未来樹の精霊ラクアと出会った理世は自分があの戦いで命を落とすということをラクアが予知して龍美がいたがそれを回避できなかったことを謝罪されたが理世はもうセリスティアは死んで今の自分が天々座理世だと言ってラクアを励ましたのであった。
「両腕が使えないというのはこうも不自由なんですね」
「リゼは産まれながらの神姫ではないですし、リュウゲツは両親が神であり妖怪だと言ってました」
「妖怪ですか?」
「はい。リュウゲツ達が暮らす地球の日本は古来から妖怪が暮らしていると言われています。リュウゲツはタツミと同じく猫の妖怪の血を引いているので」
「つまり龍美達は妖怪であり産まれ持ち神姫なのですね」
「ですがタツミ達は十六歳までは妖力と神姫の能力を封じられて普通に人間として育てられるのです」
「いきなり妖怪と言う者が人間界で生きるのは難しいですし」
「そして十六歳で覚醒するらしいのですがリュウゲツは今年に神姫になったらしいんです」
「なるほど能力の覚醒は人によるんですね」
「こればかりはリュウゲツに聞かないとわかりません」
産まれながらの神姫ではない理世は初めての神姫化が転生として行ったことで肉体が反動で両手足が骨折して汚職時空管理局員に撃ち抜かれた心臓と落ち行った際に神装機竜に乗っていたことが良かったのか脳は大丈夫だったが少し切れて出血していたので培養槽で治療を施されて今は左眼が見える状態だが両手足がギプスを巻かれているのでアトリアルの補助なしでは食事すらできないのであった。
理世は初めて巻かれたギプスを見てセリスティアとして生きていた世界にはこのような物がなかったので驚いていたのであった。
理世は五年前に初めて龍美達に会ってからなんとなく気付いていたがまさか親友が神姫であり妖怪の血を引いているとは思ってなかったのである。
「わたしも神姫になったのはわかります。まさか」
「もしかすると妖力が使えるかもしれません。今は怪我を治すことを優先した方がいいでしょう」
「そうですね。怪我が治ったら龍美達が使っている魔法を使ってみたいです」
「リゼならすぐにできますよ」
理世は自分が神姫になったことは理解したがもしかして妖力も使えるかもしれないと気づき怪我が治ったら治癒術を使ってみたいと思っていたのであった。
そんなやり取りをしながら時は過ぎて行ったのであった。
「颯ちゃん」
「そこで泣いている可愛いお嬢さん」
「誰‼」
「ボクは通りすがりの侍だ」
「サムライの魔法少女は知らない」
「その通りボクはアプリの魔法少女じゃないけど今の名深市のこの醜い争いを止めに来た者だと言えば信用できるかな」
名深市と言う場所にある建てられている塔に居た少女はいつも助けてくれた騎士の魔法少女が死んだことを悲しんでいたのであった。
そして一筋の光が現れたのだから。