ソードアート・オンライン ある少年の歩んだ軌跡   作:アゲハ蝶

5 / 11
前回の設定について

アスナとキリトが同い年という設定についてですが、あえて変えています。この後の日常編に繋がる布石とでも言うべきものです。


第5層

「……なあ二人とも、今日はさ、その……」

 

「何?ナオト君。言ってくれないとわからないよ?」

 

「あのさ、一緒に寝てもらってもいいかな……?」

 

「へ?……いいよ。キリト君もいいよね?」

 

「お、俺はその……」

 

「キリト君!!」

 

「わ、わかったよ。しょうがないな……」

 

「ホント、すまないな。オレが弱いばっかりに……」

 

「それは違うぞナオト。お前が今まで一人で背負いすぎただけだ。むしろこれで正常な奴だ」

 

「そうだよナオト君。だから今日は3人で並んで寝よっか?」

 

「うん……」

 

「よし、3人で布団並べるぞ!アスナとナオトも手伝えよ!」

 

「「わかった」」

 

そして3人で仲良く布団を並べた後・・・

 

「「「おやすみ」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

「起きてるか?アスナ」

 

「起きてるよ……」

 

「ナオトもう寝ちまったな。にしても、一体こいつに何があったんだろう……?」

 

「わからない。でも、怖がってる……」

 

「何を?」

 

「大切な人を失うを怖がってる。失わないためなら、それこそ自分の命さえ捨ててしまう程……」

 

「……だったら、俺たちがそばにいてやらなきゃな」

 

「……そうね。でないと、ナオト君壊れちゃうよ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……母さん……』

 

「「!!」」

 

『……母さん、どこにいるの……?』

 

「大丈夫よ、ナオト君。ここにいるよ……」

 

『……もう、どこにも行かない?』

 

「大丈夫だよ、ナオト君。もうどこにも行かないから……」

 

『……ホント?もう、オレを置いてったりしない……?』

 

「そうだよ。だから安心して眠っていいよ……」

 

『……ありがとう、母さん。オレ、少し休むね……』

 

「お休み、ナオト君……」

 

そう抱きしめるアスナには母性が溢れていた。

 

 

 

 

「……なんかアスナの将来見てるみたいだな……」

 

「へ?」 ボンッ!

 

「ちょ!?何言ってるのよキリト君!」

 

「い、いや、つい……」

 

(で、でも、キリト君との子供だったらなあ……」

 

「アスナ、途中からだだ漏れ……」

 

「え?マジ!?」

 

「うん。オレとの子供がどうのこうのって……」

 

「はぁ……こんな形で伝わるなんて……」

 

「そ、そのもしかしてそれって……」

 

「キリト君、大事な話していい?」

 

「え!?あ、はい……」

 

「あのね、キリト君。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしは、キリト君の事が大好きです。

 

 

 

 

 

 

だから、結婚してください」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ずっと、俺もアスナの事が好きだったと思う。だから……

 

 

 

 

 

 

俺でよければ、結婚してください」

 

そう言いながら、キリトはおもむろに両腕をを伸ばしてアスナの体を抱き寄せた。

 

そのまま、桜色の唇を自分の唇で塞ぐ。

 

 

 

 

「俺の命は君とナオトのものだ。だからアスナのため、ナオトのために使う。最後の瞬間まで一緒にいる」

 

 

「……わたしも。わたしも絶対に2人を守る。これから永遠に守り続ける」

 

 

 

 

 

 

「……だったらオレは、二人をこの命と引き換えにでも現実世界に帰してみせる……」

 

その夜、オレには守りたいものが出来た。




はっきり言います。

この話、相当難産でした。

視点とか、口調の一時的な変化とか。

最初ナオトが少し子供っぽい口調に一瞬なりましたが、あれはわざとです。


最後に。




感想、待ってまあ~~~す!!!!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。