ラフムver蓮根畑「プロトセイバー!ピックアップ!マワスマワス!ガチャタノシイ!!」
グレイが戦っている最中に、エルフマンはソルを殴り飛ばしてファントムの動きを止めたことによって、酔い、から目覚めたナツが兎兎丸を倒した!
とは簡単に行かない。
「あはははは!せめて美しく散るといい!」
「うぉ!?」
六星ダークブリング バレッテーゼフレア
自分が視認した空間を爆発出来るダークブリング。
しかも大きも自由自在に扱え、爆発規模も操れる。
いかなる場所でも対応出来るダークブリングだ。
ナツは火竜の力を使って応戦するが相手が悪い。
兎兎丸は相手の炎すらも操れる。
「──火竜の咆哮!!」
「馬鹿の一つ覚えみたいに...効かないって言ってるだろ!」
迫り来る猛炎がくるりと軌道を変え、元来た方に向かいナツに直撃した。
自身の炎によるダメージはないが、熱さのせいかナツは徐々にイライラし始めていた。
「クソッ!何で当たらないんだ!」
「ナツー・・・あと6分しかないよ」
ぐったりとしたハッピーの言葉を聞き、魔晶石を見ると魔力がたまって来たのか白い雷を散らしていた。
「考えてる暇なんてないぞ!」
ナツを中心にして、赤いラインが何重にも現れ球形になった。
兎兎丸が掌をぐっと握ると赤いラインが一際赤く輝き爆発を引き起こした。
「がっ...!」
熱と衝撃で頭が揺らされる。
「クッソォォ!!」
火を足にまとわせ、足の裏から噴出。
さながらロケットのようだ。
しかしずっと放出してるので兎兎丸に操られ壁に叩きつけられた。
更にそこを狙って爆発。
「おいおい...これじゃ俺一人でギルド制圧できるんじゃないのか?」
ニヤニヤと見るだけでイラっと来るような笑みを浮かべた。
ナツはもう怒りが限界を超えていた。
ナツの滅竜魔法の特徴としては感情が具現化することだ。つまり今のように怒りの感情があると──
「うるせえぇぇぇ!!」
炎がナツの体からこれでもか、というぐらい溢れ出る。
炎は床と天井を焦がし、周囲の温度をますます上げていく。
「暑苦しいね君...もう消えてくれ!」
バレッテーゼフレアが発動され、ナツの体を包むと同時に爆発が起きた。
しかし──
「なっ⁉︎」
爆発によって引き起こされた炎を食べることで無害にしていたが。
「爆発を食っただとぉ⁉︎」
「最初からこうすればよかったんだな」
ただし衝撃によって髪の毛がアフロのようになっているが。
ナツが一歩歩くと地面が溶けた。
顔は怒り一色。
エレメント4とはいえど兎兎丸だって恐怖を感じる。
「ふ、ふん。それで強がった気になるなよ!」
ピビピピと機械音が響くと同時にナツの周りに5つの爆弾が仕掛けられた。
ナツはその中をゆっくりと歩いていく。
何も怖じけずにゆっくりと歩いて来るのはある意味恐怖だった。
「バレッテーゼフレア!!」
引き起こした爆発の中で、最も強力な爆発。
危うく魔晶石を壊すところだった。
モクモクと煙が立ち上がり、地面には軽くクレーターが作られていた。
「はぁ、やっと──」
「やっと、何だ?」
兎兎丸が後ろを振り向くと同時に振り抜かれた肘が綺麗に顎に決まっていた。
兎兎丸の頭が真っ白になる。
「人体で一番強いのは肘、だったよなジョニィ?」
きっと銃で頭を撃ち抜かれたらきっとこんな倒れ方、と思わすほど兎兎丸は無抵抗に地面に崩れ落ちた。
ナツがしたのは実に簡単だった。
爆発する寸前に足の裏から一気に炎を放出し、天井を走って兎兎丸の背後に回り込み、振り向きざまに顎に一撃。
「いいかナツ?拳は案外脆いから多々は禁物だ。肘を使え、肘を」とジョニィが言っていたのを思い出した。
肘は人体の中で最も強力な部位。
それが顎に当たれば気絶するのは当然と言えば当然だろう。
「後は魔晶石だな。よっと」
手から炎弾を放つと、吸い込まれるように魔晶石に当たり見事に破壊した。
