六花在住の捻デレ者   作:グッバイぐら

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 こんにちは。グッバイぐらです。
 こっちは久しぶりの更新ですね。更新遅くてすいません!そして相変わらずの低クオリティで…重ね重ね申し訳ありません。


それ最初と目的変わってんじゃねーか。

「むー…」

模擬戦が終了したこのトレーニングルームの空間には何だか微妙な空気が流れていた。

模擬戦に負けた紗夜が頬を膨らませながら項垂れて、

 

「まぁまぁ紗夜。そこまで落ち込まなくても…。」

そんな紗夜を綾斗が慰め…

 

「ふむ…先ほどの攻撃も奴の能力か…」

ユリスは先の模擬戦のラストに見せた八幡の攻撃について考えをまとめている。

そんなカオスな状況、気まずい空気が流れる中、トレーニングルームに後輩二人が入ってきた。

 

 

「比企谷先輩、小町ちゃん連れてきましたけど…」

 

「お兄ちゃん、何か用…って何この空気?」

 

「ああ、刀藤と小町か。いや気にすんな。ちょっと模擬戦してただけだから。刀藤、サンキューな。」

 

「いえ、比企谷先輩のお願いですから。」

どうやら綺凛が出ていったのは小町を呼んでくるためだったらしい。膨れてる紗夜を宥めながら綾斗はそんなことを思っていた。

 

「で?なんの用なのお兄ちゃん?」

 

「あっと…小町、お前《鳳凰星武祭》出る気はないか?」

 

「は?いきなり何言ってるのお兄ちゃん?」

 

「そんなアホっぽい顔すんな。ちゃんと説明してやるから。」

周りの意識が二人に集中する中、八幡は先ほどの発言に至るまでの経緯の説明を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

「ふーん。つまり、紗夜さんが《鳳凰星武祭》に出たいけどペア不在。で、小町をペアに斡旋したい、てこと?」

 

「ああ。沙々宮の実力は俺がさっき確認した。ぶっちゃけそこらへんの《冒頭の十二人》入りしてるやつよりかは強い…少なくともリースフェルトと同等くらいのモノは持ってる。間違ってもお前の足を引っ張ることは無いだろうよ。」

八幡から事の詳細について語られ、小町は顎に手を当てて考え込む仕草を見せた。視界の端でユリスが何か言いたそうな顔で八幡を睨んでいたのはきっと気のせいだろう。

 

「お兄ちゃんがそこまで言うんだ…。」

小町にとって八幡の話は予想外の連続だった。

 面倒臭がりで極力決闘を避けている八幡が自分から模擬戦を言い出したことや、どう控えめに言ってもシスターコンプレックスの気がある八幡が自分を怪我の可能性のある鳳凰星武祭に出そうとしていることもそうだが、それよりも驚いたのは、八幡が紗夜の実力についてここまでハッキリ明言したことだ。

 八幡の相手の実力を見る目は確かだが、同時にそこまで強くない…言ってしまえば「中途半端」と判断した相手についてはハッキリと言葉にはしない一面も持っていることを小町は知っている。

 八幡が誰かの実力についてハッキリ言うときは相手がどうしようもなく弱いか、もしくは一定以上の実力を認めた時のみだ。八幡の言い方から察するに、紗夜の場合は後者なのだろう。だからこそ兄に「強い」と言わせた紗夜に興味が湧いた。

 

「・・・うん。分かった。紗夜さんさえ良ければタッグを組むよ!」

 

「じゃあそういうことで決まり。よろしく。」

いつの間にか近くまで来ていた紗夜が小町にすっと手を差し出した。どうやら見た目から受けるイメージよりはずっとフレンドリーな少女のようだ。

 

「…そして《鳳凰星武祭》では絶対比企谷先輩を倒す。リベンジする。」

 

「いや…それ最初と目的変わってんじゃねーか。アルルカントの…誰だかを見返すんじゃなかったのかよ。」

 

「小町も手伝いますよ!小町もお兄ちゃんには負けてばっかりなんで!2人でお兄ちゃん目にモノ見せてやりましょう!」

 

「よし来た。」

 

「小町ちゃん?君もそっちサイドなのかな?というか俺刀藤とタッグ組んで出るんだけど?刀藤をそっちのけって随分余裕だね君ら?」

 

「あはは…。」

紹介する奴間違えたかな…苦笑いする綺凛を見てそうぼやかずにはいられない八幡だった。

 

 




ありがとうございました。
紗夜・小町のタッグ結成です!
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