超次元ゲイムネプテューヌ XENOVERSEmk2 作:ヤサイ人
「うん?なんか広い所に出たな」
「あ、そこじゃない?なんかそれっぽいのがあるわ!」
「はいっ!・・・あれ?何か聞こえるです?」
ゲイムキャラを求めバーチャフォレスト最深部を探索し、何時しか神秘的な雰囲気を漂う何かありそうな木々が広がった場所へと辿り着いた。しかしそこからは何かを壊そうとする音が鳴り響いていた。
「何か、壊そうとしてるような・・・ダ、駄目!やめてください!」
「ああ?邪魔すんじゃネェよ。誰だテメェら!?」
ネプギアの叫びにその人物は苛立ちながら振り返った、それは緑髪に鼠色の肌、鼠のようなパーカーを着用し、手には鉄パイプを持った非常にぺたんこな少女だった。
「こっちの台詞です!ゲイムキャラさんを一体どうする気なんですか!?」
「消すに決まってんだろ?こいつぁ、我々マジェコンヌにとって、目障りな存在だからな」
マジェコンヌの名を聞いてアイエフが反応した。
「アンタ、マジェコンヌの一味なの?」
「へっ、教えてやる義理はネェが・・まあいい、耳かっぽじってよく聞きな!犯罪組織マジェコンヌが誇るマジパネェ構成員、リンダ様たァ・・・」
「構成員?てことは下っ端?」
「下っ端ですね」
「下っ端さんです」
「いや、下っ端以下の雑魚だろ?」
リンダと名乗ったのに下っ端の言葉を最後まで聞かずに、女神一行の思い思いの言葉に下っ端は怒り、耳まで真っ赤に染まった。
「なっ・・・!?誰が下っ端だぁ!?誰が!?それにそこの蒼いの、誰が雑魚だぁ!?」
「うるさいわよ、下っ端のくせに。ほら、さっさとそこを退きなさい。下っ端のくせに生意気よ」
「下っ端さん、お願いですから邪魔をしないでほしいです」
「下っ端が相手なら、勝てるかもしれない・・・」
「雑魚なんて無駄な戦いになるのは目に見えている。さっさと自分の家に帰ってミルクでも飲んでろ」
「ぬ、ぐ・・・どいつもこいつも下っ端下っ端連呼しやがって・・・」
顔を下に向け怒りに顔を歪ませを拳を震わせて怒る下っ端。その時、下っ端の体が黒いオーラに包まれ目が赤くなり空へ飛んだ。
「え!何が起こったんですか!?」
「下っ端さんも空を飛べるですか!?」
「汚染!?でも人間が汚染されるなんて聞いたことないわよ!?犯罪神の信仰が高いとこんな事も起きるの!?」
「違う!これは、まさか・・・」
「もうガマンできネェ!下っ端呼ばわりした事、後悔させてやる!まずはお前、その奇麗な顔をふっ飛ばしてやる!うらぁ!」
下っ端と連呼され下っ端の体はわなわなと震え、ついに堪忍袋の尾が切れた下っ端は空を飛ぶのをやめ、最後に下っ端と呼んだコンパに向かって手を向け気功波を放った。
「ひゃあん!」
「間違いない、これは俺の世界の歴史改変現象“凶悪化”だと!?」
「ははは!何か知らねーが、スゲー力が漲って来らぁ!次はアタイを雑魚呼ばわりした蒼いの、テメェだぁ!」
雑魚呼ばわりしたガーランドに鉄パイプを振り下ろした。が、その鉄パイプはガーランドの額に直撃したと同時にあらぬ方向へと折れまがった。
「な!?」
「いくら凶悪化したって、俺の世界じゃ武器に頼る奴は大抵雑魚でやられ役なんだぜ?」
「テ、テメェ、一体何者だ!?」
「俺は、ただの・・・サイヤ人だ」
「サ、サイヤ人だぁ!?」
「覚悟はいいな?」
額から血を流すが、ガーランドは痛がる素ぶりも見せずにそれを拭い下っ端を追って空を飛び容赦無しの拳を打ち込んだ。拳は下っ端の鳩尾に決まり下っ端は腹部を抱え、ガーランドはそのまま両拳を振り下ろし地面に叩きつけた。砂埃が晴れ次に現れた下っ端の黒いオーラが消え目に色が元に戻った。
「う、うげぇえ!?」
「あんた女相手でも容赦ないわね」
「俺は親父から女には優しくするように教えられてるが、敵なら話は別なんでな」
ガーランドは苦しむ下っ端を尻目に、アイエフと共に先ほど下っ端が鉄パイプを振るっていたゲイムキャラが安置されているであろう台座へと近づいたその時。
「きゃああああっ!」
「な!?」
突然の悲鳴に後ろを振り向くと、そこには地面に倒れているコンパの体を踏みつけ、ネプギアのセーラー服の襟首を持ち上げ、首を絞める男がいた。しかしガーランドはその男の姿を見て驚いた。
「ううっ!」
「何故だ!何故この世界に俺以外のサイヤ人がいる!?」
「ほぉ、そうか。お前がこの世界に現れたといサイヤ人か、しかもブルー族とはな」
「遅ぇよ、何してたんだよ!?ターレスの旦那!」
スカウターを付けサイヤ人の証である尻尾を腰に巻きつけた姿、孫悟空に似て異なる肌黒い男、別の歴史のゼノ世界で宇宙を暴れまわるならず者集団、クラッシャー軍団の首領、ターレス。
ようやくDBから強敵参上、はたして悟空がいなくてターレスに勝てるのか!?