ONE PIECE《エピソード・オブ・アンカー》 作:蛇騎 珀磨
いつも見ていた青い海。アンカーが見ているのは、それとは違う『青』。他の船員たちは『ソラ』と呼んでいた。
タイヨウの海賊団の一員となったアンカーは、自分が無知であることに改めて気付かされた。海の上には空があり、雲があり、太陽があると初めて知ったのだ。人間以外にも、水の中では生きられない生物がいることも知らなかった。
海賊団の中には、かつて天竜人の奴隷だった者たちが乗っている。その中には、医者だったり、兵士だったり、海賊だったり、教師だったりと、様々な職種の者たちがいた。彼らの唯一の共通点は、天竜人の奴隷であった証の烙印。それを隠すため、タイヨウの海賊団の船員たちは新たな烙印を体にその名の通り焼き付けた。無論、アンカーも例外ではない。
熱を帯びて赤くなった鉄の焼印を押し当てる。作業はこれだけだが、問題は後の方だ。押し当てた部分の皮膚が爛れ、皮膚の下にある血管が切れ出血。治癒していく間にも浸出液が噴き出し、皮膚は再生していく度につっぱるような感覚を覚えた。
因みにアンカーは、噴き出した浸出液が乾く度に剥がしていたのだが、船医のアラディンに怒られた上に完治するまで両手を括られて過ごすハメになった。今はもうすっかり完治している。
その最中、タイヨウの海賊団は戦いを強いられてきた。原因は船長であるフィッシャー・タイガー。戦いの相手は海軍であり、アンカーが嫌う人間たちであった。
海軍がタイヨウの海賊団を追う理由は2つ。
“海賊であること”と“奴隷解放という大罪人”であるということだ。
海軍は戦いの最中でも、天竜人の奴隷を引き渡せと要求するが、それに従う者はいるわけがない。
戦いに挑み、倍返しを喰らい、食料や武器などを奪われる。海軍が敗北し続けている内に、タイガーとジンベエの首に賞金が賭けられていた。アンカーのことは、新聞に小さく取り上げられている程度のものだった。それに対して不満の意を露にしたのは、他でもないアンカー本人である。
「『魚人海賊団に協力する人間現る』だと? ワタシは魚人だと何度言わせれば気が済むんだッ!」
その記事の著者の名前は“アブ”と表記されており、一体どこから見ていたのだろうかと思わせる細かな記載がされてあった。おそらくは海軍の者ではない。そもそも、海軍がそんな情報を漏らすわけが無い。
「......あと、ここ。何て書いてあるんだ?」
「えーっと...『尚、この人間は女性であると思われるが、残念なことに立派なまな板である。魚人海賊団にまな板とは、皮肉にも程がある(笑)』...だな、ニュ〜」
船上がどっと沸く。
中には必死に笑いを堪えている者の姿もあるが、大半の者は大爆笑していた。それについて行けないのは、やはりアンカー本人である。
「......どういう意味?」
「ニュ〜...そ、それはだなぁ」
ハチが控えめに説明する。子供とは言えども女性であることに変わりはない。新聞の記事で、胸が小さいと皮肉られて気を悪くしない女性はいないと考えたのだ。だが、そんな予想をアンカーは裏切った。
「コイツ、魚人をそこらの魚なんかと一緒にしたのか......殺す」
船員たちの中から咄嗟に「そこかよ!」だの「違ぇよッ!」だのと声が上がる。
「──はあ? ワタシの悪口? ......どれが?」
「ここだよ、ここ!」
「まだその字わかんないし...」
「お前の胸が小さいって書いてあんだよッ!」
アンカーの表情に変化が現れる。それは『不愉快』でも『羞恥』でもなく、ただの『疑問』。どうして周りがこんなにも騒ぐのかが分からない、といった様子で首を傾げる。
しばらく考えた末、アンカーは1つの答えを思いついた。
