ネメシスの慟哭   作:緑雲

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あけましておめでとうございますと共に新章突入!!今回の章は二文字縛りで頑張ります。ギリギリ元日投稿。いやとっくに出来てたんですけどね、ただ上げるのを忘れていただけで。次話投稿は尋常じゃなく遅くなると思います。


The beginning
入隊


 当然のように戸籍上の父親のペイラーとソーマに反対されたものの、ケイは約束の13歳に、正式にゴッドイーターとなるべく志願したのだった。

 ケイの同期は彼女を含めて4人。

 のち1人は怪我で辞め、1人は神機に適合できずそのまま死亡。

 そして残りの1人が、ケイと大層気が合う実力派の少年だった。

 

 彼の名を、雨宮リンドウという。

 

 ケイとリンドウの出会いは、二人の適合試験当日。

 当時のアラガミは弱かったが、そのぶん数がとんでもなく多かった。ゴッドイーターは常に人手不足で、殉職だって多かった。子供すら駆り出される時代、そんなのは、今更非難の声すら上げられないほど、世界はギリギリだったのである。

 高校生にあがりたてのリンドウは、10代にやっと名を連ねたような年齢のケイを見て、そんなことを理解していても、それでもケイを哀れに思ったし、世間を憎く思った。

 だって、本当に小さな少女なのだ。

 黒い髪は肩口でぴょんぴょん跳ね、首も腕も足も、掴んだら折れてしまうのではないかというほど細い。

 

 だけれど、リンドウを真っ直ぐに見たケイを見て、一瞬だけ息を止めた。

 

 とても強い目だ。

 守る人がいる目。

 復讐でも保身でもない、これからの恐ろしいことを理解していても尚、戦おうとする強い目だった。

 だから、他の同期でも誰でもない彼女に、一番に声を掛けた。

 

「お嬢さん、名前は?」

「私はケイ。ケイ・サカキ。貴方は?」

「雨宮リンドウ」

 

 言うべき言葉はなんだろう。

 世界を救おうなんて大それた事は考えちゃいない。

 大切なものを守ろうなんていう不確定で難しい事も言えない。

 ならば。

 

「生きるぞ、ケイ」

 

 この時代この職業では難しいこと。

 だけど一昔前の世間一般では、とても普通のこと。

 こんな幼い少女でも、当たり前のことが当たり前に言えるように。

 強い少女が強くなくても良いように。

 

 その日その瞬間、一人の少女を目にしたことで、リンドウの目標はそう決まったのだった。

 

 

 新人ゴッドイーターには、通常各々に教育係が就く。

 それは古参の人だったり、部隊の隊長や副隊長を務める人間が就くのが通例だ。ケイとリンドウも漏れなくその通例に則り、教育係が第一部隊から排出されることになったのだが、今年の新人は二人のみ、ということで。

 

「じゃあ改めて、赤城シンジだ。こうしてゴッドイーターとしてお前に相対するのを楽しみにしていたぞ。そういう訳で俺がお前の教育係だ」

「ごり押したでしょ! 絶対ごり押したでしょその意見!」

「まぁ、そうだな」

 

 にやり、とひどい悪人面を浮かべる第一部隊のリーダーに、ケイはがっくりと肩を落とした。シンジの人となりを知っていればごく自然な反応である。

 リーダーたる彼は殆ど毎年新人育成を引き受けている。

 ツバキや第二部隊副隊長のウィリアムなんかもシンジの受け持ちだ。後に二人に報告した際には、無言で労わるように肩を叩かれた。それくらいに、シンジの指導はスパルタなのである。

 

「あれ? じゃあリンドウの教育係は?」

「私だ」

「ずるい!! 私もツバキちゃんが良い!」

「よーしケイ、二人で教育係変更の抗議書を出すぞ」

「オーケーブラザー!」

「無駄な抵抗は止めろ」

 

