エルザ推し?と書かれそうで言っておきますが作者の推しはウェンで(ry
注意:作者はロリから始まりコンで終わるアレではありません。
また今回いろんな技を他作品から拝借しております!
技の元ネタやら紹介は後書きに書いております!
舞い上げられた砂埃は竜巻のように回転しエルザを取り囲む。
その中に俺は紛れて攻撃するタイミングを計る。
「身体の制限を外す技か...面白い、来い!」
煙の中から飛び出す。
視認不可能に近い速度から放たれる死角からの蹴り。
エルザの正面に沈み込みながら接近し、片足を跳ね上げると同時にもう片方を下から上に蹴り上げる。
「早いな...!」
蹴りは剣の腹で受け止められる。
が、まだまだここからだ。
俺の蹴りによって体が宙に浮いたエルザを追いかけ俺も飛び上がりもう一度蹴りを叩き込む。
八門を開いた状態での連続の蹴りは体に負担が大きいが身体強化で足を強化しているためほぼノーリスクなのだ。
「まだまだァ!」
ドドドドと下にいる野次馬達に聞こえるほどの連続で強力な蹴り。
俺の蹴りを受けているエルザの剣もミシミシと音を立て始めた。
そして高さは10メートル。この高さならばあれが出来る。
「魔力変換──細糸」
俺の魔力を元にして擬似的な意図を作り出す。某忍者漫画で「じゃんじゃん」言ってた傀儡使いが使うチャクラの糸のようなものだ。
それをエルザにまとわり付くように投げる。
一つの指からおよそ10本。つまり計100本の糸がエルザに接近する。
「ハァ!」
裂帛の声を響かせ近づく糸を逃さず叩き斬る。
だがこちとら魔力少なめで頑張ってきた甲斐あって魔力の操作は長けている。
そう全部斬られるような事はしない。
一本だけこっそりと見えないぐらいに細くした糸がエルザに絡みつき、上半身から下半身まで糸で縛り上げた。
「これは...!」
「木の葉体術──影舞葉ってね」
葉の陰のごとく縛られたエルザの背後に回り込む。
さらにその状態のエルザを掴み、高速回転しながら地面に落ちる。
思いっきりパクリではあるが勝つためだから仕方がない。それにロッ○リーは個人的に好きなキャラだったんだよ。
「──表蓮華!!」
地面に接触する寸前にエルザを離し1人だけ退避。
弾丸みたいに回転しながら落ちる、更に頭から。一般人なら即死であるが...
「中々の一撃だな」
「やっぱり着てやがったか...」
──金剛の鎧
圧倒的と言える防御力を持ち、原作ではジュピターを凌いだバケモノの鎧である。
落とす直前にずっしりと重くなったからこりゃなんか着たなと思ったが金剛の鎧はずるい。
「しかしあの技は恐ろしいな...私じゃなかったら死んでいたぞ?」
「元よりそういう技なんで」
あらかじめ地面に刺しておいた刀を握り、換装し天輪の鎧となったエルザを前にする。
なんでこう面倒な鎧を着るんだと愚痴を言いたくなる。
あぁもうさっきの八門で体痛い。
「舞え、剣たちよ──」
エルザの周りに5本の剣が現れ、銀色の光を放ち俺に飛来してきた。
写輪眼を起動させ、弾道を予測し同時に走り出す。
一本目、体を横にずらし回避すると同時に柄を握り二本目の剣に向かい投げつける。
二本目の剣は空中で一本目の剣とぶつかり大きく弾かれた。
三本目と四本目は左右から放たれており俺を挟み込むように迫ってきた。
この2本は最初の二発に比べて少し時差を開けて放たれているが、代わりに少し速い。
回避は不可能ではあるが防御が出来ないわけじゃない。
「──っ」
魔力を操作し影に集める。
影から飛び出したのは二本の黒い腕。
汽車の中で戦ったカゲヤマという男が使っていた魔法を応用したものだ。
帰ってきて少ししか経ってないがこの魔法はかなり低燃費で俺によく合う。
影を操り当たる寸前だった剣を影の手でがっしりと捕まえる。
走りながら影の手にはまっている剣を引き抜く。
二刀流、影も合わせて三刀流である。
換装で武器取り返されるんじゃない?と思っている貴方に換装の弱点を教えてあげよう。
──、一度出して戻そうとする時は必ず所有者の肌の何処かで触れてなければならない、
つまりエルザが俺の持ってる剣を取り返したいのならば絶対に触れなければならない!