「ワタシ、元々胸無いよ。言ってなかったっけ?」
もしかしたらと、尋ねてみる。
思った通り、彼らは知らなかった。アンカーにあるべき胸は、コバンザメ特有の吸盤により目立たなくなっているという事実を...。
「胸が小さいのは本当のことだし気にしないよ。戦う時には邪魔でしかないしね。何? ......アンタら、そんなことで騒いでたの? 男は野蛮だなあ...」
その一言で、血の気の多い男たちはキレた。
それぞれエモノを手にし、得意な攻撃をアンカーに向けて仕掛ける。
刃を振り回す者を、ひらりひらりとかわす。大きな体でのしかかろうとする者を、飛び跳ねて頭を抑え込んで倒す。魚人空手で攻撃してくる者を、同じく魚人空手で捌く。ある者はアンカーに向けた拳をよけられてしまい、その先にいた者と同時打ちになった。
アンカーはこの中で1番非力だが、1番弱いわけではない。むしろ強い部類に分けられる。その秘密は、相手の力を利用して攻撃をする...合気道に近い立ち回りのお陰であった。誰に習ったわけでもない。幼い頃から襲われる日々の中で、自然と覚えていったものである。
「いい加減にせんか貴様ら!!」
そんなアンカーの立ち回りも、ジンベエの怒号と愛ある鉄槌により終わりを迎えた。
◇
魚人海賊、タイヨウの海賊団が魚人島を発ってから3年。当初から変わらず海軍たちに追いかけ回され、返り討ちにする日々。タイガーやジンベエの首を狙って、名を挙げようとする海賊たちも現れるようになった。
タイヨウの海賊団の存在は、地上の人間たちに少しずつ知られていく。アンカーの存在は、当初と変わらず“人間として”世に知れ渡っていた。本人の嘆きも怒りも世界は知ったこっちゃない。今日も太陽が昇り、炎のように赤く輝きながら沈んでいく。
今日も、敵と戦う日々。
「ほんとに人間がいやがった...!」
「おい、女! なんでテメェは魚人の味方なんかしやがる!?」
噂を聞き、名を挙げるために攻め行った船の中で海賊たちは問う。
アンカーはそれに答えるように武器を手にした。
「ワタシは魚人だー!!」
船の上、海の上で、今日もアンカーの嘆きと怒りの声が木霊した。
新世界のとある島にて、不足になりがちの食料や武器などの調達を済ませる。その島に住むのは人間で、誰もが恐れを抱いた眼差しを向ける。慣れてしまえばどうということはない。しかしながら、アンカーに向けられる眼差しは恐れとは違うモノを感じられた。
「魚人のおじちゃん!」
声をかけられ全員の足が止まる。
大きな荷物を持ちながら重さを感じさせない動作で振り返り、その声の主を上から見下ろした。
声の主は、子供。大人たちの制止を振り切り、汚れた顔とは裏腹にキラキラと輝いた目で見つめてくる。
「3年前はありがとう! 僕、生きて家族に会えた!」
そう言った子供のボロボロの服から見え隠れしているのは、竜の蹄の刻印。“3年前”というキーワードで、この子供もまた元奴隷だったのだと分かる。
シシシッ、と欠けた歯を見せびらかすように笑うと、子供は大人たちに連れられて去って行った。
「人間も“ありがとう”なんて言えるんだな...」
「フンッ。子供だろうが人間に変わり無ぇ。今はアレでも、大人になりゃ他の奴らと大差なくなるだろうよ」
「子供のまま大人になれる奴なんていない...か」
引きずられるように去って行く子供は、小さい手をちぎれるくらいにぶんぶんと振り続けている。その姿を、どこか寂しそうに見つめるアンカーがいた。
「──もし。フィッシャー・タイガー殿とお見受け致します...」
調達も終わり、そろそろ出航しようかという時にその声がかかる。タイガーがその声の主の側まで歩み寄ると、目の前には数人の人間の大人と、お手本のような笑顔の少女がいた。まるで、その笑顔を顔に貼り付けているようで、アンカーは気持ち悪いと思った。
