投稿期間が開いてすいません。実は今回の話でどこの部分を書くべきか迷いまくっていました。「原作のここの話いれる!?いやでも...こっち書くべき!?それともオリジナルエピソード書く!?」みたいな具合で...
そのくせ出来上がりは駄文っていうね...いやホントすいませんでした。
小町と紗夜のタッグ結成からおよそ1ヶ月。タッグ結成から1週間程はタッグ間の呼吸が上手く合わずに四苦八苦いた小町と紗夜だったが、現在ではその期間の短さを感じさせない程に呼吸が合っている。
そこには、速射性には欠けるが単純な火力であれば星導館トップクラスの紗夜と、一発の威力は小さいものの手数と正確性で勝負できる小町とで相性が良かったという側面もあっただろうが、それ以上に小町がタッグ戦に慣れているという面が大きかった。
小町が八幡たちと訓練するとき、タッグ戦形式で闘うことはよくあった。そこで八幡、綺凛、戸塚という全くタイプの違う相手と組むことで、短期間で相手に合わせることに慣れていたのだ。これも小町の才能の一種なのかもしれない。
そんなある意味星導館で一番の不安要素だった小町たちも何とか間に合い、《
「...なぁ、何で俺たち先頭に並んでるの?」
《鳳凰星武祭》の開会式、八幡は自分の隣にいる綺凛にぼやいていた。
「小町たちは後ろにいるのに...。」
「えっと...まぁ星導館では一番ネームバリューがあるから...ではないかと...一応
「それはそうかもしれんが...注目度なら天霧たちも変わらんだろうに...。」
「あはは・・・。」
そんな風に八幡がぼやいているうちに《鳳凰星武祭》の開会は宣言された。
「ようやっと終わった...。」
「何故開会式だけでそこまで疲れているのだ、貴様は...。」
開会式終了後、八幡たちが合流して最初の会話がこれである。ちなみに綾斗たちは苦笑いしながらこの会話を見守っている。
「ばっかお前、開会式の間、ずっと他校の生徒が警戒の視線で俺を凝視してるんだぞ?これで疲れない方がどうかしてるわ。」
「他校の序列1位を警戒するのは当然だろう。特に貴様は序列1位の割にあまり情報が出回っていないのだから、なおさらな。」
「あ~、やっぱそれか。」
もうちょい情報流しときゃ良かったかなと呟きながら八幡は頭を掻いた。
「全く・・・そんなことで大丈夫なのか?お前たちの試合はこれからすぐ...開幕戦だろう?観客の視線はこれの比ではないぞ?」
ユリスはやれやれと嘆息した。
「ん~・・・まあ大丈夫だろ。むしろそんなん気になる程余裕の持てる奴と当たればラッキーってことで。」
テレビ越しに聞こえるアナウンサーのルール説明もそこそこに控室へ向かった。
『さあそれではいよいよ《鳳凰星武祭》の開幕です!その記念すべきシリウスドーム1回戦、開幕戦を闘うのは星導館学園序列1位の比企谷八幡選手と、同じく序列11位の刀藤綺凛選手!』
『比企谷選手は試合の度にその闘い方がガラリと変わる選手ッス。だから具体的にどのくらいとは言えないッスけど、相当な実力者であることには間違いないッスね!相応の力量がないとできない芸当ッスから。』
『ほうほう。ではそのパートナーの刀藤選手はどうですか?』
『刀藤選手も相当の実力者であることには間違いないッスね!なんたって入学初日にいきなり《冒頭の十二人》入り、その月の公式序列戦ではタッグパートナーである比企谷選手に敗れたもののほぼ互角の闘いっぷり!多分速度と剣技に関しては今大会トップクラスだと思うッス。』
『なるほど。まさに優勝候補の一角と言っても過言ではないでしょう!続いてその対戦相手のガラードワースの葉山、三浦ペアについてですが・・・。』
実況と解説は八幡たちと同じく男女でタッグを組んでいる対戦相手の紹介をしているが軽く聞き流す。
「今大会トップクラスだってよ。」
「ふぇ!?い、いえそんな、私なんてそんな...!」
八幡は軽いノリで言ったつもりだったが、綺凛は顔を真っ赤にしてうでをぶんぶん振り始めた。
「別にんな否定しなくてもいいだろ。事実なんだし。」
「いえ、本当に私なんてまだまだでっキャア!」
...いきなり綺凛が八幡の隣で転んだ。それはもう「ズデーン」という音が聞こえそうなくらいに見事に。
「お...おい、大丈夫か...?」
八幡が声をかけるが中々起きてこない。もしかしてどこか打ったかと心配していると...
「う......うう......。」
そんな泣き声が聞こえてきた。
「ううう.........ごめんなさいです......。」
どうやらただ恥ずかしいだけのようだった。
「い、いや大丈夫だ、転ぶくらい誰にでもある、うん。だから大丈夫だぞ?むしろ俺の方がすまんな。俺がからかいすぎたせいだな、ゴメンナサイ。ほら、もう大丈夫だぞ?」
...結局試合開始までそうして綺凛の頭を撫でながら宥めた。
「いや~マジ受けるんですけど!こんな時にすっ転んでしかも泣くとか!あんな鈍臭いやつが《冒頭の十二人》なわけ?あんな奴らだったらあーし一人でも十分っしょ?」
...そんな対戦相手の声を聞きながら。
『え~、多少のアクシデントはありましたが、いよいよ《鳳凰星武祭》開幕戦、Aブロック1回戦開始です!」
そんな実況の声に呼応するように校章が発光する。
「...刀藤。」
「はい?...ッ!?」
試合開始の合図直前、八幡がいきなり綺凛に話しかけた。普段だったら集中力を高めるこのタイミングで話しかけるなんてしない筈。そう思って八幡を見た綺凛は息を呑んだ。何故なら、視線の先にいる八幡が...
「...お前は手を出すな。」
完全にマジギレしていたからだ。
『《鳳凰星武祭》Aブロック1回戦1組、
試合開始の合図と同時、八幡は一瞬で相手との間合いを詰め...
「ふんっ!」
相手が反応するよりも速く相手の女子生徒を蹴り飛ばした。女子生徒は凄まじい音とともに壁に激突したが、八幡はそれを確認することなく男子生徒の方へ動いた。
「優美子!?」
「他に気取られ過ぎだ馬鹿!」
思わず男子生徒が女子生徒の名前を叫ぶがその隙を八幡が見逃す訳もない。
「ぅらあッ!」
結果、男子生徒は先ほど飛ばされた女子生徒と同じ方向に殴り飛ばされた。八幡の攻撃を無防備で喰らって無事な筈もなく...
『
静まり返った会場に、機械音声が八幡たちの勝利を告げた。
ありがとうございました。
時間かけた割に駄文ですいません。次回いつ投稿できるか分かりませんが、どうかよろしくお願いします。