天夏&弥生ペアの戦い方と神装機竜を真似ようと策略を張り巡らしている企業や軍がこのIS学園にやって来ているが、言っておこう、神装機竜はルクス達の世界では太古の遺産で、現在、天夏&弥生ペアが乗り込んでいるのは天界ISなどの兵器開発部門が開発したオリジナルで、ゲイムギョウ界で流行しているカードゲームをインストールしてそれを神装機竜としての試作機であるため、カードゲームとISを合体させるという概念に辿り着かないと出来ない以上、他の企業は真似できないのだ。
「ウォルターさんは、どこかにいると思うけど」
「よ‼」
「あ、オズマさん、勝手に動いていいんですか?」
「何、俺一人あっこからいなくなっても誰も気にしないだろよ、俺も調査しに行ってくる」
ヴェスタWSCの役員として乗り込んだ次元武偵達は、各々で持ち場に付いており怪しまれないように全員がスーツ姿で行動していた所に来賓席から抜け出してきたオズマと遭遇した真龍婭と勇龍と紗龍は席に戻らなくてもいいのかと尋ねると、女尊男卑のこの世界なのだ、男性が一人いなくなっても気が付かないと言って、どこかへ行ってしまったのであった。
一方で、
「天夏‼」
「おう‼」
天夏&弥生「滅爪乱牙‼」
「わたしは認めない‼」
「グライヴ‼」
「二人まとめて掛かって来い‼」
「神装機竜二機とISじゃ・・・」
「ルーちゃん、グライヴのISは神装機竜並のスペックに改造されてる」
「え・・・」
アリーナでは天夏&弥生の息の合ったコンビネーション技がカルラに炸裂しSEを0にして、グライヴとの二対一という変則マッチに蹴りを付けに掛かったのだ、神装機竜二機相手にISでは月と鼈ほど差があるだがそれはこの世界のISの話で、フィルフィとルクスは天夏&弥生達の後だったので控室のモニターで見ていたのだが、フィルフィは龍姫からグライヴの専用機が神装機竜と戦うことを想定されている物だと告げるとルクスは何も言えなかったのであった。
「(ふざけるな~わたしは、認めない、例え、おまえが否定しようと‼ 織斑一夏を殺す‼)」
「‼」
カルラはSEを0にされたが、完全に我を忘れているようで、未だに現実を受け入れてなく、力を望んだ瞬間、カルラのシュヴァルツ・ハーケンが放たれて、変化し始めたのであった。
それに気付いたユーリ達は試合会場に飛び込んだのである。
バリアーが張ってあるが先ほどのシュヴァルツ・ハーケンから発せられた電撃で破壊されてしまったからだ。
そして、
「やれ‼」
「‼ 天夏、弥生、グライヴ、ユーリさん、コングマンさん、ルドガーさん、頼みました‼」
「ったく、厄介ごとはこの世界は男に押し付けられるか、龍姫達が悪くないだがな」
「ああ、ISがなけりゃ、強くなれねぇってどんだけ落ちたもんだな‼」
「おまえを見てるとこの世界が、どれだけISに溺れているかわかるな」
「暮桜、汚ねぇ桜だな‼」
「うわぁぁぁぁ‼」
徐々に形が変化して、そして織斑千冬がモンド・グロッソ二冠を達成したIS「暮桜」と同じ形になり、雪片弐型が握られて、織斑千冬の太刀筋を真似出したのである。
神装機竜を纏った天夏&弥生とグライヴはカルラを助けることになり、この騒動で、潜んでいた防弾チョッキを装備した集団が姿を現して、一同騒然となってしまったのだ、龍姫達は、インテリジェントデバイスでいつもの私服にリライズして、事態を収拾するべく動くことになったので、ユーリ達が天夏&弥生とグライヴの助太刀に入ったのであった。