いつぶりの投稿なんだろう...ほんと間空きすぎてすいません...
アルルカントの擬形体とレヴォルフの試合は、結論から言えばアルルカントの圧勝で終わった。
試合前の「1分間攻撃しない」という発言の通り、試合開始から1分間は敵の攻撃を完全に無力化、そして1分経ってからは一方的な蹂躙。攻撃においても防御率においても、まさしく圧倒的な力を見せつける勝利となった。
「ふーん...面倒臭そうな連中なこった...。」
八幡はそうぼやきながらテレビを消し、ソファに身を沈めた。
「今日のトップニュースはこれで決まりだな。お姫様も先輩も完全に食われちまったねぇ。」
英士郎は軽い口調でいうが、声色には僅かに驚愕の色が混じっている。
「...あの光の壁。あれは厄介。」
「まぁ、防御力は半端じゃないな。やりようはいくらでもあるだろうけど。」
「お、言うねぇお兄ちゃん。じゃあお兄ちゃんならどうするのかな?」
「フェイクを混ぜる、複数方向から同時に攻撃する、一撃の威力を高める、とかだな。まぁさっきの試合を見る限り、最後のはキツいだろうし、他のも実際にやって通じるかは分からんけど。」
八幡たちが見ていた試合では、試合のラストに破壊力だけなら今大会でも上位に位置するだろう攻撃をいとも容易く完封した。それを考えると、少なくともアルディと名乗った擬形体に対しては正面からの威力によるごり押しは難しいだろう。しかし一方で、盾を複数同時に展開してはいなかった。最も、単にその必要が無かっただけなのかもしれないが...。
「まぁ、いつ当たるかも分からんやつ相手にこれ以上頭使ってもしゃーないだろ。」
そういって意識をスッパリ切り替えられる所も、八幡が序列1位である所以なのかもしれない。あるいはただ能天気なだけなのかもしれないが...。
「小町たちの試合は明日だっけか?」
「そだよ、あんま注目はされてないっぽいけどね~。」
「...たっぷりと不服。」
《冒頭の十二人》等の優勝候補や、今回出場している擬形体などの注目度が高い試合は比較的初日に行われることが多い。それは一日でも長い期間、観客に滞在してもらおうという営利的な理由が大半であるのだが...。逆に言えば初日以外の一回戦は運営に注目度が高い試合ではないと判断されているとも言える。
「まぁ大会に番狂わせは付き物だし、お前らだったら予選は余裕だろ。むしろ当て馬にされなくてよかったんじゃね?」
「まぁそれはその通りだけどね。でもお兄ちゃん達があんな目立ってたのに、私たちがこれってのは酷いって話だよ!」
「じゃあむしろ変わってくれよ...極力目立ちたかねぇんだよ、俺は...。」
「...変われるなら変わってる...先輩は贅沢…」
「…俺が望んで今の位置にいるんじゃないんだがなぁ...。」
周りからすればそれが贅沢なのである...ということに八幡は気付かなかった。
ありがとうございました。
...久しぶりのくせに文字数少なくてすいません...なんというか...試合の間の日常回だからしゃーないといいますか…
...言い訳ですね、本当に申し訳ございません!