リンドヴルムを代償に龍美に転生されたセリスティアは無理が経ったので両手足がギプスを巻かれて顔全体にも包帯が巻かれている状態で天界の病院の医療カプセルという外からは大事な部分は見えないようになっている状態だが入れられているセリスティアは包帯以外何も身に着けていないのである。
「わたしは死んでしまったことになってますね。あの姿は龍美のあの姿と同じなんでしょうか?」
「そうよ」
「その声は剣心さん?」
「どうやら神姫化の能力が現れ出したようね。戸籍はこっちで用意してあげるけど何か頼みたいことはあるかしら?」
「でしたら」
セリスティアは元の世界で書類上と砕け散った機攻殻剣と自分の血が付いた服などを証拠にした殉職扱いになっていることに気付いたところに白衣姿の剣心がやって来てセリスティアに新たな戸籍を用意させると告げに来たのである。
セリスティアはふと龍美達と始めたあった時に見せてもらった漫画に描かれてそして死んだ際に入った喫茶店で自分を受けてくれたウェイトレスの少女の名を覚えていたのだ。
そうその少女の名を
「戸籍を
「わかったわ。それで戸籍を作るわね。療養に励んでね。ギプスは2~3日で取れるわ」
「はい。ありがとうございます」
そう言ってセリスティアは剣心が部屋を出ていく音を聞き届けたのである。
もうセリスティアではなくあの少女の名で新たな自分で生きて行こうと誓ったのである。
そして時が過ぎて翌日。
旧姓ラルグリス。旧名セリスティアこと天々座理世は病室のベッドで療養していたのである。
まだ片目だけ包帯が巻かれているが両目とも視力は失っておらず龍月と同じ蒼穹の瞳健在で髪色も光り輝く金髪である。
「リュウゲツからお世話を任されましたので」
「アトリアル様がこのような」
「気軽にわたしに申してください」
「そうですか。それじゃあ、わたしを外へ連れてってくれませんか?」
「はい。畏まりました」
「(わたしより小柄でありながらあの剣を軽々と振るう腕前。流石、英霊と言ったところですか)」
理世は自分が自力で動けないので龍月が自分が召喚した英霊「セイバー」こと真名「アトリアル・ペンドラゴン」を寄越してくれたのだが。目の前にいる英霊に仕事をさせていることに思い病んでいたが黒服姿のセイバーに諭されて気分転換に病院の中庭に行きたいと言いセイバーは慣れた様子で自分より大きい理世を抱えて車椅子に乗せたのである。
理世は流石英霊だと感心していたのであった。