艦これ Short Story改《完結》   作:室賀小史郎

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作戦準備。の談。

キャラ崩壊、他作ネタ、独自設定含みます。


艦これSS改103話

 

 ○○鎮守府、一四〇〇ーー

 

 工廠ーー

 

明石「えっと、これが終わったらこっちで、こっちが終わったら……」テキパキ

夕張「よし、こっちは終わり♪ 次の持ってきて♪」

 

 工廠では明石と夕張を中心に妖精達もフル出動で艦娘達の艤装の最終調整をしていた。

 

 大本営から発令された『出撃! 北東方面・第五艦隊』……提督は今日までに作戦を練り上げ、明日から本格的な攻略に乗り出すため工廠では今が山場である。

 

 しかし工廠には明石達とは別に最終調整に入っている者達がいた。

 

赤城「こんな感じでいいかしら?」ニコッ

艦載機妖精(以降妖精)「ふむ……悪くない。しかしもっと赤を強調したカラーリングを頼めないか? 赤は我が航空隊のカラーだからな。赤が両翼の一部だけでは……」ムムム

 

 空母の艦娘達とその艦載機妖精達だ。

 機体の整備は明石達がやるが、最終的な調整は実際に使い、操る者達が行う。

 なので赤城達は艦載機妖精、それも航空隊の隊長妖精と相談をしながら最終調整を行っていた。

 

赤城「いつも言ってるけど、明るいうちの昼戦だと赤は目立つのよ?」

妖精「当たらなければどうということはなかろう?」

赤城「みんながみんな新しいタイプじゃないのよ?」ニガワライ

妖精「それを言われると痛いな……」グヌヌ

赤城「作戦が終われば美味しい酢豚を作ってあげるから、我慢して」ネ?

妖精「仕方ないそれで手を打とう」キラキラ

 

加賀「……具合はどうかしら? 言われた通りに調整したのだけれど?」

妖精「こいつ動くぞ!?」

加賀「動くに決まってます。ふざけていないで、ちゃんと確認してちょうだい」ペシッ

妖精「ぼ、僕を打ったな!?」

加賀「ふざけているからです」ペシッ

妖精「二度も打った! 提督にも打たれたことないのに!!」

加賀「…………デザート抜き」ボソッ

妖精「凄く手に馴染むよ!」

加賀「それは良かったです」ヤレヤレ

 

 

 その隣ーー

 

蒼龍「どうかな? いい感じ?」

妖精「作戦行動に問題はない。俺達が艦載機だからな」

蒼龍「ん、りょ〜かい♪ いきなり出番があるかもしれないから、いつでも行けるようにしておいてね♪」ニコッ

妖精「任せろ」ノ

蒼龍「作戦が終わったらプリン作ってあげるね!」

妖精「生きてプリンを掴む。それが俺の戦いだ」キリッ

蒼龍「掴んだら潰れちゃうんじゃない?」ニガワライ

妖精「……それもそうだ」

蒼龍「ふふふ、頑張ろうね♪」ナデナデ

妖精「あぁ」キラキラ

 

飛龍「感触はどう? 前と同じ設定なんだけど」

妖精「興が乗らん!」

飛龍「えぇ〜、前と一緒なのに〜」

妖精「私は我慢弱い……」

飛龍「……あぁ、シートがいつものと変わってたのね。今前のと交換してあげるね」

妖精「乙女座の私には、センチメンタリズムな運命を感じずにはいられない!」キラキラ←喜んでる

飛龍「やっぱり慣れ親しんだシートの方がいいもんね」ナデナデ

妖精「まさに眠り姫だ!」キリッ

 

 

 そのまた隣ーー

 

