黄金の虎   作:ぴよぴよひよこ

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第四十三話

 

 

 

「ありがとう、ございました……」

「おつかれさん」

 

 数日をまたぎ、今日も個人の戦闘訓練を終えた三輪と大河が仮想空間から戻ってくる。

 木場隊作戦室に足をつけた三輪は精神的疲労によりいまにも倒れ込みそうな様子だ。通常の訓練ならいざ知らず、常に一撃死の可能性がついてまわる戦闘では一瞬も油断することができない。そして頼み込んだ立場から休むことも言い出せなかった三輪は毎回疲労困憊といった(てい)で訓練を終えていた。

 対する大河は基本的にハイドラをぶっ放し、虎爪を振り回すだけなので大した労力にも感じていない。それがかえって休憩の少なさに繋がったのも三輪を追い詰めた要因の一つかもしれない。

 

「今日も一度も勝てませんでしたね……」

 

 うなだれつつ訓練結果が表示されたボードを見る三輪。そこには一列にならんだ○と×が端から端まで続いていて、三輪は彼我の力量差をまざまざと見せつけられた思いでいた。

 やはり強い――トリオン能力の差は技術で埋められるというのもこの人にだけは当てはまらない。ただトリオンが多いだけではなく、多すぎるからこその戦術の狭まりが逆に隙のなさを生み出しているとも言えるだろう。

 開幕に撃ち放たれる超火力の遠距離攻撃と、近・中距離すべてを薙ぎ払う爪。そして唯一の弱点ともいえるトリガーの精密性を補うサイドエフェクトによる感知。戦えば戦うほど勝てる気がしない、というのが三輪の感想だった。

 ミサキによる補助がなくてもこれだ。むしろ調整されていないからこその破壊力がいまは厄介なのかもしれないが、本気を出した『木場隊』はこの訓練時よりもずっと強いと思うと背筋が凍る。市街地への被害を考慮しなくていいというだけで、大河の戦闘力は数十倍にも膨れ上がるのだ。

 

「そこは前提が違うしな。簡単にやられてたら単独遠征なんて許されてねえよ」

 

 そう言ってくつくつと喉を鳴らす大河に、三輪は苦笑でもって返した。

 

「それもそうですね」

 

 前提が違う。たしかにそうだった。

 脳裏によみがえる訓練の光景の一端。興味本位で一度だけ大河と同じ強化戦闘体を再現してもらった三輪は、その性能に大いに驚いた。

 まず仮想フィールドに降り立ったときの彼の第一声は「重い」――であった。

 次いで、「固い」。

 そのまま武装の展開どころか直立状態で腕一本も動かすことができず、どうにか一歩足を踏み出せたと思ったらトリオン枯渇により強制解除されてしまったのである。

 大河の強化戦闘体には途方もないトリオンがつぎ込まれている。それ自体は知識として知ってはいたものの、まさかただの運動行為にすら莫大なトリオンが必要だとは、三輪も体験してみるまでわからなかった。

 いや、体験しても意味不明であることに違いはない。たしかにトリオン量でいえば三輪はけっして多いほうではない。けれどもその全てをもってしても腕の一本、足を踏み出しただけでそれが枯渇するなんて想像だにできないことであった。

 これをあれだけ軽やかに動かし、さらに専用のトリガーを使ってあのような砲撃を繰り出しているとは、身をもってしても理解しがたかった。

 

 しかし実際のところ大河と強化戦闘体の実情は真逆とも言っていい。一挙手一投足に莫大なトリオンがかかるのは、そうでもしなければ微制動がとれないためだ。

 この特別な戦闘体は大河のトリオン出力に耐えきれるようにしてあると同時、これが大河にとって動かしやすい消費量なのである。

 

 三輪は改めて思う。――異常だ、と。

 だが、本人が言ったように、そうでもなければ単独遠征など許されないだろう。そうでなければ近界(ネイバーフッド)の星々を滅ぼすことなどできないのだろう。異常でなければ――近界民(ネイバー)を殺したいなどとは言わないのだろう。

 その異常さが、三輪には心強く……また、心地良い。

 彼がひっそりと笑みをこぼしているかたわら、スポーツドリンクを飲んでいた大河にミサキが声をかけた。

 

「兄貴、そろそろ時間」

「ん? あー、そういや今日は城戸さんに呼ばれてたっけ。なんの用っつってたかな」

 

 言われて、そうだっけと頭をかく大河に、ミサキは呆れたようなため息をついた。

 

「知らない。でも何かしらの思考を読み取れるタイプのサイドエフェクト持ちが集められてたから、たぶん近界民の尋問かなんかじゃない?」

「ふーん。ってことはミサキも行くのか」

「今日の朝一緒に行くっつったろーがこのアホ」

「はっはっは。忘れてた」

「次から放電の強さランダムにしとくから」

「謝るからマジやめろ」

 

