が蠢き、黄金色の両目は冷ややかにこちらを見つめている。
そう、海の悪魔と名高いクラーケンだ。それも、俺が少し前に倒した奴よりも幾分か大きい、明らかにこの辺りの海のボスの様な風格を漂わせている。
・・・もしかして、俺が倒したあのクラーケンって・・・今目の前の奴のJr.か何かだったの・・・?いやいや、ないない・・・筈。
「お、おいウィズ!幾らなんでも、あれはやりすぎなんじゃないか!?」
「カズマさんカズマさん、私の役目はダクネスに支援魔法を掛けたら終わりだからその辺でバーベキューの準備でもしていていいかしら?あっ!出来れば触手の1本や2本、取ってきてね!」
「アクア・・・相変わらずだな・・・・」
「あぁ・・・愛しのアクア様・・・!変わらずお美しい・・・!」
おいコラミツルギ。今さら思い出したようにアクア溺愛キャラを出してくるんじゃねぇぞ。阿久根先輩ですかこのヤロー。
「カズマ・・・もしもだ。万が一にでも私がクラーケンに捕まったとしてもなるべく助けないでくれ。出来る限り触手プレイを楽し・・・じゃない、出来る限りクラーケンを引き付けておくからその間に攻撃をするといい」
「何を頭の悪い事を言ってるんだ・・・ていうか、今触手プレイされたいって言っt「言ってない」・・・言っ「言ってない」・・・そうだな」
「カズマ!撃って良いですか!?いいえ!あんな大物に撃ち込まずして、何に撃てと言うんですか!」
「お前は勝手に結論を急ぐな!もしもの為に爆裂魔法は取っとけ!ていうか制御率98%は信用ならねぇから、絶対に撃つなよ!!」
苦労人だな、和真。今度ジュースを奢ってやろう。9本で良いかな。というか・・・ウィズの言ってた団結で、どうにかなるレベルなのかな?あれは。
ハッキリ言うが、和真のパーティーには爆裂魔法という一瞬、一発の瞬間火力は凄まじい攻撃があるが、逆に言えばそれだけ。低レベル冒険者のカズマ、精々ちょっと喧嘩が強い位のアクア。そもそも論外であるダクネス。
そんなメンバーであの特大クラーケンがどうにかなるとは思えない。まぁ、なんやかんや奇跡を起こしてきた訳だし、のんびり眺めるとしよう。
「カズマさん、あの相手には剣よりも弓の方が効果的ですよ」
「ウィズ・・・頼むから内のパーティーメンバーを店で永久に働かせるからパーティーに入ってくれないか?」
「えぇっ!?・・・そ、そう言われましても・・・でも・・・あぁやっぱり・・・」
「いや迷うなよ店主。ていうか、向こうさんもそろそろ限界だとよ」
「うおおおぉぉっ!?来たあぁっ!?」
「カズマさん!頑張ってください!いざとなれば私達が出ますので!」
「なら今出てくれよぉぉぉっ!!」
何故か幸運の高い和真を追い回すクラーケンとそんなクラーケンの触手を物惜しそうな赤い顔で追い掛けるダクネス。世界中どこを探そうと見つからない絵柄だな、うん。
というか、何アクアは鼻歌歌いながら意気揚々とバーベキューの準備してんだ・・・・・
「おいカズマ!ここは私がクラーケンを引き付ける!だからその隙に攻撃をするんだ!」
「よぉし!んじゃあととっとと捕まってこい!そのまま一緒に弓矢で撃ち抜いてやるから!!」
「んっ・・・くうっ・・・!」
「サク!この状況!皆の団結力で状況が刻一刻と悪い方向に進んで行ってるんですが!?」
「おぉおぉめぐみんめぐみん、大丈夫」
「な、何が大丈夫だと言うんですか・・・?」
それはですね・・・
俺はゆっくりとこちらに訴えかけてくるめぐみんの後ろへ指を指した。
「捕まっ――――たああああぁぁぁぁっ!!」