翔鶴「どうですか? 大丈夫そうですか?」

妖精「翔鶴! 私に勝利を見せてくれ!」

翔鶴「ふふ、一緒に頑張りましょうね♪ みんなのために♪」ニッコリ

妖精「提督のためにの間違いではないのか?」フフリ

翔鶴「なっ……も、もう!////」

妖精「否定はしないか……いや、()()()()の間違いか」フフフ

翔鶴「隊長さんだけクッキー焼いてあげません////」プイッ

妖精「お前だけは優しいままでいてくれ……」ウルウル

翔鶴「////」ツーン

妖精「( ´;ω;)」ブワッ

翔鶴「ごめんなさいは?」

妖精「……す、すまなかった」

翔鶴「はい、許してあげます」ニコッ

妖精「」ホッ

 

瑞鶴「どうよどうよ?♪ 今回はバッチリだと思うんだけど?♪」

妖精「俺が認めているのは烈風の力だけだ。お前の理念、言葉は信用していない」

瑞鶴「相変わらず酷い言い草ね〜」ニガワライ

妖精「俺にはこの生き方しか出来ない」

瑞鶴「知ってるわよ〜、もう慣れたわ」フフフ

妖精「ならいい」

瑞鶴「作戦が上手くいったら美味しいもの作ってあげるからね♪ だから頑張ってよね!」

妖精「誰よりも戦い抜いてみせる」キリッ

瑞鶴「ん♪ よろしくね♪」

 

 このようにそれぞれコミュニケーションを取りながら最終調整を行っているので、妖精達はベストを尽くすことが出来、空母の艦娘達も信じてみんなを送り出せるのだ。

 

 すると工廠のドアが開いた。

 開いたドアからは提督と本日秘書艦である子日とそのお手伝いで初春や若葉、初霜が入ってくる。

 

赤城「提督〜♡ どうされたんですか〜?♡」

 

 いの一番に提督の元へやってきた赤城。それはまるでご主人の帰りを待っていた愛犬のようで、尻尾があればブンブンに振っているだろう。

 

提督「作戦に行き詰まってな。こうして気分転換に頑張っている皆の顔を見に来たんだ」ニコッ

加賀「それはご苦労様です……そしてお心遣いありがとうございます♡」ニコッ

 

 提督の素直な言葉にいつもはクールな加賀も思わず笑みをこぼした。鎮守府のトップである提督が、一人で抱え込まずに自分達へ素直な心を吐露してくれるのは加賀だけでなく、みんな嬉しいもの。それだけ信頼関係があるということだから。

 

子日「工廠に来る前より先に、訓練場にも行ったんだけどみんな頑張ってたよ〜♪」

飛龍「そうなんだ♪」

蒼龍「やっぱりみんな気合入るよね〜」クスッ

若葉「みんなが同じ方向を向いている。一見当然のことに思うが、これはなかなか難しい」ウンウン

初霜「一丸となって取り組むのが私達の鎮守府ですもんね。他の鎮守府もそうですけど」ニッコリ

翔鶴「そうね。でも信頼出来る仲間、そして頼もしい提督……これが私達が頑張れる源よね」ニコッ

瑞鶴「妖精さん達も頼れるしね♪」ナデナデ

妖精ズ『♪』ドヤァ

 

提督「そうだ、忘れるところだった。皆、一旦手を休めて休憩にしないか? 差し入れに食堂で羊羹や最中を調達してきたんだ」

 

 提督がそう言って包を見せると、みんなの顔は更に明るくなる。中でも赤城は目がギラギラしていて、まるで獲物へ襲い掛かる前の肉食獣のよう。

 

提督「ちゃんと全員分ある。仲良くお茶にするといい」

夕張「は〜い♡」デレデレ

明石「ありがとうございます♡ みんな〜、一旦休憩〜!」

妖精ズ『キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!』

 

 こうしてみんなは間宮羊羹や伊良湖最中を食べ、キラキラして出撃する時に備えるのだったーー。




今回はイベ準備回として書きました♪

妖精さん達は夕張の影響でキャラになりきってるという体でお願い致します(^^;

読んで頂き本当にありがとうございました!
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