やはり俺がフェンリル極東支部にいるのは間違っている。 作:水無月ゲンシュウ
「よし、以上でブリーフィングを終わる。準備が出来次第はじめてくれ」
「うす」
vここ極東で初めて確認されたサソリ型のアラガミ、ボルグ・カムラン。その討伐のブリーフィングに参加したわけなのだが……説明ザックりすぎやしません?雷と氷が有効。近接は部位によって効果が変わる…といったごく簡単なものだけだった。
「それとサクヤ、お前は少し残れ」
「…何か…」
「サクヤ、お前はしばらく休暇をとれ、これは上官命令だ」
え、なにそれすごくうらやましい。ぜひ俺にも
「そんな、私は…!」
「…サクヤ、最近鏡を見たか?」
「は?」
「……ほとんど寝てないんだろう。お前がアイツを想う気持ちは、姉としてうれしく思う。だが、上官としては別だ。コンディションを整えられない者は死を呼び込む…………分かるな?」
「…はい…軽率でした」
「最後に忠告だ…お前はもう少し、周りに頼ることを覚えろ…いいな?」
「…努力は…してみます…」
場所は変わり戦場へ。八幡はボルグ・カムランを討伐しに煉獄の地下街へと来ていた。メンバーは俺、ソーマ、ジーナさん、そしてカノンさんだ。
「…おい比企谷、背後に気をつけろ…」
「ん、あぁ…」
あのソーマが他人を気遣うとはずいぶんと丸くなったものだな……
「早く撃ちたいわ……」
後しばらくしたら撃てるんで待っててくださいよ…
「が、頑張りますね!」
あ、よろしくお願いします。
なぜこんなメンバー編成なのかというと、当初の予定では俺、ソーマ、コウタ、サクヤさんでの出撃予定だった。しかしコウタは経験不足ということで外され(あれ?俺一応同期のはずなんだけど…)サクヤさんは休暇に(俺もほしい)になったため急ぎでメンバーを選んだのであった。
「じゃ、一応作戦通りに」
今回はバスターのソーマを主力とし、ソーマの攻撃を確実に決めるためのフォーメーション。敵正面に俺、敵背後にソーマ、左右に遠距離2人。本来ならソーマを正面にするべきなのだろうが、そうすると俺のショートブレードではほとんど歯が立たない。それに加え動きの速いボルグ・カムラン相手に攻撃速度の遅いバスターを正面に立たせるのはリスクが大きすぎる。自分のせいで誰か死ぬくらいなら、自分がその役をやったほうがマシだ。
「ふふっ」
えっ、ちょっ、ジーナさん何敵に向かって突っ込んでいくんすか、アンタスナイパーでしょ……てか威力たけぇ…俺が反対側に回って注意を引くしか…
「ソーマ!!」
「ちぃっ!」
ソーマは俺の意図を察したのかすぐに動き始めた。俺はボルグ・カムランへの攻撃を開始する。比較的ダメージの通りやすい足へ攻撃を始めた。とにかく敵の注意を引くためにひたすら切り続ける。
「ガァァァアアアア!!」
よし俺に注意が向いたな、あとはつかず離れずをするだ……
ドンっ!!!
「あごっ!!」
なんか背中にものすごい衝撃が…まさかボルグ・カムランの攻撃を食らったのか?
「射線上に立つなって…私言わなかったっけ?」
え……えぇぇぇええええ!?いやあんた誰だよ!?
「ちぃ、始まったか…」
え!?ソーマはこれが何なのか知ってるのかよ…とりあえず射線からずれとこ…
ドンっ!!
「あぶねっ!」
……これ絶対わざとだよな?………わざとだよね?
俺が台場カノン、通称誤射姫…逆か?の恐ろしさを、文字通り身をもって経験しているうちに、ソーマとジーナさんが討伐していた。
「今日私誤射が少なかった気がします!」
うそつけ…普段もっと多いの?てか気がしますって……深くは考えないようにしよう
やっぱり戦闘描写は絶望的なくらい下手だな…感想アドバイス等々、お待ちしております。