「刻一刻進んでるどころか、F1カーレベルの速度で落ちていって奈落の底だから。速度メーターの針もマイナスに振り切れてるからね、あれ」
嬉しそうな表情でクラーケンの触手に捕まったダクネスとそれをあたふたしながら必死にピョンピョンしている和真だった。
真っ暗な顔で絶句するめぐみん。どうやら言葉も出ないらしい。
「な、何とかして下さいよサク!本当にどうするのですか!?私の爆裂魔法を使うしかないですが、それだとダクネス諸ともチリになってしまいます!」
「めぐみん!こういう時こそ落ち着くのよ!落ち着いて素数を数e」
何処から出てきたのか、人差し指を立ててドヤ顔でめぐみんに対処法を説き始めたゆんゆん。
多分面倒になった作者がサボる為、読者サービスの為にプッチ神父式落ち着き方を説こうとしたゆんゆんが触手にテイクアウトされる。
「いいいぃぃぃやああああぁぁぁぁっ!!?触手はいやああああぁぁぁぁっ!!」
「良いぞクラーケン!―――――あああぁぁぁっ!?ビデオカメラがねぇぇぇっ!!畜生!どうする!?脳内フィルムに保存するか!?」
「お、おい朔!何そんな事言ってるんだ!そんな事言ってる暇じゃ―――――」
次の瞬間、今まではただただダクネスやゆんゆんの体を撫で回すような動きだった触手が急に動きを活発にし、体を締め付け、彼女達の局所を責めるような動きになってくる。
「んんっ!この締め付け悪くな―――い、いや!それだけは止めろ!止めるんだこのエロ触手!!裂くぞ!!」
「いやああぁぁっ!!触手いやなのぉぉっ!!―――ちょ、ちょっと落ち着きましょう触手さん!?そ、そこはダメ・・・キャアアアァァァッ!!水着!水着持って行かれちゃうううぅぅぅっ!!」
「だあああぁぁぁっ!!何で俺は異世界に来るとき、ビデオカメラじゃなくて、アクア
「!?・・・うわあああん!!ウィズ!ウィズゥ!!カズマさんに酷いこと言われたぁ!!」
特濃、大量のアクアが流したアクアのせいで軽く浄化されているウィズ。やっぱ不憫過ぎるなぁ・・・ていうか普段はウィズを目の敵にしているクセにこういう時にはアイツに泣きつく辺り、狙ってるのかツンデレなのか・・・
と、そうこうしている内に事案が発生しようとしていた。触手が二人の水着に執拗に絡み付く。張り付いた触手は何故かヌルヌルの謎な液体を滴らせながら水着を引っ張っていく。それに準じて幼いゆんゆんの柔肌、ダクネスは少し成長した大人な白い素肌を。
そして何よりも二人のたわわに実った果実。俺の周りにいる女性の中でルナさんに次いで大きな果実を持っている二人の果実・・・もう面倒だからおっぱいでいいや。おっぱいで良いよね?うん。
まぁそんなこんなで見えそうで見えない局部との戦いを制して健全なおっぱいを脳内フィルムにしか納められない事を悔いている和真と俺を尻目に、触手はドンドンと彼女達の水着を剥いていく。
あぁ~・・・これはマズイ。どのくらいマズイかと言うとこの作品がR18指定になって内容が荒くれ者が昏睡レイ○される位マズイ。
「ビデオカメラ!この中にビデオカメラをお持ちの方は居ませんか!?・・・ん?」
「おぉっ!!見えそう!超見えそう!凄いきわどい!もうちょっと・・・もうちょっと右に・・・あ?」
海を拓いていく音。木が軋み今にも壊れそうな音をしているが、それは一向に消える気配はなくドンドンと距離を詰めてくる。青白い朧気な雰囲気を漂わせながら迫ってくる1隻の巨大な船。それは―――
「「ゆ、幽霊船だああああぁぁぁぁっ!!」」
ちなみに、朔が前一緒に戦ってメンバーの話も用意中