「この子は、3年前に貴方の起こした騒動でこの島に流されて来た子供です。既にお会いになられたとは思いますが、この島にも連れ去られた子供がおります。おそらくは、その子供と一緒に逃げ出して来たのだと......」
「何が言いたい」
「はい...。聞けば、この子の故郷は随分遠くの島にあるらしく、この辺の海には凶暴な海獣もおります。我々はこの子を故郷に帰してあげたい。だが、我々にはとても......。──無理を承知でお願い致します。我々の代わりに、この子を故郷まで乗せて行ってはくださらんか...」
タイガーは少女を見つめる。誰がどう思っていようと、船に乗るのはこの少女だ。少女が望まないのなら、このやりとりは全て無駄になる。
少女は、自身を『コアラ』と名乗った。
ボサボサの頭にボロボロの服。笑顔を顔に貼り付けて自ら船に乗ることを望んだ。
タイガーは二つ返事で了承する。船員たち......特に、ジンベエ、アーロン、アンカーの3人は猛反対したが、聞き入れてはもらえなかった。
アンカーはコアラを無視。アーロンに至っては、貼り付いたような笑顔にイラつきを抑えられず暴力に走った。それでもコアラは、その笑顔でいることを続けた。その理由は船医のアラディンが説明する。
「奴隷だった頃の習性に染まっちまったんだな。笑顔をやめた途端に殺されたり、手を休めただけで殺されたり...。そんな奴らを目の前で見てきたんだろう」
腕を組みながらしみじみと語る。その言葉には真実味があった。それもそのはず。彼もまた、天竜人に飼われた元奴隷なのだから...。
「あの子供とは、全然違うな」
キラキラと輝いた笑顔をみせびらかしていたあの少年のことを思い出しながら、誰にも聞こえないような声で、アンカーはぽつりと呟いた。
◇
見覚えのある家。見覚えのある男と女。
女はすすり泣き、男はぎこちない笑顔を向けてくる。
ああ...ワタシの家だ、とアンカーは眺めていた。その光景を眺めているだけだった。
女が泣いている。それが母だとすぐに気付く。
男の笑顔が気持ち悪い。それが育ての親だと気付いてしまった。
アンカーが物心つく時には既にその状態だった。
普段、目を合わせてくれない母親。彼女が目を合わせてくれる時は、いつだって罵られた。涙を流しながら、罵声を浴びせながら、あらゆる物を投げつけられ、たくさん殴られた。
ぎこちない笑顔の育ての親。彼の本当の笑顔を見たのは一度だけ。友人らしき者たちと、楽しそうに笑っていた。それが、最初で最後の笑顔だった。
彼らは、揃ってアンカーに言う。その言葉が、アンカーにとって呪縛になるとも知らずに......。
「だって、お前は──」
「───っ!?」
無意識に体を起こした。寝汗の量が尋常ではない。アンカーは夢を見ていたのだ。懐かしい姿の母と育ての親を眺める夢。
「はっ...。忘れられたと思ったのに...」
長い間、見ることのなかった夢。おそらくは、少し前に船に乗ることになった少女...コアラの存在がきっかけだろう。殺されたくないから笑顔を止めず、泣くのも我慢していたコアラに対して、タイガーは「泣けばいいじゃねぇか!」と声を荒げた。それ以来、コアラは心を開いたらしくタイガーを始め、他の魚人たちと接するようになった。
それから数日。
アンカーは毎日この少女の顔を見るハメに陥る。タイガーの船長命令により、同じ部屋での寝起きが命じられたのだ。
コアラは、アンカーと少し似ている。違うのは親が生きているということと、殺意を抱いたことがないこと。それにあと1つ──。
「──夜風に当たるか...」
再び眠りにつこうとするが、夢の内容がフラッシュバックする。とても眠れそうにない。