 本気のトーンで制止する大河に木場兄妹の力関係を垣間見た三輪であった。

 それはそれとして近界民の尋問には彼も興味がある。

 人型近界民に関する情報は公にはされておらず、その尋問となれば高いレベルでの秘匿義務が課せられているであろうが、これでも三輪はA級部隊の隊長であり司令直属の隊員でもある。

 おそらく三輪がもつ権限でもその尋問に参加することは可能なはずだが、彼は大河に付随することを選んだ。どのみちどこから話を聞いたかくらいは問われるだろうし、そのほうが手っ取り早い。

 

「すみません、俺もついて行っていいですか?」

「いいんじゃねえの?」

 

 なんともアバウトな返答にミサキのほうへ向き直り視線で尋ねる。

 しかしミサキも曖昧に肩をすくめるだけで、明確な答えは返さなかった。

 そも、彼らは招集されただけであって尋問に対する他者の参加をどうこうする権限を有しているわけではないだろう。どうしたものかと顎に手をやった三輪に、大河が適当極まる結論を出す。

 

「まあダメだったら門前払いされるだけだし、行くだけ行きゃいいだろ」

 

 強引だが正論であった。

 とにもかくにも行けばわかる話。そうして部屋を出ていく木場兄妹の後ろに三輪もついて歩いていった。

 

 

 

* * *

 

 

 

 ボーダー本部小会議室。ややこじんまりとした部屋にこの組織の重鎮が顔を突き合わせてならんでいる。最高司令官、城戸正宗。開発室室長、鬼怒田本吉。そして本部部長の忍田真史。

 そこには木場兄妹と風間隊の菊地原も席を連ねており、本来呼ばれていない三輪はその後ろに立っていた。

 三輪の参席には何人か眉をひそめていたものの、結局何も言われることなくスルーされた。司令直属隊員である彼ならば問題はないということだろう。

 

「木場隊の二人と菊地原隊員は服装変更なしでトリガーを起動しておいてほしい。こちらの質問に対する近界民の心理状態や体調に変化があったら内部通信で知らせるように」

「あーはいはい、なるほどね」

「了解です」

「わかりました」

 

 城戸に命じられてそれぞれが私服モードでトリガーを起動する。同時に一般とは違う戦闘体をもつ大河の座っていた椅子だけがみしり、と重量に対する悲鳴をあげた。

 ちなみに幹部たちはトリオン体ではないようだが、通信を受けるための機器を耳につけているらしい。

 

「それで、尋問の内容なのだが」

 

 彼らのトリガー起動終了と同時に忍田が口を開いた。

 

「こちらでもいくつか考えているが、まずは情報の最終確認からしていこう。

 木場がエネドラと呼ばれる(ブラック)トリガー使いを撃破したあと、ミラという近界民(ネイバー)が言った言葉。『私が手を下すまでもなかった』というのは間違いないんだな?」

「ええ、まあ」

 

 大河がゆっくりと頷く。

 当時の記録は残っていない。映像も音声も、ミサキがシャットアウトしていたからだ。

 そこに隠された惨劇には目を瞑って、忍田は隊員たちを見回した。

 

「捕虜であるヒュースという近界民を捕縛した際に、仲間であるはずのミラは助けようともせず、また、最初から彼を置いていくような口ぶりであったことを確認している。こちらは映像も音声も残っている」

 

 やや皮肉めいた言い方に大河がついっと目をそらす。

 

「アフトクラトルも一枚岩ではないというのは確実だ。我々が揺さぶりをかけるので、きみたちにはサイドエフェクトでなんらかの変化を感じ取った場合に知らせてほしい」

「あいあい」

 

 大河がしたりと頷き、ミサキと菊地原も了解の旨を示す。

 腕時計を確認した忍田は隊員たちの緊張をほぐすように――ここに緊張するような人物はいなかったが――わざとらしく椅子に背中を預けた。

 

「あと五分くらいか。尋問自体もそう長くはならない予定だ、あまり固くならないでくれ」

 

 果たして、忍田の気遣いは無意味であった。

 前述したようにここには緊張するような人間はおらず、しかしこれから尋問をするというのだから明るく朗らかに歓談できるような雰囲気でもない。忍田のそれは大河はともかくとして未成年である三輪やミサキ、菊地原に対する配慮であったのだが、それは完全なる空回りであったと言えよう。

 ただ、そういう空気をあえて読まない人間なら一人いた。

 

「城戸さん、ぽんきちさん、俺の新しいトリガーのこと聞きました?」

「……ああ」

「うむ、茂森からつぶさに聞いておるわい」

 