 がっしりと襟首を掴まれ、猫の子のように吊り上げられる。未だ齢13歳のケイと高身長のシンジの間にはえげつないほどの身長差があるので、持ち上げられてしまっては地面が大分遠い。軽く暴れて見せると、シンジは軽く肩を竦めてケイを地面に下ろして手を離した。

 シンジは強引だし何でも力づくで解決しようとするけれど、決してケイを雑に扱ったことはない。

 シンジとケイの関係は、ケイがゴットイーターの訓練生として訓練を始めてからというもの、不思議な物だった。

 ケイがキョーカンと慕う百田よりもずっと訓練に付き合い、けれどソーマよりは近くない。

 ただの先輩と括るには近すぎて、兄というには一歩足りない。

 そんな距離が二年程続いていたのだから、今更明確な言葉を付けられても、なんだか違和感を感じてしまいそうで、抵抗感が強かった。

 そんなケイの額を、シンジがピン、と人差し指で弾く。

 

「お前は年齢の割に深く考えすぎなんだ。もっとシンプルでいいんだ、もっと簡単で良いんだよ。お前は俺の妹分だ、それはずっと変わらないし、それに仲間というカテゴリーが加わるだけだ」

 

 お前のすぐ隣にいるソイツもな。

 シンジはそう言って、パチンとウィンクする。弾かれた額を右手で擦りながら、ケイは眉を顰めてから、居心地悪そうに隣をちらりと見た。

 隣の少年、リンドウは会話の内容がイマイチ察せず、首を僅かに傾げながらも、ケイを見つめ返した。

 その顔があんまりに普通の少年だったので、ケイはプッと小さく笑って、そうだね、と一つ小さく頷いた。シンジはそれに満足げに頷いて、二人を交互に見やってニカリと笑う。

 

「さあ二人とも、極東支部の新人ゴッドイーターになったからには、恒例行事に付き合ってもらうぞ! 勿論ケイは知ってるだろうがな!」

「あ~………」

「えっ、おい、何が始まるんだ?」

「コレだ!」

 

 バッ、とシンジがイイ笑顔で一枚の書類を二人に(主にリンドウに)突き付ける。

ケイはリンドウの肩に手を付き背伸びして書類を覗き込み、その内容にやっぱり、と息を吐いた。

 ツバキが落ち着いた声でしっかりと伝える。

 

「極東支部新人ゴッドイーターの誰もが通る道、同期協力クエスト、オウガテイル五体の殲滅、だ」

 

 

 極東支部は、アラガミを多数相手にする機会が多い。

 勿論、あくまで感覚の範囲内であって、正確なデータは取れていないのだが、これからさらに増えるとなると戦力は多いに越したことはない。

 なので、新人は容赦なく鍛えられるし、その指導はスパルタと有名だ。

 無論その指導の噂の八割はシンジのせいである。

 赤城シンジという男は、世界でも五本の指に入るほどの実力者であり、ゴッドイーターとして洗練されたその戦いぶりは、まさに鬼神という言葉が似合う。

 『贖罪の街』、居住区ではなくなったその街は、アラガミが巣食い跋扈する最早魔窟 だというのに。

 そこに新人二人を放り込むのはどう考えてもひどいと思う。

 街の入り口に足を掛け、ケイは一つ小さく溜息を吐いた。

 

「この距離飛び降りて平気なのか?もっとなだらかなところとか………」

「ヘーキヘーキ、ほら行くよっ」

「あっ、オイ!」

 

 崖からぴょんと飛び降り、数秒にも満たない浮遊感の後危うげなく着地する。

 とすっ、という軽い音はまるで階段を二段飛ばしで降りたくらいなもので、猫のようにしなやかだ。

 リンドウもさんざ躊躇ってから落ちてきて、着地でほんの少しバランスを崩すも、転ぶことはなくしゃんと立つ。ゴッドイーターと一般人の身体の違いというのは相当なもので、例によってリンドウも困惑気に自分の足をじろじろと眺めて眉根を寄せた。

 

「なんつーか、変な感じだ」

「そうかもね」

 

 適当に返事しながら地図を確認し、次いでインカムから電子音が聞こえてきてそちらへ意識を逸らす。

 

