私の体験記   作:ぼつちやん

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ふと少し昔の出来事を思い出し、これなら面白くはなくともネタにはなるのでは?と思い書かせていただきました。
イメージとしてはテレビ、特にバラエティ番組でよく見かける再現VTRですね。筆者である私の役を比企谷くんが、その他私の周りでいた人たちを彼の周りの人たちが演じてくださってる。そんな感じです。
ちなみに村上春樹氏の「1Q84」本編とは一切関係ありません。読んだことがないんです。そのうち読んでみたいなとは思ってますが…
今回もオチが見え見えの駄作ですが、まあ同じような経験をした方などいらっしゃればコメントなどくれると私は救われるでしょうね…(遠い目)
ではまた後書きで。
どうぞ!




いちきゅーはちよん

魔法以上のユカイが限りなく降り注ぐこともなければ超能力でもないしヤツが問題でもないが、ある晴れた日のこと。休日だった。

集めている単行本の新巻が発売されたので書店へと足を運んだ時のことだ。

「お、あったあった。コ〇ンの最新巻」

目的の品を見つけたので手に取ろうと、そう思ったのだが

「いやいや、折角十数分もかけて店まで来たのに店にいる時間が数分だなんて勿体ねぇな」

少し時間をかけて来たので、せっかくだしもっと本を見て回ろう。

そう思ったのが俺の、ささやかな、本当にどうでもいいくらいにささやかな悲劇の始まりだった。

 

・・・

 

幼い頃から読書をしていたわけでもないしかといって物心ついたあとも読書という習慣がなく、小説の一種、ライトノベルにハマったのが高校生になってからというのもあり、以前までは縁のほとんどなかった書店にいるというのが少し新鮮に感じるのだろう。少しワクワクしながら特に目的もなく書店をぶらついていた。

目に入ってきたのは小説のコーナー。

「ラノベは読むけど小説はほとんど読まねぇな…どんなのがあるんだろ」

ほとんど好奇心で足を踏み入れてみた。

読まないけど知識が皆無というわけでもない。さすがに芥川龍之介だとか夏目漱石だとか太宰治だったりは知っている。

あと、ホラ。毎年ノーベル賞のシーズンになると騒がれる

「村上春樹か。毎年名前は何かと聞くことがあるな」

ホント、ただただ聞いたことある名前だな、それくらいの気持ちで立ち止まったんだ。

名前が毎年騒がれる、ということは彼の作品も何かと耳にするわけで

「ノルウェイの森…はなんかうちの現国の先生が嫌いだとか言ってたな…」

ていうか村上春樹自体そんなに好きじゃないと言っていた気がする。なんで毎年文学賞ノミネートされるんだろ、とも言っていたような…なんかそこまで言われてると可哀想だし、逆に読みたくなるよな。今度機会があれば読んでみるか。

そんなことを考えながら彼の作品のコーナーに視線をめぐらせていると

「IQ84?」

へ、バカじゃん(笑)そんな印象を持った。

あまりの低脳さにインパクトを受けすぎたのだろうか、他の作品のタイトルが目に入ってはいたのだろうが今では思い出せない。

バカみたいな理由で満足感を得た俺は

「っと、コ〇ン買って帰るか。」

この世であなたの愛を〜、と心の中で歌いながら目的の品を手に取りレジへと向かった。

 

・・・

 

それから数日経ったこれまたある晴れた日のこと。いや、少し曇っていたか?そんなことはどうでもいいか…

その日は平日、つまり学校のある日だ。

俺はぼっちで友達と彼女はいないが、「同志」となら呼んでもいいんじゃないだろうかというくらいの相手ならいる。

そうだなー、最近だと「俺ガ〇ル」っていうぼっちでひねくれ者な男子高校生が主人公のラブコメ作品の話でよく盛り上がったりする。アレ面白いよなー。特に序盤から主人公に想いを寄せてるお団子頭でちょっとアホの子なヒロインとかもう最高じゃね?皆さんも是非!

