転生してから7年が経った、生まれてすぐにドラえもんが我が家にやってきた。ウチの家族はそれに対して気にしたりはしていないあくまで普通に接している、ちなみにウチの家族は両親と兄とドラえもんの5人家族だ。
俺の名前は真田信繁、あの六文銭の一族ですハイ。兄は真田信之で誠実で基本的に何でも出来るがそれをえばらない良い兄だ。
父さんは真田昌幸、父さんの仕事は弁護士だ、それも世界的な活動をしている一流の弁護士らしい、しかしこの父はチーとである、どんなに忙しくても家族の誕生日には家にいるし、運動会、学芸会、各学校行事には必ず参加する、それでいて仕事は完璧にこなすまさしく完璧超人だ。
ちなみにウチは両親共働きなので今は実家の下大岡じゃなく、祖父の真田幸隆爺さんの家に住んでいる。爺さん家は川神にある、ちなみにウチの爺さんは元検事総長だったらしく、今なお検察には顔が利くらしい。
ちなみに俺ら兄弟の面倒を見てくれているのは昌子婆ちゃんと光伯母さんとドラえもんに面倒を見てもらっている。
「お~い、のぶくん!トーマくんと準くんが遊びに行こうって誘いに来たよ!」
「わかった今行くよドラえもん」
「のぶ、遅かったですね?」
葵冬馬と井上準、この二人は早速の原作乖離した、原因は爺さんが定期的に検診に行っているのでそれについていったら二人と出会った、そこで仲良くなり父さんが冬馬のと仲良くなり、経営のアドバイスをしてもらうとあれよあれよという間に大繁盛して、今や日本有数の大病院となり悪事をする暇がなくなってしまった。
その結果、15000ポイントも獲得した、そこで今まで貯めてきたポイント5000もあわせてまずは身体能力の強化をして、10000ポイントを消費して未元物質と残りで覇王色の覇気を手に入れた。
「ごめんごめん、じゃぁ今日はどうしようか?」
「今日はどこでもドアで月まで行って遊ぼうっていってただろ?」
「そういえばそうだったな、じゃあ、広場の秘密基地に行ってそこから月まで行こうぜ」
広場まで行くとおそらく未来の風間ファミリーがいたが、俺たちは気にせずにいつもの場所に向かっていく、そこには大きな石がありそれを退けると秘密基地の入り口があるが、その石の上に女の子が座っていた。
「若、のぶ、誰か他の子が入り口の上に座っているぜ」
「そうですねぇ、どうしますかのぶ?」
アルビノで紅い瞳の女の子、手にはマシュマロを持っている。あれは間違いなく榊原小雪だ、ということは今日は風間ファミリーの仲間に入りたくて声をかけたけど仲間に入れてもらえなかった時か。
どうしようか考えていると、ドラえもんが耳打ちをしてきた。
「ボクらは彼女の現状を知っているんだよ、ここは仲間に入れてあげるのがいいと思うよ?」
確かにそういわれるとそうだな、いつかは介入しようと思っていたんだ、今がチャンスか。
「よし!あの子も仲間に入れよう、遊ぶんなら人が多い方がいいだろ?」
「「「賛成(だぜ)(です)!」」」
「そうと決まったら、お~い!そこの君、そんなところに独りでいないでさ俺らと遊ぼうぜ?」
「ほんとぉ!?僕も仲間に入れてくれるの!?」
俯いていた彼女は俺が声をかけると顔を上げてこっちを向き、俺の言葉を聴くと笑顔になって俺らに近づいてきた。
「無論オムロンだ、ちょうどこれから面白い床に行こうとしてたんだついて来な?」
彼女は自分を小雪と名乗った、俺らも自己紹介を済ませる。そして俺らは彼女のどいた石に近づく。
「おい準、どかすから反対持ってくれ?」
「おういいぜ!」
「いくぜ?「せーの!」」
石を退かすとそこにはシャッターがある、これが秘密基地の入り口だ。
『合言葉をお願いします』