「はい、ケイです」

『俺だ。無事着いたな?』

「あれ?シン君がオペレーターしてる」

『ユウナが席を外してるからな。贖罪の街に・・・うん、GPS、バイタルスキャン、オールグリーン。二時の方向に目的のアラガミ反応確認、至急対処されたし』

「了解」

「りょっ、了解!」

 

 武運を祈る、という言葉を最後に、通信がブツリと切れる。

 インカムに当てていた手を下ろし、ケイとリンドウは顔を見合わせて頷いた。

 いざ、戦場へ。

 

 

「お、アレか」

「そうだね……二体しかいないけど………」

 

 朽ちかけた建物の物陰から顔を出し、骨で構成される白い鎧に包まれた歪なイキモノを観察する。

 一昨年苦い思いをさせられた敵だ、ケイの手にも力が入るというものだった。

 

「取り敢えず今は目の前の敵、だろ?」

「うん。リンドウの言う通りだ。行くよっ」

「おう!」

 

 神機を握り直し、勢いよく物陰から飛び出す。

 ケイは右、リンドウは左のオウガテイルを、何の疑問も躊躇いもなく神機で切り裂いた。堅くて重いものが砕ける音と、肉が千切られる音が同時に耳へ届く。その不快音を振り切るように更に神機を食い込ませ、力任せにそのまま真っ二つに断ち切った。上半身と下半身が別れた身体は思考を失くし、どしゃりと力なく崩れ落ちて動かなくなる。

 

「待って、予想以上にちょろい」

「じゃあ手伝ってくれませんかねぇ!」

「あれ?」

 

 リンドウの方を見れば、彼は未だオウガテイルと奮闘中だった。

 オウガテイルがリンドウへ向かって飛び出し噛みつこうと口を開け、リンドウはそれを慌てて回避する。

 

「腰が引けてんのよ、ビビってんの?」

「ビビッてはねぇよ! どこ切ればいいんだこれ!」

「なんか柔らかそうなところー!」

「どこだよ!!」

「あーもう、ここだよッ!」

 

 ぐぱ、と口を開けたオウガテイルの肉を削ぐように撫で斬りにした後上から下へ引き裂く。オウガテイルは悲鳴を上げて絶命し、ぼたぼたと血を落として地面に沈んだ。もうもうと、アラガミの死体特有の黒い煙が立つ。

 

「もしかして、リンドウってば抜擢上がり?」

「あ、ああ。適合率が高かったからスカウトされたんだ」

「通りで、神機としっくりきてないと思った」

「し、っくり?」

「あのね、私たちゴッドイーターは、神機との適合率が大事なの。ゴッドイーターにとって神機は自分の命同然だし、そのつながりを強くすることは、イコールで自身と神機の強化にも繋がる。オーケー?」

「なんとなく」

「まぁつまり、戦えば戦うほど強くなるってわけなんだけど、リンドウは私みたいな訓練上がりじゃないから、なんというか、うん」

「つまり、俺は今死ぬほど弱い、と?」

「身も蓋もなく言うとそうなるかな!」

 

 リンドウが辿り着いた結論に、ケイはにっこりと首肯した。

 訓練としてずっと神機と触れ合ってきたケイと、今日初めて神機と共に戦うリンドウでは年季が違う。

 

「そういうわけだから、じゃんじゃん神機を使っていくよ、リンドウ!あと三体、リンドウが倒してね」

「人使いの荒いことで………りょーかい」

 

 

「―――――――で、それから?」

「…………帰りにヴァジュラ、シユウの縄張り争いに遭遇、こちらを補足され、そのまま戦闘へ突入………しました。」

「この馬鹿ども! なんで応援通信をすぐに入れなかった!」

「わーん! そんな余裕はなかったんですー! ごめんなさいいい!!」

 

 ケイとリンドウは擦り傷に包帯を巻いくなどの簡易処置をしたあと、説教のため正座されていた。

 目の前で仁王立ちするゲンに、ケイが半泣きで弁論する。

 憤然とするゲンの横から、防衛部の香月ヨシノがひょこりと顔を出した。

 

