臨海学校二日目の朝を迎えた頃、茶熊学園の女子寮で紗々宮沙夜が龍美からある物を受け取っていたのであった。
「これ、何ですか?」
「実は、ボクが作ったラウザーていう、簡単に言えば、変身アイテムだよ」
「けど、わたしは仮面ライダーには」
「仮面ライダーになるかは、沙夜が決めること、答えが出たら、ボクのとこに来て」
どうやら龍美はあの幼い頃、兄妹で見ていた特撮ヒーロー「仮面ライダー」に変身するシステムを開発してしまったのであった。
もちろん天界の審査も通っているのであった。
沙夜は茶熊学園にくる以前はマールと同年代に見えるくらいに小柄だったのだが、ルーンに触れ、そして赤髪の少年が飛ばしたルーンの光で、今ではスタイル抜群で身長も今では、ジュードくらいに成長したのである。
龍美が沙夜に渡そうと持ってきたのはトランプのダイアのマークが入った赤い長方形の物と菱形の水色の水晶が嵌められたペンダント型のインテリジェントデバイスを一緒に持ってきたのであった。
それを見た沙夜は実験体だと思っていたので、龍美を丁寧に断ったのであった。
そして、龍美は沙夜に答えが出たら自分のもとに来るように言い残して立ち去ったのであった。
ところ変わって、臨海学校真っ最中の天夏達は専用機所有者として一般生徒と違う場所で織斑千冬の監視の元、訓練に励んでいたのであった。
国などから送られる追加武装などを確認するのだが、天夏達はまだ来てないようで、そこに、蒼いジャケットに長ズボンに白いシャツに額にゴーグルを掛けた恋龍と、茶髪の中性的な似たような格好の男性を伴ってやってきたのであった。
「部外者は・・・」
「織斑先生Σ(゚Д゚)‼」
「部外者はおまえだ、さてと、もうすぐ、一人来るから」
織斑千冬が恋龍に襲い掛かったのだが、織斑千冬が持っていた日本刀を持っていた右手首を一瞬でつかんで捻り上げて、日本刀を奪い取って、そのまま峰打ちで気絶させて、織斑千冬の目の前の地面に突き刺し、何もなかったかのように、天夏達にもう一人来ることを教えたのだが、弾は初めて織斑千冬が敗北したところを見たので、震え上がっていたのであった。
「お待たせ‼ だ~君‼ 瑛夏ちゃんの専用機持ってきたよ‼ だー君は、これで、瑛夏ちゃんのはこの刀だよ」
「ありがとう、睦月さん‼」
「束、退け」
「誰が、束だって、どんだけ現実から逃げてんだ、この根暗、わたしは、朝宮睦月、今日から第二茶熊学園に転入するからよろしくだ‼」
「なぁ、それ本当なのか?」
「あ、その通りだ、名乗ってなかったな、オレは、龍宮神正刀だ」
聞き覚えの声が光の柱ともにやって来て、一緒にアタッシュケースと長い桐の箱を持ってやってきた弥生そっくりで茶熊学園の灰色のブレザー制服を不思議なアリス風に改造を施した制服を着た人物が織斑千冬の上に登場し、弾と瑛夏に専用機を渡したのであった。
弾は黒いブレスレットで、瑛夏は黒っぽい金色の日本刀型の機攻殻剣を受け取ったのであった。