拠点護衛艦『みずほ』になった男の話   作:空見夏妃

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おはようございます。
昨日に引き続き、本日は第二話の投稿です
誤字脱字、ないうようにしましたが、もしありましたら教えていただけるとありがたいです


みずほになった男、海に出る

あのあと何度も見直したが、やはり俺は『みずほ』になっているようだ…

 

「……はぁ…なんかもう疲れた…」

 

制服が汚れるのも気にせず砂浜に倒れこむ

 

「さぁて、これからどうするか…」

自分自身の姿が艦むすだからとはいえ、この世界が艦これの世界とは限らない……とりあえず情報収集だな…

 

よくある艦これSSよろしく無人島らしき場所にいるし、島と海どちらでも探索できるわけだが…

 

ここは海からにしよう、艤装がちゃんとあるかわからないし確認も含めて行動開始するか…

 

「よっこいしょっと…」

 

「えーっと…艤装はどうすr「ティロリン♫」ん?、メール…?」

 

圏外だったはずのスマホにメールが届き、不信に思いつつも開いてみる

 

そこにあったのは、添付ファイルただ一つだった

 

普段ならよくわからないところから届いた添付ファイルを開くなどしなかったが、今は緊急事態だ、その添付ファイルを開いてみた

 

「っ!?なんだ!?」

 

開いた瞬間、スマホが急に光り出して、思わず投げてしまった…

数分光り続けていた俺のスマホは、光が止むと少々変わっていた

 

「…なんだこれ…」

 

手に取って確認してみる

背面には洋上迷彩と海上自衛隊のロゴマーク

だいぶガッチリとしていてちょっとやそっとじゃ壊れなさそうだ

中のアプリも変わっており、元々入れていたアプリの他に、『艤装展開方式』『ステータス』『実物化』など、見慣れないアプリが

 

「これは…艦むす用のスマホということなのか…?」

 

あまりの出来事にちょっと理解が追いつかないが…とりあえず当初の目的である艤装を展開してみることにする

『艤装展開方式』のアプリをタッチすると、『デフォルメ』と『艦艇』の2つがあった

 

たぶんよく見慣れた艦これタイプの艤装がデフォルメの方なんだろう…艦艇の方はここが砂浜なのを考えるとヤメたほうが良さそうだ

 

「…えっとタッチすれば展開されるのだろうか・・・?」

 

そう思ってとりあえず海のほうへ移動しながらデフォルメをタッチしてみた

 

すると急にずっしりとした重みが腰にかかった

 

「おぉ?無事展開できたのかな?」

 

手で触れたりして確認をしてみる

 

どう見ても艤装だ、水上機母艦瑞穂の艤装を大幅&大規模に改造しているようだ

発艦方式はほかの正規空母と同様に弓だ、赤城や加賀の持っている和弓ではなく、アーチェリー用のコンパウンドボウだがね

…それにしても、私は本来なら輸送艦の部類なのだが…なんでこんなガッツリとした空母装備なんだ・・・・?…まぁしゃーないか、元が元だしね…

 

「…さて海のすぐそばまできたわけだが…本当に浮けるのだろうか…」

 

数歩歩いて海上にでる…案外楽に浮けてしまった。そのうえ、すごく安定している

これは満積排水量が10万t超えてるからだろうか…まぁ・・・これもおいておこう

 

「さてと・・・機関始動、ブレーキ脱」

 

自分の声に反応し、総勢10基のガスタービンエンジンが、甲高い音を立てて起動した

 

「よーし、機関に異常はないね…両舷前進微速」

 

ゆっくりと海を進んでいく、その間各種レーダーや兵装の状態を確認していた

 

「えっと…相変わらずGPSはお亡くなりか…故障、または衛星がないのどちらかだね、たぶん後者だろうけど」

 

「対水上、対空レーダーともに艦艇、航空機反応なし…こりゃ空からの目に頼った方がよさそうだね……どうやって発艦すればいいんだろうか…」

 

すると、艤装に固定されていたスマホの画面が付き『艦載機選択』と表示された

 

「お、これで選択するのか…」

 

画面にタッチすると各種航空機が表示され、兵装や発艦機数を選択することが可能になった

 

「まずはE-2DJ(早期警戒機)とRQ-4(無人偵察機)かな…本来の用途とはだいぶ違うけどU-125A(救難捜索機)にも手伝ってもらおう」

 

ピピッと航空機を選択し、完了のボタンを押す。すると、右側の甲板から3本の矢が出てきた、カラーリングは選択した航空機と同じだ

 

「なるほど…こうやって航空機の選択をするのか…あとはこのコンパウンドボウで発射してやればいいのか…」

 

「こんな発艦方式だから関係ないとは思うが…一応速度を上げておこう」

 

「両舷前進強走」

 

半速、原速を飛ばして、一気に強走まで上げてしまったためか、一瞬バランスを崩してしまった…だが、やはり元スーパーキャリアなだけはある、すぐに立て直すことができた。

 

「よし…あとは発艦だね…」

 

E-2DJが入っているであろう矢を手に取り、コンパウントボウにつがえる、めいっぱい弦を引き、発艦の準備が整った

 

「ふぅ…よし、臨時偵察部隊、発艦!」

 

放たれた矢はすぐに航空機へと変わり、上昇していく

 

残りの矢もすべて発射させ、総勢5機の現代機たちが空へと旅立った

 

「あとはデータリンクして…情報を得ないとね…」

 

 

そうして私ことみずほはこの島(?)から脱出し、広い海へと情報を得るため旅立った




29/03/17 21:51 大幅改変いたしました
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