インフィニット・ストラトス~龍神と白猫と自由   作:天龍神

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くち

アリーナでユーリが織斑千冬に引導を渡して、立ち去った後、龍姫達の指示に従って、スコール達と合流するべく、抜刀者相手に合流地点に向かっていたのである。

 

「ふぅ、スコール、こいつらが」

 

「ああ、オレ達と同じ特殊訓練を積んだ奴らだ」

 

「ISには乗らないか?」

 

「ISに乗るよりボク達は、こっちが専門でね‼」

 

口即ち重要拠点である食堂に辿り着いたSEEDのスコール達は防衛戦を張ることになり、伐刀者達を迎え撃つことになったのである。

 

数はざっと十人だが、相手も修練を積んでいる兵である以上、本気で戦うなければ生き残れないので、気が引けない防衛戦が始まったのである。

 

一方で、

 

「カンちゃん‼」

 

「てこずらせやがって」

 

「(わたしがなんとしなちゃ、でもISを展開している間にこっちがやられる、それにどのみち、この傷じゃもう限界)」

 

伐刀者の騒動で逃げ回っていた本音と合流した簪は、伐刀者の攻撃を受けてしまったのか、右足から出血してしており、ISを展開する隙なく、引きずりながら逃げていたのだが、行き止まりに突き当たってしまい、本音だけでも逃がさなければならないと簪が伐刀者の攻撃から本音を庇うように立った瞬間、

 

「ギャァァぁ‼」

 

「さてと、セドナ、簪を治してくれ、オレはこいつらに誰の差し金か聞き出す」

 

「え、セドナン、カッツー、うぇ~ん(;_;)/~~~‼」

 

「ここまで頑張ってくれましたから、さてと、やっぱり骨折している上に斬られて血が出てます、少し待っててください、聖なる活力、ここへ、ファーストエイド‼」

 

「え、セドナ、まさか、魔法が使えるの?」

 

「すいません、話は後です、これで本音さんを連れて逃げてください」

 

「ちょっと、セドナ‼ 勝美‼」

 

「フラクシナスなら安全だが、どうやら、黒金巌の腰巾着の赤座が今回の襲撃を裏で糸を引いてるらしい」

 

「そうですか、龍姫様の読み通りですね、ですが、もう一つの勢力、亡国企業から織斑一夏のDNAを使った女の子クローンがイギリスのブルーティアーズの兄弟機を強奪しているとのことです、襲撃する日は、ラクア様曰く今日‼」

 

「ああ、織斑千冬はユーリさんにお灸据えられたし、こっちは片付けますか?」

 

一瞬の出来事だった、五人の伐刀者が気を失っている場所に、日本刀を持った同窓生二人が立っており、そのうち一人は簪が知っているピンクの髪の眼鏡を掛けた少女、セドナと、薄紫色と水色が混ざった女顔だが、数少ない男性操縦者の一人、剣崎勝美だったのであった。

 

簪の怪我をみたセドナは目をつぶって詠唱し、一瞬で傷を癒した所を見た簪は本当に魔法があったことに驚いたが、セドナがテレパイプを起動させたので、本音と一緒にフラクシナスへ転送されたのであった。

 

勝美は気絶させた伐刀者から黒金巌の側近の赤座という男がこの計画を実行したと自供させたのだった。

 

流石のラクアも転生前の出来事は予知できなかったようで、イギリスのオルコット社でブルーティアーズの兄弟機「サイレントゼルフェス」が強奪されたと知らされたのが二週間前だった、そして今日それに乗った人物が黒金巌が織斑一夏だった天夏の血液を利用して、女の子のクローンが産まれて、そのパイロットがサイレントゼルフェスに乗っているとラクアから知らされたのであった。

 

 

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