東方転生日記   作:露機

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プロローグ

 

ある時ある場所で4人の少年が同時に死んだ。

1人目は、仲間思いだった。

彼は、最期まで仲間の安全を願っていた。

2人目は、病弱だった。

彼は、最期まで家族の幸せを願っていた。

3人目は、空想が好きだった。

彼は、最期まで数少ない友人の安泰を願っていた。

4人目は、動物好きだった。

彼は、最期まで世の中の動物の繁栄を願っていた。

神は、彼らに名前と能力を与えた。

そうして、古代へと飛ばした。

彼らの冒険が始まる。

 

 

 

 

 

真っ白い部屋で、仲間思いの少年が目を覚ました。

「ここは・・・?」

「起きたね“仲間思い”くん!君が一番だよ!ほかの子達が起きるまで待っててね!」

「ちょっっと待って!ここは何処で貴方は誰?」

「ここは神の部屋で僕は神様!詳しい説明は皆が起きてからするからね!」

ぐるりと見回すと、四つのベッドがあり、一つは空っぽの『仲間思い』

隣は『病弱』その隣は『空想好き』またその隣は『動物好き』

それぞれの名称のようなものだろう。

“仲間思い”は、まず“病弱”を起こすことにした。

「“病弱”くん、起きて!おーい!朝だよー!もうお昼近いよー!」

「飯食い損ねる!ってあれ?ここどこだ?お前誰?」

「詳しいことは全員起きてから。とりあえず全員起こして。あ、俺は“仲間思い”だ。よろしく」

「わかった。もう知ってると思うけど俺は“病弱”だ。こちらこそよろしく」

2人は“空想好き”と“動物好き”を起こした。

しばらくだべっていると、『神』が入ってきた。

「全員起きたね!じゃあ説明するよ!“仲間思い”くんにはもう言ったけど、ここは神の部屋で僕は神様!よろしくね!で、君たちが一番気にしていること!なぜ自分がここにいるのか?それはね、君たちが最期までほかのもののことを願っていたから!それから、四人同時に死んだから!なかなかこんなことは無いよ!だから、今度こそ自分の幸せを考えれるようにって、僕らのボスから君たちを転生させるようにっていうお達しが出たんだ!飛ばす世界は東方Projectの世界の古代!八意永琳が月に行く前だね!そしてそして、人間のままだとぽっくり逝っちゃいそうなので、種族と能力、あと名前を与えマース!

まず“仲間思い”くん!君は現人神のカリ!能力は【与える程度の能力】!

次に“病弱”くん!君は魔法使いのシオン!能力は【借りる程度の能力】!

それから“空想好き”くん!君は妖精のパリス!能力は【変える程度の能力】!

最後に“動物好き”くん!君は狼獣人のルナー!能力は【悟る程度の能力】!

これ連絡用の水晶ね!全員首にかけとくこと!困ったことがあったら言ってよ!

じゃあ皆、行ってらっしゃい!」

神のセリフが終わった途端、部屋が眩しい光に包まれた。

目を瞑ると、浮遊感が体を包む。

「今度こそ、幸せになってね。

ー僕の、かわいい子供たち」

神は、4人に加護を与えた。

不老不死の加護を。

幸福の加護を。

 

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