緋弾のアリア~舞姫姉妹の戦い~   作:水戸 遥

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はいどうも初めまして、水戸遥と言います!
これから末永くよろしくお願いいたします。


最凶との出会い
第一話 「再開」


「おはよう、ふうちゃん」

 

まだ半分寝惚けたままの私、宮本風歌 《みやもとふうか》は身体を起こす。

横に居たのは私の双子の妹の、宮本冷歌《みやもとれいか》だ。

「おはよう、れいちゃん」

 

そう返事を返しながら台所に向かう。今日は久しぶりにあいつらに会うのね……。

 

コンコン

 

慎ましいノックの音が部屋に響いた。

 

「私が出るから、お姉ちゃんはご飯つくってて」

 

このノックの音は私達の幼馴染で親友の白雪だ。

 

「いらっしゃい、しーちゃん」

「お邪魔します」

 

と、

 

「れいちゃん、しーちゃん、ごはんできたよー」

 

すぐに二人は食卓に着いた。

 

「あれ、その重箱は?」

「あぁこれ?キンちゃんのために作ったの」

「「やっぱり!」」

「しーちゃんは、相変わらずキンジLOVEだね」

 

ご飯も食べ終わり、身支度をして三人で寮を出る。ちなみにいうと白雪は隣に住んでいる、というか、わざわざ隣にしてもらった。

 

――ピン、ポーン――

 

と白雪にチャイムを鳴らしてもらった。

 

「なんだ、白雪か……っ!」

 

ドアを開けた私達の幼馴染みである遠山キンジがいた。

 

「おはよう、キンちゃん」

「なんでお前らもいるんだよ……」

 

そう言ってる間に私達は部屋に上がる。

 

「まあまあ、キンちゃんそうがっかりするなって」

「あ、キンちゃん、おはよう」

 

誰がキンちゃんだと言っているキンジをスルーしつつ、白雪も部屋に上がってくる。ちなみに、キンジは玄関先で頭を垂れていた。

 

 

 

 

 

その後白雪と持ってきた朝食(重箱)を食べさせた後、ミカンを剥いてあげてる白雪に対し、キンジは

 

「え~と……いつもありがとな、白雪」

 

日頃の感謝も込めてキンジは言ったのだが、

 

「えっ。あ、キンちゃんもありがとう……ありがとうございますっ!」

 

と何故か白雪が言い、三つ指をついて深々と頭を下げる。

その際、制服の胸元が少し弛んで、白雪の深い谷間が覗いており、黒いレースの下着が見えた(らしい)。

キンジは外を見に?窓に向かったが、キンジの方を(窓を介して)見ると、ひたすら何かに耐えているような顔をしている。

あー……どうだろう?と思うがなんとか大丈夫そうだったので

 

 

「はい、キンちゃん、防弾制服」

 

と白雪が言いつつ、()()()()を持ってきて、私達は()()を持ってくる。

 

「始業式くらい、銃は持っていかなくてもいいだろう」

「「「ダメだよキンちゃん、校則なんだから」」」と三人そろって言う

 

そう。武偵高は校則で『学内での拳銃と刀剣の携帯を義務づける』とあるのだ

ちなみに、キンジが使っている拳銃はベレッタM92F。米軍で正式採用されている銃だ

 

「それにまた、『武偵殺し』みたいなのが出るかもしれないし……」

「「武偵殺し?」」

 

さっきまでは弄るチャンスをみようとしてあまり口を出さなかったが、聞き慣れない言葉が出てきたので思わず聞き返した。

 

「うん、武偵を狙った連続殺人事件だよ」

「その犯人は逮捕されたけどな」

 

白雪が説明してくれて、キンジが捕捉を入れる。

 

「じゃあ、なんで捕まったのにそいつがまたでてくるんだ?」

「正確には出てきてないんだけど、模倣犯が出るかもしれないし……もしキンちゃんに何かあったら、私……ぐすっ……私っ」

「あー、分かった、分かったから!」

 

そう言いつつ、キンジは机の引き出しからバタフライ・ナイフを取りだし、連続開閉する。

 

「キンちゃん、凄い!やっぱり先祖代々、正義の味方って感じだよ」

「相変わらずそれだけは得意だよねー、バカのくせに」

「……止めてくれよ、白雪。ガキじゃあるまいし。後、『バカ』は余計だ!」

 

と言うやり取りをしつつ、キンジはPCの電源を入れる。

 

「お前らは先に学校行っててくれ。俺はメールチェックしてから行く」

「あっ、ならお掃除とかお洗濯とか……」

「いや、いいよ。風歌共は転校手続きと白雪は生徒会があるだろ?だから先に行ってな」

 

とキンジが言うと私達は渋々頷きつつ、

 

「じゃあ、キンちゃん、後でメールくれると嬉しいです」

 

と白雪が言いのこし、私達は出ていった。

――さて、今の流れの中に1つ気になることがあったので風歌は。

 

「キンジ」

「なんだ、風歌?」

「お前にメール送ってくれる友達なんていたのか?」

「さっさと行け!」

 

いや、だってあのキンジだぜ?そう思っても仕方ないじゃん?本人も否定しなかったし。

 

そして、私達は7時58分のバスに乗り込んだ。

 

――後に、キンジはこの7時58分発のバスに乗れなかったことを悔やむことになる。

 

伝説に残るであろうパートナーと最低で、最悪な出会いをしたのだから

 

 

 

 

 




どうだったでしょうか、不定期に投稿していきますので、気長にお待ちください。
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