一組と二組の合同訓練前の模擬戦は、スミレ・朱音ペアの圧勝で、その後の実技は無事に終了したのである。
そして昼休み、天夏達は全員、屋上に弁当を持ち寄って昼食にしたのだった。
「なるほど、つまり、オレ達の機攻殻剣はルクスのと違うのか?」
「そうみたい、トランスコアもだけど、というより、惑星クレイの竜みたいなのよ」
「天馬は叢雲、セドナはバミューダ△、理輝がギアクロニクル、勝美がぬばたま」
「あれ、バーミュダ△ってドラゴンじゃないけど?」
「別に、竜をイメージにしているわけではないのですよ、わたしの機攻殻剣は」
「それと、アタシと弥生はお互いのかげろうとなるかみを使えるわよ」
「同じ所なんだしな」
ルクスの機攻殻剣と違い、天夏達の機攻殻剣は、天界製のオリジナルの為か、並行世界の惑星の者達の能力を機攻殻剣を通して装甲を身に纏うシステムになっているとゴールデンウイーク中に知らされたのが、スミレと朱音の二人だったのであった。
なので、山田先生との模擬戦では敢て、朱音がボーイング・ソードを召喚し、スミレが親戚と同じ名前を持つ、テトラドライブを召喚し、神装機竜として身に纏ったのだというのだ。
一応、惑星クレイと呼ばれるところにはいろいろな者達が住んでいるらしく、特別、竜ではなくていいらしく、セドナは、人魚のクラン、バーミュダ△の装甲を身に纏うのだ。
「ごめん、天夏達のこと疑って」
「別に気にすんなって、ルクスの世界の方が機攻殻剣は流通してるんだしな」
ルクスは天夏達が機攻殻剣を勝手に自分世界から持ちだして使っていると疑っていたことを謝罪し、天夏達は気にしてないと言ったのであった。
「スミレ、料理うまくなったもんな」
「前のままじゃないわよ‼」
「そういえば、なぎさ、産まれたんだよね?」
「うん、わたしに妹が出来たんだ、名前は「楓真」」
「はやてさんらしいな」
「誰が、面倒見てるの?」
「今は病院で入院してるし、茶熊学園一応全寮制なんだけど、そういったことに関して対応できるように手配してもらった」
「なんだろう、茶熊学園って此処よりスゴイ所だね」
セシリアだった頃のスミレはアドリビトム組のリフィルやアーチェ達と同じくらいに料理を作っては、劇薬が完成するという料理する以前の問題があったが、今では、セイグリッド公爵家に仕える者達に教育されていた甲斐あって、今では、和洋折衷様々な料理が作れるようになったのであった。
なぎさもゴールデンウイーク中に妹が誕生し、名前は、楓真とはやてが名付けてらしく、茶熊学園のバックアップで対応するとのことだった。