ナツはふぅと息を吐いてその場に座り込んだ。
「ちょっと暴れたりねぇなぁ...やっぱりサクラに譲るんじゃなかった」
「──私は悲しい」
エレメント4の最強の魔道士「大空のアリア」は腕を後ろに組み、階段の下にいるエルザを見ていた。
「まさか聖十魔道に続き、妖精女王まで倒す事になるなんて...」
ダン、と強く音を鳴らし階段を一段上がる。
手に何の飾りのない剣を持ち、階段の上に立つアリアに向けて剣を向けた。
「そう言うものは倒した後に言うものだ」
空中に緋色の髪をなびかせ走る。
アリアは照準をエルザに合わせ、掌に風を収束させる。
「──空域 絶!」
目に見えるほどの密集した風がエルザに吸い込まれるように向かい、爆発。
繊細な作りのカーペットは引きちぎれ、木屑が宙に舞う。
「倒した?...いや、違う」
目を上に上げると、双剣を手にしたエルザがすぐ目の前にいた。
──飛翔の鎧。着用者のスピードを上げる鎧。効果は至ってシンプルではあるがこの鎧は写輪眼を発動していたジョニィを置き去りにするほどの速さを与える。
「ハァァァァ!」
「クッ」
銀の剣尖が3つ。
アリアはギリギリのところで回避に成功し、少し服が切れただけだった。
エルザは再び動き、天井や壁を使って立体的な移動を可能にしてある。
「貴様の攻撃は魔力を0にするという恐ろしい魔法だが当たらなければ何の問題もない!」
壁、天井を走るに連れどんどん速度が上がる。元より目の周りをを紐で括ってあるアリアに見えるわけないだろうが、普通に見ても今のエルザが何処にいるかは分からないだろう。
「ではその動きを止めさせましょう」
植物の芽が地面から100程生えた。
ゴゴゴと地鳴りを響かせ急成長する芽はあっという間に木となった。
エルザは木が生えたことに驚いたが、直ぐに冷静を取り戻した。
(例え木が扱える魔法だろうと全てきり伏せればいいだけの話...!)
木の枝がエルザに向かい伸びてきたのでそれを伝い空に飛び上がる。
そこを狙ってまた枝が伸びて来る。
「──換装!」
エルザの身に輝きが纏い、1秒もしないうちに天輪の鎧が換装された。
エルザは自身の周りに10本の剣を空間から取り出し、最高速度で一斉掃射。
銀の閃光が木々を切り裂くが、奥から更に湧いて来て焼け石に水状態だった。
「──
木の幹が音を立てながらエルザに迫る。
咄嗟に剣の腹で直撃を防いだが、木の幹は更に伸び続け背後にある壁にエルザを叩きつけた。
「ぐっ...」
壁と木に圧迫され全身の骨がミシミシと押し潰される。
持ち前の腕力で木を妨げるが思った以上に力が強い。
「──空域 滅!」
ゴウと剛風が放たれ、壁は限界を越え破壊されエルザは壁の後ろにあった大広間へと転がり込んだ。
「いかがですか?六星ダークブリング ユグドラシルの力は?」
「ダークブリングだと...?」
エルザには聞き覚えのない単語だった。
剣を支えにし立ち上がり、剣先をアリアに向けた。
「太古にあったと言われる戦争の兵器ですよ。もっとも知ったところで死ぬのですから意味はないのですけどね!」
アリアは両手の掌を合わせるとエルザを囲い込むように大樹が生えた。
生まれた大樹の表面に枝が形成され、一斉にエルザに照準が合わせられた。
「──
360度から枝という刃が射出された。
エルザは僅か数瞬で退路を見つけ出し、すぐさまそこに向けて飛び出した。
それでも迫り来る刃は換装で呼び出した2本目の剣で捌く。
「今のを避けますか!面白い!」
大広間が大樹に覆われる。
ただ広い空間が一瞬にして太古の森のような雰囲気となった。
「部屋全体を...!」
「さぁここからが本番です」
そう言ったアリアは目隠しを手で剥ぎ取った。
兎兎丸「俺いる必要あった?」←約800文字で消えた男
ジョニィ「そんな落ち込むなよ」←4話続いて0文字
区切りがいいので次回にします!