「真実はなく、許されぬことなどない」
どこかの暗殺教団の言葉である。俺がふとこの言葉が思い浮かび合言葉にしたし、俺のパーカーは現代の主人公が着ていたアサシンポイパーカーだ。
「よし!中に入ろうぜ!?」
中に入るとそこは普通の玄関がある、この秘密基地は6LDKで俺、準、冬馬の部屋がそれぞれあり、あとは空き部屋が2つと防音の秘密の部屋がある、今日はとりあえずリビングに向かう。
「わぁ、すごい!地面の下にこんな秘密基地があったんだ!」
「ふふふ、喜んでもらえてうれしいよ、これはボクの持っているかべがみ秘密基地を改造したんだ」
「よっしゃー!それじゃ月に行こうぜ!」
「それじゃぁまずはそっちに並んで、いくよテキオー灯!」
ドラえもんがポケットからテキオー灯を俺らに向けて照射する。
「そして次は、どこでもドア!」
「じゃあ、月に行こうぜ」
ドラえもんがドアを開けるとそこは月面だった。見渡す限りの荒野、そして頭上にはきれいな青い星地球が見えた。
「ここはどこ?」
「小雪ちゃんここは月だよ、ちなみに場所はグラビウスクレーターだよ」
「月で1・2を争うほど広大なクレータですね?」
「そうだよ、直径230kmのクレータなんだ」
「すげぇ、あの青い星が地球だろ?それに体がめっちゃ軽い」
「月は地球の1/6の重力しかないですからね、ここにくれば運動の苦手な私でも立派なアスリートになれますね」
「よし!ここで野球しようぜ!ドラえもん野球道具出してよ!?」
「いいよ、ただの野球道具!」
「じゃぁ私がピッチャーをやりますね?」
冬馬が投手、ドラえもんが捕手、他の面々が交代でバッターに決まった。
「若には悪いですけど、ここはホームランを狙わせてもらいます」
「お手柔らかにお願いしますよ準」
冬馬が振りかぶりボールを投げると、準が見事に打ち上げる。
「甘いな準、俺の未元物質に常識は通用しねぇ!」
そうして未元物質で翼を作り空を飛んでボールをキャッチする。
「おいのぶ!未元物質は卑怯だぞ!」
「残念でした、未元物質を使っちゃいけないなんてルールはねぇよ」
俺と準が言い合いをしているとユキがぼ~っとこっちを見ていた。
「わぁ、君って天使だったの?」
「違う違う、これは未元物質って言う能力さ」
「のぶくん、それだけじゃ解らないよ、いいかい?未元物質って言うのはね…」
ドラえもんが未元物質を説明して、ユキもなんとなくわかったようなので野球を続けた。そうしているうちに時間も時間だから地球に戻ることにした、秘密基地を出るとユキとまた遊ぶ約束をして別れて、病院の近くで冬馬と準と別れ、俺たちは帰宅した。
「おお信繁、帰ってきたか?」
この人が俺の爺さんだ、60を超えてなお現役でかの鉄心でさえ最盛期からだいぶ衰えたというのに、
今なお柔術の達人でそっちの世界では三達の1人であり、鉄心・ヒューム・幸隆の最強の達人たちと有名らしい。
「爺さん、ちょっと聞いて欲しいことがあるんだ?」
「なんじゃ?そんな深刻な顔して、よし言うてみろワシに出来ることなら相談に乗るぞ?」
「実は今日、初めて遊んだ女の子で小雪って言うんだけど、その女の子の服の下に痣が見えたんだ。それもなんかおびえた目をしていたから心配で」
そこまで言うと、爺さんの目は鋭くなり、この姿こそが検察官時代に真田の六文戦が法廷で見えれば必ず真実が白日の下に晒されると言われた名検事だ。
「信繁…、そのこのことはワシが何とかしよう」
そういうと爺さんは少し出てくると伝え出掛けた。そして次の日に小雪の母親は虐待で捕まり、小雪は葵紋病院の小児科の医師榊原康政さんに引き取られ、新しい両親の元で楽しそうに暮らせているようで良かった。