神姫化した龍音が助け出した少女は涙ながら話してくれたのであった。
「なるほどね。いきなりバトルロワイヤルになったのに運営が雲隠れだなんて‼」
「それをほって置いているとは」
「もうどうしていいのかわからないんです;つД`)‼」
「それってアプリを消してもダメだったの?」
「はい」
どうやらそのソーシャルゲームのアプリを消してもそのバトルロワイヤルから抜け出せずにいたらしい龍音はその話を聞いて何かに気づいたような顔をしたのであった。
「なるほどね。そのマスコットキャラクターを倒しちゃえばいいのよ‼」
「でも。どうやって‼」
「簡単よ。その魔法の国の武器あるいは同等の武器でならファヴを倒すことが出来る」
「その武器は?」
「忘れたの。わたし達の剣なら」
「そうね。あなたの剣なら倒せるかもしれないわね」
「わたし、出来ない‼」
「誰もあなたにファヴを倒せとは言ってない‼」
龍音はある仮設に辿り着いたようでソーシャルゲームで魔法少女になった者同士が戦うという点が天界で見た異世界の鏡の世界を戦場としていた仮面の戦士達のバトルロワイヤルを思い出して最終的にはその主催者の仮面の戦士を倒してバトルロワイヤルが終結したというのを思い出した龍音は事の発端のファヴを倒せば魔法少女のバトルロワイヤルを終わらせることが出来るのではないかと考えていたのであった。
中学生ではあるが異世界をまたに戦っている龍音にはこんな考えを導き出す先輩がたくさんいるのだから。
茶髪の少女はどうやって倒せばいいのかわからなかったのだが龍音が魔法の国の武器ならどうかと話すとどうやって手に入れるかは分かるが彼女自身が戦いを嫌うためにその武器を手に入れることがなかったのである。
だがそれも想定内だった龍音には秘策を考えていないはずがない。
そう次元武偵の得物なら魔法の国の武器が無くてもファヴを破壊することが出来るのではないのかという仮説を立てたのである。
その時部屋のドアが開いたのである。
「え?」
「小雪?」
「そんな、だって‼」
「ごめん」
「うわぁっぁぁ~ん;つД`)‼」
入ってきたのは紛れもなく剣心に転生されバトルロワイヤルで命を落とした少年にして龍音より低いが神姫としての能力を持ったことで十六歳で自動的に不老不死に近い存在になってしまう岸辺颯太が入ってきたのであった。
この二人は幼馴染であることは龍音も知っているのは以前に遊んだことがあるのだが敢て空気を読んで神姫化したままでいたのであった。
そして幾多の世界を舞台にした戦いの火蓋が切って落とされたのであった。