インフィニット・ストラトス~龍神と白猫と自由   作:天龍神

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斥候

暴走した軍用機「銀の福音」を止めるべく天夏達は出撃場所に集まっていたのであった。

 

「聖域の守護竜よ‼ 今こそ我の元へ‼ サンクチュアリガード‼」

 

「この世のものを全て焼き尽くす黙示録の炎‼ ドラゴニック・オーバーロード‼」

 

「誇り高き貴族の竜よ、黄泉の国よりその姿を現せ‼ スペクトラル・デューク‼」

 

出撃するため、一斉に機攻殻剣持ちは抜刀し詠唱し、装甲機竜を纏い、IS組はISを纏ったのであった。

 

そして、銀の福音が通ると思われる地点に向かったのであった。

 

「弾‼ おまえは近くの海域で漂流している漁船の救助に当たってくれ‼」

 

「ああ、済まない、任せた‼」

 

「賢明な判断だな」

 

「うん」

 

「弾は今日初めて専用機に乗っての実戦だし、それでいいと思う‼」

 

銀の福音が通る場所の付近で実戦経験が今回初めてのガイアガンダムをモチーフにしたIS「ガイア」という全身武装を纏っている弾を人命救助へ向かわせたのであった。

 

瑛夏は亡国企業時代の経験があるので、実戦を熟しているのだ。

 

「ぎ~‼」

 

「お出ましか、行くぜ‼」

 

「?」

 

「し・・ろ・・の」

 

「‼ 天夏‼ 瘴気に憑りつかれてる‼」

 

「エピタフの野郎か‼」

 

そして、ついに軍用機「銀の福音」とご対面を果たした天夏達は一斉に臨戦態勢をして、攻撃を仕掛けたのだが、なんと、搭乗者が闇と呼ばれる物、つまり瘴気と言う謎の存在に憑りつかれていたのだ。

 

どうやら搭乗者は自身が闇に撃ち勝つことが出来ずに暴走していることに気が付いた弥生がそのことをプライベートチャンネルを使ってメンバー全員に告げて、今回の一件にエピタフが絡んでると推測したのであった。

 

闇に飲まれていることで本来よりもはるか上のスペックで銀の福音が全方位射撃を繰り出してくるのが、それでも天夏達は引くことはできなかったのだ。

 

「!? 天夏‼」

 

「天夏‼ 弥生‼」

 

「まさか‼ トランスコア‼」

 

【どうやら、完全に銀の福音を囮にした、罠だったようです】

 

「ぐぉおおお‼」

 

「チッ‼ フラン‼」

 

「煙玉でござる‼」

 

銀の福音に集中していたことが仇になっていることに気が付かなかった天夏達を、密かに遠距離から何者かが狙って発射したビームが天夏目掛けて放たれたのだが、それに気付いた弥生が天夏を庇ったが、二人とも撃墜されてしまい海に落ちていったのであった。

 

気が付くと周りに、ガチェットが浮遊していたのだ、残された朱音達は戦略的撤退を余儀なくされてしまい、海へと落ちてしまった二人を回収して旅館へ帰還するべく、フランが煙幕を張って、帰還したのであった。

 

「睦月さん‼」

 

「弥生ちゃん てんくん、嫌だよ‼」

 

「まさか、魔法‼」

 

「オレたちに任せろ‼」

 

「‼ 貴様らは誰だ‼ ‼一夏‼」

 

「あなたには指揮権はないはずよ‼」

 

撃ち落とされた天夏と弥生を拾い上げて旅館に帰還した朱音達は応急手当の為に今ある魔力内で出来る限りの治癒術を発動したので、山田先生が驚いていたのであった。

 

そこに、あらゆる医術に通じた魔道医師で手甲鉤が付いているが立派な医療道具を身に着けている男、アゾート・メルメスと、ヒストリア島で出会った女医で、人体模型を携えたハーブ・セルフィーユと若干16歳にして医師免許を持つ医学者、ジュード、そして、天夏の従姉の龍美が医療器材を持ちこんでやってきたのであった。

 

それに気付いた織斑千冬は龍美達に攻撃を仕掛け始めたので、遅れた来た、ローエンに腕を掴まれて止められていたのであった。

 

 

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