銀狼に育てられて・・・   作:*Alice*

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第2話 ~銀髪のあの子は~

 

~side ??? ~

 

(あの子を拾ってから2年、小さいのにかなり逞しい子に育った......身体を見た限り人間の雌にあたると思うのだがやはり私が育てたせいか......野生的になってしまった。)

 

(拾ってから数日、やはり我等と同じ種族の遺伝子がこの子の中にあると確信した。人間と我等魔狼の間に子供ができるなど聞いたこともない。とすれば、人間のクズが何らかの方法で人工的に作り出した子供なのだろう。......ハァ~~、胸糞悪いやはり人間は信用ならん......滅ぼすか?)

 

(そういえばあの子に名前付けてなかったな.....2年も付けなかったから今更付けるのは恥ずかしいな。まぁあの子が帰ってから欲しいか聞いてみるか。)

 

ワォォォォォォ~~~~~~......

 

遠くの森から遠吠えが聞こえてきた。私を探しているようだな。

魔狼は体の周りにいくつかの魔力弾をだし上空へと打ち出した。

 

タッタッタッタッ......ガサガサ......ゴロゴロゴロゴロッ.....ピタッ...。

 

 

※ここからは獣語?で話しているので普通の人間には聞こえません。獣語⇒「(***)」表記

 

 

「(みぃけたみぃけた、ハハシャマみぃけた~~~♪)」

「(おやおや、どうしたね?魔力は上手に使えたかね?)」

「(でけたのでけたの!カラダからヒエヒエのバチバチなの!)」

 

 (ヒエヒエのバチバチ?我等の種族の氷結はいいとしてバチバチ......)

「(おぉ?ハハシャマどったの?どったの?)」

「(えっ!?なんでもないわよ。ヒエヒエのバチバチなんてすごいわね♪)」

「(すごい?すごい?ハハシャマほめてほめて~♪)」

 

魔狼はねだる少女の頬を優しくなめていく。

 

「(ふにゃ~~~~~~~♪)」

「(あらあら、がんばったご褒美に何かひとつお願い聞いてあげるわ)」

「(ほんと!.........う~ん.....?)」

「(あら?何にもないの?大抵の事なら何とかできるけど)」

「(ハハシャマと一緒なだけで欲しいものいまはないの...)」

「(あらあら、嬉しい事言ってくれるじゃないのこの子は♪じゃあ名前付けて上げるわ!)」

「(ナマエ?生餌?......お肉?)」

「(違うは、お名前のことよ。私にはヴィルタージュって名前があるみたいにあなたにもお名前を付けて上げるのよ)」

「(おぉ~オナマエ付けて付けて~♪)」

「(そうね~......ヘレン....アリス....カレン...マリー....オルガ...オルガ・セレブロこの名前にしましょう♪今日からあなたはオルガ・セレブロよ)」

「(オーガ・セボー?)」

「(違うはオルガ・セレブロよ)」

「(オルガ・セボー?)」

「(だから......まぁオルガだけ覚えておけば良いわ)」

「(オルガ♪オルガ♪オルガ~♪)」

「(上機嫌になっちゃって......オルガ~そういえば今日近くのチビ達と遊ぶんじゃなかったのかい?)」

「(オ~ル~ガ~♪...?...!?忘れてた~!?!?!?ハハシャマ行って来るね~)」

「(気をつけてね~最近人間がこの森に入ってきてるようだから)」

「(わかった~~~...~~...~..。)」

 

オルガはヴィルタージュの元から元気よく走り去って行った。

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