やはり俺がフェンリル極東支部にいるのは間違っている。   作:水無月ゲンシュウ

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新年初投稿です!題名いいの思いつきませんでした・・・今年もよろしくお願いします!


第四話 エリック上田

 初任務からわずか一日しかたっていないのに俺は次の任務へと向かわされた。やっぱフェンリルはブラックだぜ……ミッション名『破戒の繭』場所『嘆きの平原』同行者『橘サクヤ』この前のすごい格好の人だ……

 

「この前の新人さんね?私の名前は橘サクヤ。よろしくね」

 

「比企谷八幡でしゅ」

 

「緊張してる?」

 

「うお!」

 

 どうやら俺のボッチスキルは神機使いになった今でも健在のようだ。突然肩をたたかれて思わず声をあげてしまう。

 

「肩の力抜かないと、いざというとき体が動かないわよ」

 

 そういわれても万年ボッチの俺は誰かと一緒という状況に緊張しているのでどうしようもないんですけどね。

 

「さっそくブリーフィングをはじめるわよ。今回の任務はキミが前線で陽動私が後方でバックアップします。遠距離型の神機使いとペアを組む場合、これが基本戦術だからよく覚えておいて。くれぐれも先行先行しすぎないように後方支援の射程内で行動することOK?」

 

「うっす」

 

 そこら辺の距離感に関しては自信がある。むしろ得意すぎて距離を開きすぎてしまうくらいである。あ、今回は離れすぎちゃいけないのか。

 

「素直でよろしい!頼りにしてるわ。さあ始めるわよ」

 

 今回のターゲットのコクーンメイデン、移動はしないが正確にこちらを狙う厄介な敵。俺はショートの利点の速度を生かして高速攻撃を敵に叩き込む。斬撃や刺突を組み合わせ確実にダメージを与えていく。このペースなら……

 

「へぶら!」

 

 なんか背中にものすごい痛みが……

 

「ゴメンなさい!おかしいわね私めったに誤射しないのに・・・」

 

 そりゃそうだろ、むしろしょっちゅう誤射する奴なんていてたまるか。

 

 この時の思考を八幡はいずれ死ぬほど後悔するのだがそれはまたの機会に。その後ミッションを終えるまでにあと数回の誤射を食らうのであった。

 

 その後ミッション終了の報告をしたら休まず次のミッションになった。ミッション名『鉄の雨』場所『鉄塔の森』同行者『ソーマ・シックザール』『エリック・デアーフォーゲルヴァイデ』二人については面識がなかったので少し調べた。ソーマは支部長の息子、エリックは重役の息子、あとトイレの使い方が下手……どうでもいいか。

 

 集合場所に向かうとすでに二人が待っていた。

 

「お、君が例の新人くんかい?噂はきいているよ。僕はエリック、エリック・デアーフォーゲルヴァイデ。君もせいぜい僕を見習って、人類のため華麗に戦ってくれたまえよ」

 

 ……なんか想像してたのと違う方向にうざい。このうざさは材木座に近いうざさだ。そう思っているとさっきから終始無言だったソーマが突然叫んだ。

 

「エリック!上だ!」

 

 その言葉に俺もあわてて上を見る。するとオウガテイルがこちらに飛んできていた。今回銃形態で来た今の俺ではガードもできず、変形する時間もない。この角度では銃での迎撃も不可能。だが二人助かる方法を思いついた。俺はとっさにエリックに向かって弾丸を放った。

 

「「ぐあぁ!!」」

 

 放った弾丸は設置系の機雷としても機能するようエディットした爆発系の弾丸。ほぼゼロ距離にいた俺たちはそれに触れ爆風によりオウガテイルの攻撃をかろうじてよけた。

 

「ボーっとするな!!」

 

 オウガテイルはソーマが放った強烈な一振りで仕留めた……

 

「・・・ようこそクソッタレな職場へ・・・俺はソーマ・・・別に覚えなくてもいい。言っとくが、ここではこんなこと日常茶飯事だ。今回はたまたま運が良かっただけだ。お前は、どんな覚悟をもって『ここ』に来た・・・?なんてな・・・時間だいくぞルーキー・・・とにかく死にたくなければ、俺にはなるべく関わらないことだ・・・」

 

 その言葉の意味をうすうす感づいてはいたが気が付かないふりをした。

 

「さっきは助けてくれてありがとう。おかげでエリナを一人にしないですんだよ」

 

「エリナって誰っすか?」

 

「そんなかしこまらなくていいよ。エリナは僕のかわいい妹さ。今度合わせよう」

 

 何だただの同志(シスコン)か、こいつとはうまくやっていけそうだ。そう思いながらソーマの後を追っていった……




個人的にはエリック好きなので生存ルートにしました。感想等々お待ちしてます。
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