と、そうじゃないな。そう、俺には同志がいる。

「けぷこんけぷこんおこぽーんもるすぁ!」

え、何これ?咳払いなの?と思わず突っ込みたくなるくらい盛大な咳払いをしたこいつ、「材木座義輝」。こいつこそ俺の唯一にしてオンリーワンな同志なのだ。あれ?少し意識がハイになってるような。自重しよう…

「どうしたのだ八幡。貴様から書店へ行こうなどと誘ってくれるとは珍しいではないか」

ホントいちいち鬱陶しい話し方するなこいつは…

「あ、あぁ、今日はニ〇コイの最新巻が出るみたいでな。暇ならついてこねぇかと思ったんだがお前基本いつも暇だもんな。俺と同じで」

「ふん、愚問だな。そうだ、我はいつも暇だ!八幡と一緒で」

「…」

「…」

二人して悲しくなってきた。

「まあそんなのいつものことだ。それより行こうぜ」

「そ、そうだな…」

キャラブレてるなこりゃ…わかりやすいやっちゃなコイツ。

 

・・・

 

その日は学校の近くにある書店に来ていた。

今となっては家の近く、といっても数キロ離れてはいるが、そこの店でできるだけ買うようにはしているので最近は行くこともない書店だ。ポイントカードがあるからね〜。ポイントカードの魔力スゴい!

まあそんなこともどうでもいいか。

二人で学校を出て、さっきのようなアホみたいなノリだったりさっき紹介したガ〇ルの話だったりーアイツはお団子頭の子よりあざと可愛い後輩の乱入ヒロイン派らしい。わかってねぇな…ーをしているとあっという間に目的地へ。

店内に入る。

「お、あったあった」

早速目的の品を見つけた。

すぐによし買って帰ろう、とはやはりならないものである。

「そういえばお前ニ〇コイだと誰推し?俺はあの赤リボンのパツキン姉ちゃんなんだけど」

アニメだと声が一緒だからってのが影響しているのかもしれない。 少し単純すぎるだろうか…そう思いながら返ってきたやつの答えは

「我はその赤リボンの次のヒロインである髪が左右非対称的な子…の妹君を推しているが八幡?」

無駄な心配だったようだ。ホント男って単純!まあ俺も男ですけど。

こんな他愛のない話をしながら店内を巡る。

しばらくして足を踏み入れたのは小説のコーナー。そしてまたも立ち止まったのは村上春樹の作品が並べられた所であった。

そこで俺は数日前に地元の本屋で見た彼の作品のタイトルを思い出した。

「なあお前、この村上春樹って人の『IQ84』って知ってるか?チョーアホそうで初めて見た時は一人笑いそうになったんだけどさ」

少し思い出し笑いが入ったのだろう。自分でもわかるくらいに高揚した声で材木座に問う。

やつは言いにくそうに少し間を空けて、やがて宣った。

「…IQ84なのは貴様の頭ではないのか八幡よ?…それは『1Q84』(いちきゅーはちよん)であるぞ同志よ。」

世界が凍りついた。なんか後ろ通りすがってたお姉さんとかこっち見て笑ってたような気がするけどそんなの気にしない、ていうか気にしたくないので思考を停止した。

 

・・・

 

その後の記憶はあまりないが確かに言えることは目的の品は買ったことと、材木座がマッ缶…はなかったからスーパーで練乳奢ってくれた、ってことだな。

ていうか書店なのにいつものバカでかいトーンで話すなよ!そりゃお姉さんもこっち見るよ!アイツいつか仕返しする。絶対ニダ…

皆も勘違いや思い込みには気をつけようね!




今回も私の中では初となる「材木座義輝」くんに登場していただきました。違和感などなかったでしょうか?いやまあ、本家では八幡と材木座が放課後に普通に出かけるなんてイベントはあまりないので違和感だらけかもしれませんが…(^^;
実際の私の同志の彼は太ってませんしあんな咳払いしませんし厨二病でもありませんがまあ、現国で本読みしたりすると高確率でクラスに笑いが起こるような一歩間違えりゃ私と同志なんてやってなくてリア充ウェイウェイしてんじゃね?ってやつなんですがね。(ちなみにちょっとアホの子)なんだかんだ愛せる?という点では同じかもしれません。
話は変わりますけど本文についてですが…ハルヒネタ使いすぎ?やっぱそうですよね( ̄▽ ̄;)どうしても「ある晴れた日のこと」って書いちゃうと脊髄反射なのかよってぐらいの勢いで魔法以上の((ryって入力しちゃうんです…お許しください…
さて、今回もまあ面白い、とはいえないと思いますが読んでくださった方がいらっしゃるのなら御礼申し上げます。ありがとうございます。感想やアドバイス、何か意見などございましたらお願いします!返信します!(←誰得?)
一応設定はシリーズにしてますがもしもう特に何もネタが浮かばなければ(というか筆者が何も思い出さなければ)このシリーズはこれにて完結になります。
自己満足で書いてますからね…ホント、掲示板とかで面白いの書いてる人たち尊敬しますよ。どうやったらあんなの書けるんだろとか考えてはいますが浮かびませんね何も…
まあまた気が向いたら何かやろうと思います。それでは、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!
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