ドイツ代表候補生の襲撃から数日後、いよいよダッグマッチトーナメント当日がやってきたのだ。
「オズマさん達も来てるし、けど、ラクアからの助言、つまり伐刀者が襲撃してくるタイミングが多分、グライヴが組んでるカルラのペアの一戦か」
「ああ、幸いにも龍姫姉達も、この日はゴールデンウイークらしいから外からの襲撃者の為に潜入している、オレ達はダッグマッチトーナメントに専念だ‼」
このダッグマッチトーナメントは各国の企業や軍などからの著名人などがスカウト活動の名目でIS学園にやって来てる以上、何処に抜刀者が潜んでいるかラクアもわからないようで、黒鉄一輝である一刀の予想は、桐原静也か、元兄である、黒鉄王馬が襲撃してくると明かして、天夏達は各ブロックに向かったのであった。
「よりよって、なんで、一回戦目からか、あの軍人野郎」
【弥生様‼ 今回は、かげろうですね‼】
「行くぞ‼ サンクチュアリガード‼」
【ふん‼ この我らの能力、思い知るがいい‼】
「この世を全ての物を焼き尽くす黙示録の炎‼ ドラゴニック・オーバーロード‼ 接続開始‼」
「聖なる聖域の光を守護し、罪深きものを罰せよ‼ ブライトネス‼ 接続開始‼」
天夏&弥生ペアはAブロックになったようで、まさかの組み合わせのカードは、
天河天夏&朝宮弥生組VSグレイヴ・ローグラド&カルラ・ボーディッヒになっていたのだ。
どうやらカルラはなぎさと同じクローン人間で同じ遺伝子を持った双子と言うことでドイツ軍からやってきたのだ。
なぎさが双子の元姉とは知らないのは幸いなのだが。
弥生は使い慣れているかげろうの能力「竜炎」を選択し、機攻殻剣をゴールデンウイーク中に龍美達によって改造されたことで、いろいろと惑星クレイのクランを使えるようになっていたことを昨日、天馬から知らされたのだが、ダッグマッチトーナメントではドラゴニック・オーバーロードで行くと決めていたので、詠唱し、ドラゴニック・オーバーロードが背後に立って、神装機竜となって、カタパルトから発進したので、後を追うように、天夏も機攻殻剣「サンクチュアリガード」から「レアル」に改造されて、子今回は様子見として、限界突破(リミットブレイク)も使えるサンクチュアリガードより低スペックだがISよりスペックは上の、ブライトネスを選択し、翼に蒼いコアが付いた神装機竜を纏ってカタパルトからアリーナに向かったのであった。
「グライヴ、おまえは下がっていろ‼」
「これはダッグマッチトーナメントだ、オレもやる」
「ふん、好きにしろ‼」
「わかった」
「グライヴのIS、可愛いな」
「カティアに頼んで、犬をモチーフにした結果だ、見た目で判断するな」
「当たり前だ」
両者が揃い、試合開始までのカウントダウンが始まったのだ。
グライヴの専用機は、犬の顔のヘッドパーツが付いた槍主体のISらしく、遠距離の武装はバルカン砲が付いている程度だが、これでもカティアとユーリエ達が協力して作った汎用型の十五世代なのだ。
そして、試合開始のブザーが鳴ったのだ。