「ゲンさん、そのくらいにしてあげて。ケイちゃんとリンドウくんは初任務で、しかも新人二人っきりだったんだから。この場合、非は上官のシンジくんにあるはずよ」

「ヨシノちゃん………!」

 

 ヨシノはゲンと同じ最初期代のゴッドイーターで、どう見ても二十代に達してない程の幼さの残る容姿だが、実年齢は三十目前というあらゆる点で外見詐欺の女性である。これでかなり豪快な戦闘技術で戦場を駆け巡るのだから、いろいろと納得いかないと方々から嘆きの声が上がるほどだ。

 シンジがケイ達とゲンの間に体を滑り込ませてヨシノの言葉にしっかりと肯定する。

 

「はい、ケイとリンドウに非はありません。俺が同伴するべきでした。ケイがいるから、と油断していた俺の責任です。ケイ、リンドウ、よく帰ってきてくれた」

「シンくーん!」

「リーダー!」

 

 全てを包み込むような微笑みを向けられ、ケイとリンドウは感極まってシンジに抱き着いた。

 ゴッドイーター二人の突進を喰らってビクともしないシンジは二人を抱き留め、ケイの頭を撫でながらゲンに顔を向ける。ゲンはがくり、と頭を垂れ、一つ深い溜息を吐いた。

 

「まったく……教育係の同伴は義務だと言っているだろう、お前はもう何年リーダーやってるんだ。大体な、」

「あーはいはい、ゲンさんお説教はもういいでしょ。シンジくん、二人を連れてさっさと食堂行っちゃって」

「ありがとうございますヨシノさん、行くぞ!」

「はーい!」

「了解!」

「あっ! オイ!!」

 

 

 新人ゴッドイーターの初任務後に、教育係と共に食堂で晩御飯を食べるのは、ある種恒例行事のようなものだ。

 なんでも始まりはゲンとシンジらしく、二人が言うには、生物学上人間はものを食べているときは一番無防備になるという学説に殉じているらしい。なんともガチガチに凝り固まった話だが、本人たちは大真面目だし、それにケイは無意識にせよそれでソーマと仲良くなった感があるので反論はできない。無論、反論する気もないが。

 

「そういえばツバキちゃんは?」

「まだ任務中だ」

「え、見てすらない!?」

「贖罪の街なら、万が一があっても駆けつけられると思ったんだよ。まさか初っ端からヴァジュラに会うとはな………」

「やっぱりあのでかい方、結構強いやつだったんですか?」

「そうだな。極東支部新人ゴッドイーターの登竜門のような存在だ。」

「はー………よく生きてたな、俺たち。」

「えー、実際そんなに強くないよね? ツバキちゃんもウィルも割とすぐに戦わされてたし」

「二人は呑み込みが早かったからだ。ナツキは遅かっただろうが」

「そうだっけ?」

「それはそうと、お前なんで上官相手にタメ口なんだよ」

 

 んー、と首を傾げて思い出そうと顔を顰めるケイに、リンドウが呆れ気味に言った。

 忘れ気味ではあるが、シンジはこの極東支部では階級が高い分に入る。実を言えば本人が望めばもっと上に行けるのだが、その本人が昇進を蹴り続けている為、今も彼は中佐止まりだ、それでも十分高いが。

 

「だってシン君だし………やっぱり使った方が良い?」

「いらんいらん。そもそもの上官下官の垣根も低いしな。正規軍でもあるまいし」

「そう、もっと殺伐した場所だと思っていたのに、意外と平和で、どうしたらいいのか………」

「それみんな言うよね。思い出すなー、ツバキちゃんが入隊して一週間経った日のこと」

「平日に徹ゲーして怒られた日だな」

「『緊張感を持ってください!』ってね。いやー、いつ思い出しても正論にしか聞こえない」

「ふん、一日眠らないくらいで大袈裟な。俺は一週間徹夜してアラガミを狩り続けた男だぞ」

「カッコいいのか、酔った勢いとノリだったっていう真相に嘆けばいいのか…………」

 