甲板に出る扉を開けると、月明かりに照らされたアーロンと出会した。
「珍しいな。お前が、夜中に起きて来るとは。...どうした?」
「そっちこそどうしたのさ。月見酒ってわけじゃなさそうだし...」
「なんとなくだ」
「ハハッ。アーロンらしい」
何を語るわけでもなく、ただ月を眺めて時間を潰す。月が傾いたと分かるようになった頃、沈黙を破ったのはアーロンの方だった。アンカーに「ちょっと待ってろ」と告げて去った後、しばらくして酒を持って帰って来た。
「月見酒だ。付き合え」
「1杯だけね......」
グラスに並々に注がれた酒を、零さないようにチビチビと口を付ける。月明かりで黄金に輝いた酒がゆらゆらと揺れ動いていた。量が半分くらいになるまでは、ずっと黙ったまま。先程の質問に答えたのは、それからだった。
「アーロン...。アンタは、ワタシのことをどう思ってる?」
「なんだ、急に」
「さっきの“どうした?”の答えだよ。あまり、よくない夢を見たんだ。...お母さんと、育ての親の夢」
アーロンは酒を飲むのを止めた。
「ワタシの出生は話したろ? お母さんが死んだ後、育ての親は行方不明になった、って。実は、違うんだ。育ての親は行方不明になったんじゃない。......死んだんだ。ワタシが、殺した」
「.........」
「驚いた、よね...ごめん。アーロンは、同族殺しを嫌うって噂で聞いていたから黙ってたんだ。しかも、相手は仮とはいえ親だしね」
アンカーが育ての親を殺した理由は“生きるため”だ。恋人のいる前では、優しい男であるフリをした。ぎこちない笑顔はそのせいだった。10年も我慢した。育ての親は、アンカーに殺される前にそう叫んだ。
「大きくなるまで...高値で売れるまで待って、人間共に売り付けるために!」
それが、育ての親の最期の言葉。
「目の前の奴らを敵だと思った。殺されると思ったんだ。......気が付いたら、向こうが死んでいた。真っ赤に染まった手や服を見て、自分が殺したんだって分かった」
アンカーは、自分の手を見る。過去に見た真っ赤に染まった自分の手を思い浮かべながら、あまり変わらないな...と苦笑する。変わったのは手の大きさくらいである。
アーロンはその様子をじっと見つめる。僅かに残った酒を煽るように飲み干し、アンカーを真っ直ぐ見つめ、その名を呼んだ。
「過去にお前がどんなことをしていようが、俺が口出しするつもりは無い。お前は、俺が認めた仲間だ」
「アーロン...」
「そ、それに...お前はッ」
言葉を詰まらせ、咳払いを繰り返す。
その先の言葉がアンカーにとって呪縛であるとも知らずに、不器用な男の言い回しは紡ぎ出される。
「お前は──」
お前は──
「──特別、だからな」
──特別(バケモノ)だ。
◇
「アンカーはまだ、船の底か...」
肩を落とし、深い溜め息を吐く。
目の前にいるジンベエに尋ねたのは、船長であるタイガーのものであった。無言のまま頷く仕草を見て、タイガーは再び溜め息を吐いた。
「様子を伺おうにも、近付くだけで攻撃してきやがるし、話すら相手にしやしねえ...。それどころか、船に穴を空けるとか吐かしやがる。数日前に何かあったんだとは思うが、事情を知っていそうなアーロンでさえ何も話さねえ。......何が、いったい、どうなってんだ」
アンカーの姿は、船の底...海の中にあった。
コバンザメ特有の吸盤によって船底に張り付き、膝を抱えて丸まった状態で数日を過ごしていた。
今の状態に陥った原因は、自分を受け入れてくれたと思っていた者に「特別」だと言われたからであった。彼女にとってその言葉は呪縛であり、忌み嫌う者に使うものであると認識する言葉だった。