「──ラビットステップ!」
両足に風を纏い、一本を加速させる。
射程圏内に入った時はエルザの胴を手に持った剣と刀で挟み込むように斬る。
これがグレイやナツならば上や下に回避しただろう。
しかしエルザは──!
「──フンッ!」
剣を横にして、剣先と柄頭で食い止めた!
んなアホな⁉︎と素直に思った。
確かに出来なくはないだろう。
しかしそれを行うには判断力、瞬発力、更には刃が来る方向を考えなければならない。
俺みたいに写輪眼を持っているやつなら出来る。
しかしエルザは持っていない。只々純粋な剣技である。
──これがS級ランクの魔道士...!
原作やアニメでは伝わらない強さがそこにあった。
だがこれで負けたわけじゃない。勝てるとは思わないが諦めはしない。
こんな俺だって一様剣士である。なら高みを目指して踏み出せ、可能性を見出せ。
「返してもらおうか」
手に強い衝撃が伝わった。
エルザの片方の拳が俺の手を跳ね上げるように打ち出され、手から剣が離れた。
宙でクルリと周りエルザの手に収まる。
それと同時に一閃。腕を狙った一撃を刀でいなし、その威力を使い体を回転させカウンターを狙うが屈み込まれて失敗。
「やっぱり強ェ...!」
「話してる暇などないぞ!」
エルザの放つ剣尖はどれも重い一撃だと言うのに芸術品のように繊細だった。
エルザは二本の剣を、俺も影が保持していた剣と手持ちの刀で対抗するが正直話にならないぐらい次元が違う。
写輪眼を使っていても対応出来ない。
軌道は読める。けど早過ぎる。
どんなに優れた目を持っていても反応出来る体を持っていなければ意味がない。
「身体強化──両腕
更ラビットステップを両腕に──!」
両腕が異様なまでに軽く、強くなる。
これだけやってやっと対抗出来る。
消費魔力がバカにならない。
「まだまだ行くぞ!」
天輪の鎧が外れ、光が見えた時にトラのような服をしていた。
飛翔の鎧──スピードを上げる鎧(?)だ。効果はシンプルだが強力である。
確かに六魔将軍戦では使ったがコブラに毒を入れられ「はぅ!」とはなっていたがこれは個人戦。正直キツい。
両手にはタガーが握られ気がつけば斬撃だけが宙に残っていた。
「速っ!!」
まるで振るわれていたかのように接近する斬撃を刀で防いだ瞬間、背中にドンと衝撃が走った。
それと同時に吹っ飛ぶ感覚。
数メートル飛び空中で回転し着地。
着地し顔を上げた時にはエルザがすぐそばに接近している。
(対処しきれんぞ⁉︎)
飛翔の鎧ずるすぎィ!と心の中で叫ぶ。
作戦はあるが果たして通じるのかどうかというものばかり。
しかも魔力の消費量高めである。
それでも勝つためには──
「やるっきゃねぇよな...!」
一度距離を取る。
手のひらを某錬金術漫画のように合わせ地面を叩く。
魔力が土に流れ、少しの間操作出来る。
「──ロックガードナー」
俺の左右から岩が盛り上がりエルザと俺との道を一直線にする。
ワンパ○ンマンで初めてソニックが出てきた時に敵が岩でやってたやつだ。
「一直線にすれば防御が出来ると考えたか。受けて立とう」
獅子のように四足歩行の形となり前方に体重を乗せる。
対する俺は刀を構える。
ドンッ!とエルザが走り出した瞬間俺は横に刀を捨てた。
エルザは驚愕を露わにした。
敵を前にして武器を捨てるやつが何処にいるだろうか?