 総合的にカッコいいのに、全体的に残念だとシンジたる由縁である。

 ちなみにその時は、当時極東にいたアラガミのおよそ半分以上を掃討したらしく、新規ハイブの建造とハイブ外の民間人の誘導避難が大分捗ったらしい。結果を見れば完全に英雄そのものなのに、なんだか納得のいかない話だ。

 

「で、どうだった二人とも。初めてのアラガミとの戦闘は」

「「死ぬかと思った」」

「はっはっは、まぁそうか」

 

 声を揃えて言った二人に、シンジが快活な笑い声を上げる。

 その時、ケイとリンドウの肩がぽん、と後ろから叩かれた。

 

「その感覚を大事にしろよ、おじょーちゃん。それにリンドウ少年も」

「タカさん!」

「リンドウ、この人は黒田キヨタカ。第二部隊のリーダーだ」

「つっても、第二部隊は俺しかいないけどな」

 

 無精髭が生えた顎を摩りながら、キヨタカはくつくつと喉で笑った。

 第二部隊は言ってしまえば徹底的な狙撃部隊だ。

 キンタやツバキらが時と場合により配属されるが、普段はキヨタカだけで事足りているので一人なのである。キヨタカの神機がそれほど規格外なのもあるが。

 

「すみません遅れました! ケイ、リンドウ、初陣はどうだった?」

「聞いてないのか? そこそこひどく終わったぞ」

「具体的に言うとヴァジュラとシユウに当たった」

「はあ!?」

「うーわ」

 

 ケイの憮然とした声音で告げられた事実に、ツバキは素っ頓狂な、キヨタカはドン引きした声を漏らした。

 次いで、ツバキが慌ててケイに駆け寄り触診する。

 

「ケイ! 怪我は!?」

「くすぐったいよ。大丈夫、もう治ったから」

「姉上、俺は?」

「お前はどうせケイの後ろからちょこちょこ戦ってただけだろう」

「ひでぇ! 割とその通りだけど!」

「リンドウ、最後の方は結構よく動けてたよ」

「ホントか!?」

「うん。すごく動きやすかった」

 

 ありがとう、とケイがにっこりと花が綻ぶように笑う。

 その笑顔があんまりにも無邪気で幼いので、リンドウは一瞬ぐっと喉を詰まらせた。

意を決して、ツバキへ顔を向ける。

 

「姉上、明日からスパルタで頼む」

「教官と呼べ馬鹿者。わかっている、足手纏いにはさせないから安心しろ」

「ケイだって呼んでないじゃんかよ」

「ケイの教官は私じゃないからな」

「私はツバキちゃんが教官だったとしてもツバキちゃんと呼び続けるけどね!」

「…………せめてさん付けにしろ」

「うん、やだー!」

 

 




リンドウさん初登場!そして同期!私はGEではソーマが一番好きですが、何故かスマホのストラップはリンドウさんに長いことお供してもらっています。
人物紹介↓
雨宮リンドウ(17)
原作とあんまり変わってない。
強いて言えば感情表現が豊かで少し怒りっぽい。
ケイの唯一の同期同輩であり、これから大分深く長い付き合いになる。
まだタバコも酒の味も知らないペーペー。

黒田キヨタカ(30)
第二部隊リーダーであり、第二部隊のたった一人の隊員。
遅刻欠勤常連で、定時に来た時などは周囲に天変地異の前触れかと恐れられるほどずぼら。
狙撃技術だけは天下一品。軍属出身なので体術も結構得意。
無精髭を生やした若白髪のおっさんで、本人もおじさんを自称している。重度のヘビースモーカー&吞んだくれ、家事もめんどくさくて放置気味。薬の売人かと見紛うほど胡散臭い風貌とは裏腹に、外に出れば何故か子供からのラブコールが絶えない。自身も子供好きなために、訳アリなケイとソーマをよく気にかけている。
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