幼い頃、泣きじゃくりながら殴って来る母親に「特別とは何か?」と尋ねたことがあった。その時、彼女の母親は「バケモノだ。この世で最も、忌み嫌われる者のことだ」と言い聞かせた。幼い彼女はそれを信じ、母親が自分を殴ったり物を投げつけたりするのは仕方のないことなのだと思い込んでしまったのである。その態度が気に食わなくなった母親の虐待は更に酷くなるのだが、アンカーが誰かに助けを求めることは無かった。
そんな世界で生きていたのだ。
あの時のアーロンの言葉が、告白だなどと考えようがない。
「アイツだけは違うって、思ってたのになぁ...」
もう、期待するのは止めてしまおうか。そう考えてしまう自分に嫌気が差した。
「お腹、空いたなぁ」
元々、沢山食べる方ではないが、数日の間何も食べてないとなると腹も空くし虫も鳴る。その辺の海藻か貝でも...と辺りを見渡すが、岩場のない大海原では見当たらない。だからといって、腹の虫が鳴き止むわけではない。
「......仕方ない」
アンカーは船に上がることを決意した。
船に上がった途端、その場がざわついた。
何人かがアンカーに駆け寄るが、それらを全て無視。迷わず料理長の下に足を運んだ。
「肉」
「お、おう...」
調理されて出てきた肉を鷲掴みにし、礼も言わずにその場を離れる。焼きが甘かったのか、歯を突き立てると肉汁と一緒にドリップが染み出した。そんなことには気にも止めなかったアンカーの歩みを、ハチからの報告を受けて駆けつけたタイガー、ジンベエ、アーロンが立ち塞がり止める。
「......」
「......」
「......」
「......」
全員が互いの顔を見合わせ、アンカーにいたっては全員を睨み付ける。今やアンカーにとって彼女以外の生物は全て、敵も同然。
食べかけの肉片を全て頬張り、指についた肉汁を舐めとると、アンカーの食事は終了した。その場に残る理由は無い。もう1度、目の前の3人に視線を送る。...やはり、アーロンは目を逸らした。
「アンタが何を企んでるのか知らないけど、簡単に殺られるつもりは無いからね」
「何の話だ」
「ふぅん。そういう態度をとるんだね、分かった。じゃあ、しばらく1人にしてくれる? 近付いたら......殺す」
『殺す』のたった一言に込められた殺気に、その場にいた全員が悪寒を感じた。アンカーは、そんな彼らの表情を見ることも無いまま、再び船底へと戻って行った。
アンカーが船底へと戻ってから数分後。タイガー、ジンベエはアーロンを呼び出す。呼び出しのきっかけは、アンカーの発言であった。
本気で『殺す』と言うまでに到たった理由を知っていそうな者...つまり、アーロンにその理由を聞き出そうというのである。
いつもは威勢のいいアーロンが、2人を目の前にして俯きながら目を逸らす。
「......何か、知っているんだろう?」
「......」
「黙っておっても分からんじゃろう。知っていることは話せ」
「......」
「アーロンっ!!!」
アーロンは、兄貴と慕い、憧れる2人の問いに答えることができないでいた。
アンカーに特別な存在だと告白した途端、あの調子になってしまった。アーロンでさえ、アンカーのあの態度の理由が分からない。
額に青筋を浮かべたジンベエを睨み付ける。大声で催促して来た勢いに乗って、大声で「分かんねえんだよッ!!」と近くにあった壁を殴った。
「分かんねえんだよ...ッ。俺にもサッパリだ...」
顔を隠すように掌で覆い、鋭く尖った歯をギリリと鳴らす。理不尽さに、己の不甲斐なさに、憤りを感じずにはいられなかった。
そんなアーロンに、タイガーは優しく「お前が知っていることだけを話せ」と促す。
しばしの沈黙の後に語られたことに、2人が絶句したのは言うまでもない...。