やはり俺がフェンリル極東支部にいるのは間違っている。   作:水無月ゲンシュウ

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第七話 ぶつかり合う信念

 読者の皆様こんにちは、主人公?の比企谷八幡です。このブラックな職業にも慣れてきたわけですが本日は俺の気苦労を読者の皆様にぜひ味わせ……感じてもらいたいと思います。

俺の所属している第1部隊ですが、期待の新人新型アリサ・イリーニチア・アミエーラの加入で俺の仕事はなくなり、ついでに俺の登場も奪われる予定(確定)だったのですが……

 

「住民を怖がらせてどうすんだよ!それにアラガミの討伐より住民の避難が最優先だろうが!!」

 

「住民の避難より戦術通りの戦闘が優先です!私たちゴッドイーターの使命はアラガミの掃討です。早くアラガミをせん滅することこそ、住民の安全につながるんじゃないんですか?」

 

 ……現在進行形で厄介ごとを発生させている。ここ最近はかなりの確率で発生している。

 

 ちなみに今回こうなった理由は外部居住区のアラガミ装甲壁が突破され、第2部隊、通称防衛班からのヘルプがあり、そこに手の空いてたアリサと帰投直後の俺(いやなんで!?)が応援に駆け付け……たところまではよかったのだが、住民の安全を最優先にアラガミを遠ざけるように戦う防衛班をよそに、アリサはたとえ住人が近くにいようがいまいがおかまいなしにその場で戦闘をおっぱじめるもんだから住民が怖がってしまい、避難が遅れた。そのことに対して現在第2部隊隊長大森タツミとアリサが戦術面での言い争いをしているのである。

 

「-あんたからもなんか言ってくれよ、同じ新型としてさぁ頼むよぉ」

 

「あなたからもこの人に言ってください!」

 

 だからなんで俺に毎回話題降るの?話しかけないでくださいオーラ出してたよね?てか毎回巻き込まないでくれ

 

「えーっと、まぁそのなんだ?俺たちはあくまで第2部隊の応援に来たんだ、現場の指揮権は第2部隊にあるんだからそれに従っとけ」

 

 そう俺がいうと大森さんは勝ち誇ったような顔をし、アリサは反論しようとした。

 

「ちょっ!あなたも……」

 

「ただ大森隊長、コイツこういうところあるんでそこらへんもかわいいもんだと思って作戦に入れて考えといてください。そういう柔軟な発想がないと堅物だと思われて、竹田さんに嫌われますよ?」

 

 そういうが早いが大森タツミが即座に返事をし、アリサは顔を真っ赤に染め、俺から一歩身を引いた。

 

「おう、これからはその辺も考えて作戦を考えるぜ。そしたらヒバリちゃんと……ふっふっふ」

 

「なっ!かわっ……」

 

 これだからイケメンは……爆発すればいいのに。さっきからアリサがなんか挙動不審になっているがどうしたんだ?俺がフォローしたのがそんなに意外だったのか。




次回はリンドウさん会の予定です。感想等々お待ちしております。
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