超次元ゲイムネプテューヌ XENOVERSEmk2   作:ヤサイ人

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リハビリ、遭遇

緑が生い茂るバーチャフォレストに到着した女神一行は、ほどなく歩いた所でお目当ての犬のような耳と尻尾が生えたスライム、スライヌの群れを発見した。

 

「あ、いたいた。あれが討伐対象のスライヌよってあら?ガーランドは?」

 

「あそこでスライヌさんとおしゃべりしてるです」

 

「なぁお前、この辺で変わったモンスターを見なかったか?」

 

「ヌラーー!?」

 

コンパが指をさした方向にはスライヌの尻尾をつかみ上げ、観察しながら話しかけるガーランドの姿があった、だがそのせいでこちらに気づいていないスライヌまで気づいてしまった。

 

「何やってんのよ!?スライヌが喋る訳ないでしょ!」

 

「ん?この世界の動物は喋らないのか?俺の世界では犬とか猫とか喋る動物がいるぞ」

 

「あんたの世界と一緒にするんじゃない!それより、このクエストはあくまでネプギアのリハビリもかねてるんだから強いと分かってるあんたは戦っちゃだめよ」

 

「え~、つまんねぇ(ん?・・・近くに気を感じる?)」

 

「まったく、こっちがピンチになった時に助けてくれればいいんだから楽なもんじゃない。ネプギア、コンパ、行くわよ!」

 

「はいです!」

 

「・・・」

 

カタール、注射器と自分の武器を取り出し戦闘体制に入るアイエフとコンパだが、ネプギアは武器を取り出さずうつむき黙ったままだった。

 

「どうしたネプギア?戦わないのか?」

 

「・・・あ、は、はい!?行きます!」

 

「さあ、始めるわよ!」

 

急かされネプギアもビームソードを取り出しスライヌに向かっていた、強くないと分かっていたスライヌ達はネプギア達の連携に倒されていき、残りは後八匹となった。

 

「へぇ、みんな少しはいい動きが出来るな」

 

「よーし、後はこいつらで終りね」

 

「ヌ、ヌラ、ヌラー!」

 

「ヌラヌラー!」

 

「ヌララ!」

 

おや、スライヌ達が・・・!?

 

「ぬーーーらーーー!」

 

な・・・なんとスライヌ達が・・・!?スライヌ達がどんどん合体してビッグスライヌになってしまった!

 

「合体した!?」

 

「でかいわね、こいつは骨が折れそ(ブバッ!)え?」

 

アイエフがビッグスライヌの感想を言い終えようとした時、何処からかビッグスライヌに向かって液体が放出された。

 

「ぬ、ぬーらあぁぁぁ・・・」

 

液体がかかったビッグスライヌは見る見るうちに残骸残さず溶けてしまった、液体が放出された方向を向くと、外見は一緒だがピンク、灰、緑色の三体の人型モンスターが現れた。

 

「グエ・・・」

 

「ギ・・・」

 

「ギギギ・・・」

 

「何よこいつら。もしかして、こいつらが未確認モンスター!?」

 

「気持ち悪いですぅ」

 

突然の出来事に驚く三人、だがガーランドは知っている、この三匹のモンスターの名を。

 

「・・・テンネンマンにジンコウマン、それに栽培マンだと?」

 

「え?ガーランドさん、あのモンスターを知ってるんですか!?」

 

「俺の世界のある組織が使っているインスタント戦士だ。ネプギア、アイエフ、コンパ、油断するな!特に緑の栽培マンには注意しろ!」

 

「油断できない相手って訳ね。そうだ、ネプギア、あんた変身してやっつけちゃいなさいよ」

 

「へ、変身?」

 

「女神化の事よ、変身すればあんな奴ら楽勝でしょ」

 

「変身・・・うう」

 

変身という言葉に過剰に反応したネプギアは手にしていたビームサーベルを地面に落とし、自分の体を抱き震えだした。

 

「ネプギア?どうした?」

 

「ダメ、怖い・・・来ないで・・・」

 

「「「キエーーーーッ!」」」

 

「ギアちゃん!あぶないです!」

 

頭を振り目に涙を貯め戦意が失ったネプギアに栽培マン達がこれ見よがしに襲いかかった、そこへガーランドが割って入った。

 

「ギ!?」

 

「ピンチになったから俺も戦っていいんだろ?来いよ」

 

「グエ!?キエキエーーー!」

 

「ふん、つぁ!」

 

軽い挑発に最初にのったテンネンマンに掌底を叩き込み、さらにエネルギー波で撃ち抜いた。

 

「狼牙風風拳!はい!はい!はい!はい!はい!はい!はいーーーー!」

 

次のジンコウマンは狼の牙を模す鋭い連撃を叩き込み、両手の掌底を打ちこみとどめをさした。

 

「ギッ!(ブバッ!)」

 

残った栽培マンも負けずと頭から溶解液を飛ばすが、ガーランドはそれをかわし懐に潜り込んだ。

 

「排球拳!いくわよー♡はい!ワーン!ツー!アターーーック!」

 

性格が豹変したかのような高い声を出し、栽培マンをバレーボールのように高く打ち上げ地面に叩きつけた。

 

「もう終わりか?つまんねぇ」

 

「な、なんか途中が変だったけど、やっぱりあんたすごいわね。それよりネプギアあんた・・・」

 

「あ!アイエフ!?うかつに近寄るな!」

 

「ギエ!」

 

「え?うわ!?」

 

アイエフがネプギアに近づこうと地面に埋まった栽培マンの側を通ろうとした時、死んだふりをしていた栽培マンが起き上がり、アイエフへ抱きつこうと飛びかかった。しかし組みつこうとした腕をガーランドが掴み取り阻止した。

 

「無駄なあがきだ、砕け散れ!」

 

栽培マンの最後の抵抗は空しく終わり、上空に打ち上げた栽培マンに向かって指を二本向け、気の爆発を起こし栽培マンを粉々に爆死させた。

 

「ふん、汚ねぇ花火だ」

 

「ごめん助かったわ」

 

「ギアちゃん、大丈夫ですか?」

 

「ご、ごめんなさい、私・・・」

 

「・・・ま、これでクエスト達成だしギルドに戻るわよ」

 

手を貸しまだ微かに震えるネプギアを立たせ、女神一行はプラネテューヌへと戻った。

 




ネタ技は早めに消化しておきたい
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