 大河である。

 彼は空気を読めないのではなく、読まない。

 この行為はしいて言うならボーダーに対する優位性の誇示ともとれる。

 もちろん元来の自由奔放な性格からきているのも大きいが、重鎮に対しても対等かつ強気に出ることで自身の立場を主張しているのである。主に、忍田に向けて。

 かつて空閑とレプリカがそうしたように自らの有用性を明かし、最高司令官や開発室長にも重用されていることを示して自分の主張を通りやすくする。

 本人はそこまで深く考えてのことではなかっただろうが、派閥や思想が真っ向から異なる忍田には効果的であっただろう。

 木場大河はボーダーの味方である。けれども、それは城戸司令の牙であり、本部長の手にはない力なのだ、と。忍田はそう受け取った。

 

「おまえのその新トリガーが基地にも実装できれば、基地運営用トリオンも多少は節約できそうだのう」

「いやいや、それってまた俺が電池になるやつじゃないすか。文字通りの」

「ふん。おまえはそうやって大人しくしてるくらいが丁度ええわい」

 

 鼻息混じりの鬼怒田の言葉に、内心でこっそり忍田も同意する。

 

「発電量自体はかなりのものですけど、それは兄貴のバカみたいなトリオン源があってですし節約にはならないと思いますよ」

「そのようじゃな。だがトリオンとは別にエネルギーの貯蓄をしておくというのもやっておいて損はないか。基地すべてがトリオンで動いているわけではないしな」

「ふむ……。非常用電源設備を充実させておくのもいいかもしれないな」

 

 ミサキと鬼怒田のやりあいに城戸も交ざって頷く。

 基地運営に用いるエネルギーはトリオンがかなり大きな割合を占めている。そして電気やガスは一般企業から引いて使用しているのである。とくに開発や仮想訓練施設にはコンピュータによる高度な計算が必要なため、かかる電気代も馬鹿にはならない。

 城戸も好意的に捉えていたが、もしここに根付がいたならば、彼はボーダーから電気を売る施策を考えていたかもしれない。

 三門市には大手電力会社の施設があるのだが、他の街にはない戦闘行為が日常と化している三門市では常に破損の可能性がつきまとう。流れ弾の一発でも飛べば街全域が停電しかねないのだ。そんな射程をもつトリガーは迎撃施設以外では大河の大砲くらいであるが。

 ボーダー印の格安電力ともなれば市民の印象もさらによくなるかもしれない。

 

「いやだからそういう話じゃなくってですね」

 

 大河は思惑から外れ始めた会話のレールを敷き詰めなおす。

 

「ミサキがいればなんでもかんでもぶっ壊す心配もなくなってきたし、そろそろ俺も基地内でのトリガーの使用解禁もアリなんじゃないかなーって思うんですけどね」

 

 ふふんと胸を張って大河はそう主張した。

 彼はボーダー基地内での行動にかなりの制限を帯びている。大まかに言えば

・無許可でのトリガー起動禁止

・専用の仮想空間以外での戦闘用トリガーの使用禁止

・戦闘体での走行禁止

 などである。

 非常時には多くの制限が取り払われるものの、堅苦しいことに違いはない。

 しかしそれには城戸も鬼怒田もけっして頭を縦には振らなかった。

 

「おまえは自分が持つトリガーの危険性をもう少し自覚しろ」

「まったくだわい」

「えー……」

 

 不満げに唇を尖らせる大河。

 しかしその彼を慕う三輪でさえも城戸たちの結論には同意していた。

 実際に強化戦闘体を試させてもらって実感したのだ。あの制限の多さがなければ危険すぎると。

 まず先ほどトリガーを起動した瞬間に椅子が軋んだことからわかるように、強化戦闘体にはかなりの重量がある。もし転んだ際に誰かが下敷きになれば口から内臓が噴き出るくらいの重さが。

 膂力は言わずもがな、大河自身が供給しているトリオンにより強固となっているボーダーの通路だろうと、腕の一振りで粉々に粉砕されるであろうし、走行が禁止されているように高速で移動しているところに誰かとぶつかれば文字通りに轢き殺してしまうだろう。衝突の際に発生する衝撃は体積と質量の違いもあって、同等のスピードで走る軽自動車のそれよりもなお激しい。

 茂森が言った通り、この強化戦闘体こそが技術の粋、戦闘の要なのである。武器があろうとなかろうとその危険性の違いは誤差でしかない。

 

「あーあ。これじゃ開発してもらった意味ぜんぜんねえじゃん……」

「他にも企画段階のがいくつかあると聞いとるが、そっちはどうなんだ?」

「んーまあいろいろ考えてはいるんすけどね。そっちのは補助っつーか、結局"こっちの世界"じゃ使わない感じのやつなんで」

 

 まったくもって不満甚だしい、と頭の後ろで手を組んだ大河に対し、城戸は無表情ながらも労うように声をかけた。

 

「そう気落ちするな。おまえにもやってもらうことはある」

「どうせ電池役でしょうよ……」

 

