更識簪の専用機が完成したことで仲良くなった天夏達は、解散して、時計を見てまだ消灯時間まであるので、
「なるほどな、束姉ちゃん、龍姫さんが逮捕したんだな」
「はい、龍姫さんが逮捕したというより、オズマさん達が偶然立ち寄った島に隠れ住んでいた所を逮捕したと。本人も、更生の意志を示しているとのことで、時空管理局の更生研修を受けているとのことです、早ければ、二週間で釈放されますね、本題は、ラクアさんからの」
「クラス代表戦のサレともう一人が襲撃に来るって言うことだろ」
「はい、それがどの組み合わせの時か断定できないのですが」
「ISじゃ、サレには敵わない、肉弾戦か」
「サレは人質まで取って、略奪行為をする奴だ、他の生徒とか人質にならないようにしないと‼」
「明日、アドリビトム組から三人、そして、わたしと天馬の幼馴染が合流するようです」
「わかった、明日な」
フラクシナスの会議室まで転送して、セドナが龍姫から伝えられた情報を、天夏達に教えていたのであった。
ISの産みの親の篠ノ之束は召喚したギルガメッシュ共に、オズマが正面上逮捕して、保護したと言い、未来樹の精霊で未来予知ができる、ラクアからの伝言を聞いた天夏達は、クラス代表戦が行われるアリーナをサレが磁力使いを連れて襲撃に来るということは、神装機竜とISの戦闘ではなく、完全に、己の肉体と技で挑まないと行けなくなったのだ。
大方作戦を決めた天夏達は、解散して寮に戻ったのであった。
ちなみに、天馬はセドナと同じ部屋になったのだ。
そして、翌日、
「今日、このクラスに、毎回と思いますけど、転入生が来ます、どうぞ‼」
「失礼します‼」
「では、自己紹介をお願いしますね」
《天馬、あいつは男か?》
《うん、顔は女の子にしか見えないけど、二人とも男の子だよ。一回、一緒にお風呂入れば?》
《なんで、おまえはこんな場所で堂々とそんなこと言えるんだ?》
天界の手回しで、IS学園にまた新たな仲間がやってきたので、副担任の山田真耶が入って来るように言うと、黒い髪を肩甲骨まで伸ばし、項で結っている、漫画に出てきそうな女の子のようなクリッとした黒目の瞳を持った顔立ちの少年と藍色と水色のメッシュの髪を膝まで延ばして一本結びにしている女の子顔負けの顔立ちの少年が天夏達のクラスに転入してきたのであった。
天夏は、天馬と念話で二人について教えてもらったのだが、天馬の大胆な発言に赤くなった天夏であった。
「え~と、岡山から転入して来ました、五十嵐理輝です。これでも男です。正真正銘なので、ISに関してはど素人です、趣味は、散歩と音楽鑑賞、特技は武術、宜しくお願い致します」
「同じく、岡山から来たました、剣崎勝美です、五十嵐と同じく、特技は武術、趣味は音楽鑑賞など、ISに関してはわからないことが多いのでよろしくお願いします‼」
女子一同「男の娘‼」
「天夏✖理輝、理輝✖勝美よ‼」
「席は、後の開いている所です」
「はい‼(殺気‼)」
そう何を隠そう天馬とセドナの幼馴染で、弥生とは面識がある次元武偵資格を持った五十嵐理輝と剣崎勝美が自己紹介をして、クラスの女子達が発狂して、山田真耶が開いている席に座るように言うと、理輝と勝美は背後からくる殺気を感じて、
「いい加減にしてください、織斑千冬先生・・・」
「・・・・」
「おまえ達‼」
「さてと、山田先生、授業を」
「はい‼」
出席簿で襲い掛かってきた織斑千冬の腕を天馬と同じく掴んで、体落としで投げ飛ばしたので、クラスが沈黙したが、勝美が山田真耶に授業を行ってほしいと言って、一時間目が始まったのであった。