まぁ俺なんだけれども。
大量の酸素を取り込み溜めを作り、魔力を集中させる。
「火竜の──」
ザワリと観客が騒めく。
当たり前だろう。この技の持ち主は滅竜魔道士にしか出来ない大技中の大技。
「──咆哮!!」
口から火が出る。
スゲェェ!!と心の中で叫び、同時に魔力がドンドン減ってオボボボと飢餓状態。
写輪眼でコピー出来るものなのかと思ったが出来て何より...というか滅竜魔法ってナ○トの血径限界的扱いじゃないんだな。
それじゃアイスメイクやらテイクオーバーとかも出来るんじゃない俺?
と余韻に浸っている間に煙は晴れた。
その先には炎帝の鎧を着たエルザ...
「その鎧の存在忘れてたァ...!」
完全にミスである。
最初の方しか出て来た記憶しかないのですっかり忘れていた。
「まさかナツの技まで真似できるとは...正直驚いたぞ」
「その割には無傷ですけど...!」
ガラガラと作った岩の壁が崩れた。
万策尽きたというやつだ。
残り魔力残量8
離れたものを手の中に戻す「セット」が二回分、腰には短剣二本。
少し横にはさっき投げ捨てた刀が一本。
思ったよりも火竜の咆哮が魔力を使った。一日で何発も撃てるナツの魔力凄すぎ。
「これで詰み、だ」
「──クソッ!」
ヤケになって短剣を二本とも投げるが、エルザに見切られ弾かれてしまった。
「中々楽しめたぞ。今後も精進するように、だ」
「・・・」
「なーんちゃって」
「何っ?」
バッと手を伸ばし刀を取り振りかざす。
だが体力が有り余っているエルザには敵うわけがなく剣の腹で打たれた。
「往生際の悪いやつだ」
エルザは飽きれた様子で笑う。
確かに往生際が悪い。
だが最後の戦略は既に完成している。
「負けるのは変わらないけどせめて一発は入れさせてもらう」
最後に浮かんだ作戦はやはりというかアニメのパクリだった。
某聖杯戦争ゲームに出てくるアーチャーなのに剣使う例のあの人が使っていた技の一つ。
「──鶴翼二連」
ドガッ!とエルザの鎧に二本の短剣が直撃した。
直撃と言っても剣柄の方である。
「いつの間に...!」
地面に倒れた状態で俺は笑いながら説明する。
「最後に短剣を投げた後...セットの魔法で手元にまで戻しただけですよ...!」
その軌道上にエルザを立たせただけである。
負けてしまったがまぁ一発入れれたので良しとしよう。
「凄かったぞー!」
「あの...エルザに一撃とはいえ当てるとはな...」
観客が騒ぎ立てる。
ワーワーと軽いお祭り状態に近い。
「流石無の極みと呼ばれるだけあるな」
「ご謙遜を...所で誰か助けて...体が動かない」
こうして原作と乖離してしまったがこれはこれでいいだろう。
もうこんな試合やだと心で思い、俺は凄いいい匂いがするエルザに抱えられるのであったとさ。
NEW SKILL
表蓮華...元ネタはNARUTOよりロックリーが使う技。八門遁甲第一門を開けることによって発動出来る技。高速体術で相手を空に飛ばし、空中で相手を固定し回転しながら地面に落ちる技。まともに食らったら100%首が折れる技。怖い。
影舞葉...こちらも元ネタはNARUTO。だがこの単語が使われたのはおそらく二回だけ。相手の後ろに回り込む木の葉隠れの里の技だ!
鶴翼三連(この作品では鶴翼二連)...Fate/stay night に登場するアーチャー(エミヤ)が使うオリジナル技。
Fateでは干将・莫耶と呼ばれる夫婦剣の互いに引き寄せあうという効果を使って回避不能の必殺となる。
やはりエルザは強かった。
そういえばお気に入り100行きました。
一気に3増えたり...もう作者びっくり。
次回は呪いの島、ガルーナ島(?)...と見せかけてオリ回挟みます。
期待してた人はすいません。でも言った所で仕方ないと思うんですよ。
とな訳でオリ回になります。
時間が出来たらこの主人公がもし最強になっていたらというifを作りたいと思います。多分。