 口の端を引きつらせて視線だけよこす大河を真正面から見て、城戸は静かに力強い声音で語る。

 

「私は、おまえを公開遠征の第二部隊隊長にしようと思っている」

「――――!」

「まだ決定ではないがな」

 

 最後に付け加えられた言葉からは力強さは消されていたものの、最高司令官の意思としては大河を推す。そう伝えられた当人は一瞬ぽかんと口を呆けさせてから面白そうに唇に弧を描かせた。

 大河以外の会議室にいた人間は驚くようなこともなく、ごく淡々とそのセリフを聞いていた。

 無論、忍田もそこに含まれている。

 

「…………」

 

 彼は腕を組んで黙り込む。

 重役会議ではすでにその話題が出ており、忍田も大河の人格面に問題を感じつつ有する能力や遠征艇を二隻運用することから遠征の参加に否やはなかった。ただし、条件を出して。

 その会議で大河の極秘遠征のことを、簡易的にまとめられた情報としてでも提出することを条件にしたのである。

 そこで知った過去の遠征の内容は想像していた通りのものであり、忍田本人としては大河を再び近界へ送り込むのに頷きたくはなかったが、その能力は必要不可欠であるのも事実。

 単独部隊ではないこと、第一部隊の隊長――指揮系統を自身が握ること、それらを加味してようやく参加を容認することができた。もし遠征部隊の選抜に口を挟むことができれば、東のような忍田派の常識人を第二部隊に加えさせる目論見もある。

 

 忍田が黙って思考を巡らせている対面では、三輪も決意を新たにしていた。

 やはり大河の遠征参加はほぼ確定。ならば是が非でも自分も参加したい。そしてできれば第二部隊が望ましい。しかしそこはあまり重要ではないのかもしれない。人間関係的に考えれば選抜さえ果たせば三輪ないし三輪隊はおそらく第二部隊所属になるだろう。そこは司令直属隊員でもある三輪が望めば考慮される可能性が高い。

 問題は部隊選抜。

 通常の遠征部隊選抜試験の内容を、三輪は詳しくは知らない。

 もとよりあまり興味がなかったのと、実際に参加した隊員ととくに親しくないからだ。しかも遠征の内容は大河でなくとも大抵の場合機密に該当する。たとえ親しくとも雑談のタネに、というわけにもいかないはずだ。

 ゆえに三輪が思うのは、どう受かるか。

 今回の選抜で求められるのはなんだ?

 戦力か……交渉力か。

 おそらくは――前者。

 アフトクラトルに奪われたのは58名もの人間。それを交渉で取り戻したい場合、ボーダーには取引の材料になるようなものを持ち合わせていない。大河の話によると近界民はさらった人間を兵士にするかエネルギー源にするか、またはその国の『神』にするかのいずれかだという。

 今回の場合、アフトクラトルが持ち込んだ戦力とその必死さからみて『神』を欲しがっていたのだろうと推測できる。大河や雨取のような優秀なトリオン能力者を執拗に狙っていたことからしてほぼ間違いないだろう。

 であれば。

 どうやって58人の隊員を取り戻すか。

 それは、武力によってのみでしかありえない。

 選抜には部隊の総合力を重点的に見るに違いない。

 現在の三輪隊の順位はA級7位。そもそもA級ランク戦は現在行われてはいないが、できれば実力的にもう少し上に行きたいところだ。

 

「そういや他に参加する隊員でもう決まってるやつはいるんすか?」

「!」

 

 ふと尋ねた大河の言葉に、三輪が顔を上げた。

 別に己を慮って聞いたのではないだろうが感謝の念を抱きつつ城戸の返答を待つ。

 

「いや、まだだ。第一部隊の隊長に忍田本部長を据える以外は何も決まっていない。部隊単位での参加の是非は選抜試験で行うとして、追加で幹部が個人での推薦を挙げる……と言ったところだな。そこに私が推すのがおまえだという話だ」

「なーるほど。そりゃありがたいおハナシだ」

 

 その話を頭の隅に置きながら、三輪はこれからの訓練内容を練っていた。

 個人での参加は幹部の推薦が要る。しかし城戸司令は大河を推した。推薦枠を得るには他の幹部……忍田や林藤は論外としても、鬼怒田や根付ともとくに親しいわけではないため難しいかもしれない。

 それに何より、実力で選ばれたほうが後腐れがなくていい。もしかしたら大河が第二部隊隊長としての立場から登用してくれる、という希望的観測もあるが、それはやはりあくまで希望でしかない。これからは訓練の密度を上げなければ。

 

 三輪が覚悟を決めたころ、会議室の扉がノックされて林藤率いる玉狛の人間と、捕虜であるヒュースという名の近界民が現れた。

 ようやく今日の本題が始まろうとしていた。

 

 

 

 

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