インフィニット・ストラトス~龍神と白猫と自由   作:天龍神

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虚しい最後

ISの産みの親で自らを天災と評していた女性、篠ノ之束がマジック・ザ・ハードによって命を落としたことで、元妹だった弥生が覚醒し、マジック・ザ・ハードに秘奥義を修得してしまい、退けたまでは良かったが弥生がショックで気を失ってしまったのであった。

 

【弥生様‼ しっかりしてくださいΣ(゚Д゚)‼】

 

「完全に気を失ってるわ、けど」

 

「織斑一夏‼ おまえを殺す‼」

 

「人違いだ‼ チッ‼」

 

「お兄ちゃん‼ 魔神剣‼ 今のうちに‼」

 

弥生を安全な場所に運びたいのは山々で、現在天河兄妹がサイレント・ゼルフィルスという蒼い蝶のISの少女と戦闘を繰り広げていたので、下手に動けないので、スミレが結界を張ったのであった。

 

テレパイプを全て使ってしまったので、持っていなかったからだ。

 

なんとか、天馬が斬撃を放って神装機竜纏う隙を作った瞬間、

 

「みんな‼ 助けに来た!」

 

「ルーちゃん‼」

 

「チッ‼」

 

「逃がさない‼」

 

「放せ‼」

 

「まさか、龍月さん」

 

「わたしがもう少し早く到着していれば」

 

汎用機竜を纏ったルクスと、神装機竜「テュポーン」という紫色の装甲が特徴で武装が一切ないというIS界なら自殺行為の代物を纏ったフィルフィが避難誘導を終えて駆けつけて来てくれたが、後の祭りと化した第一アリーナを見て、ルクスは驚きを隠せないでいたのであった。

 

フィルフィはポーカーフェイスだが、内心では驚いていたのだ。

 

ルクス達の登場で多勢に無勢と判断したサイレント・ゼルフィルスの少女は仲間に回収されそうになったが、龍美達によって、サイレント・ゼルフィルスを解除されて、捕まったのであった。

 

龍美達は別件である場所にいた為にIS学園の襲撃に間に合わなかったのだ。もちろん、龍姫達も、伐刀者達と織斑千冬の落日を見た影響で暴走状態に陥った教師部隊によって足止めを喰らっていたのだった。

 

そして、こうしてIS学園襲撃事件は幕を閉じたのであった。

 

「う・・・ここは、医務室か?」

 

「起きたか、織斑千冬」

 

「貴様‼」

 

「あなたは罪を償ってください‼」

 

「誰だ‼」

 

「わたしは贖罪の旅人、ルウシェ」

 

「同じく、アシュレイ」

 

ユーリに断罪と言う名の敗北を味わったIS最強のブリュンヒルデ、織斑千冬は医務室のベッドで目が覚めたようで、見張りでいた、ルウシェに殴りかかったが、寝起きの体では力が入らず、その場で蹲ったのであった。

 

騒ぎに気付いた外で見張りをしていたアシュレイは医務室に入って来たのである。

 

「貴様らが学園を襲わなければ‼」

 

「勘違いしてませんか? わたし達が来たころには、もう騒ぎは収まっていましたよ」

 

「それと、篠ノ之束が死んだ」

 

「なんだ・・と、束が死んだ・・・嘘だぁぁっぁぁぁっァ‼」

 

「立てますか? ご遺体がある場所までお連れします」

 

織斑千冬は完全にルウシェ達のことを犯罪者扱いしてしまったがルウシェが説明すると同時にアシュレイが織斑千冬に向かって、篠ノ之束が死んだことを告げると、その場で織斑千冬は絶叫した後、燃え尽きた。

 

ルウシェは織斑千冬に篠ノ之束の遺体が安置されている部屋まで連れて行くことにしたのであった。

 

 

 

 

 

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