艦これ Short Story改《完結》   作:室賀小史郎

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艦娘達に激震! の談。

キャラ崩壊、独自設定含みます。


艦これSS改36話

 

 ○○鎮守府、一〇〇〇ーー

 

 執務室ーー

 

金剛「ヘーイ、テイトック〜!♡ 書類のファイリング、完了したデ〜スヨ〜!♡」

提督「ん、ありがとう」ニコッ

 

 本日秘書艦の金剛に提督は笑顔でお礼を言うと、金剛は目をハートにし、次の仕事は何かと訊ねる。

 

提督「近々大本営から中規模作戦が発令されるからか、仕事の量が少なくてな。今はもうこれと言ってないんだ」ニガワライ

金剛「Oh, そうデスカ……せっかくワタシが秘書艦なのに〜」ショボン

提督「書類地獄はその後だからな。今は艦隊の練度を上げ、資材を集め、作戦に備えなくてはならない時期なんだ」

金剛「I know……分かってます」

提督「……金剛」

金剛「?」

提督「優秀な秘書艦のお陰で時間が出来た。だからお茶にしないか?」ニコッ

 

 提督の言葉に金剛の表情はパァッと明るくなり、金剛は「今用意して来るネ〜!♡」と元気にお茶の準備に取り掛かるのだった。

 

 そしてーー

 

提督「ん……いつ飲んでも、金剛の紅茶は美味しいな」ニッコリ

金剛「テイトクのために心を込めて淹れた、ワタシのスペシャルティーネ♡」デレデレ ニコニコ

 

 少し早いティータイムを提督と執務室で、それも二人きりで過ごす金剛。その顔はキッラキラした笑顔でオーラもお花畑が咲き乱れている。

 

 すると金剛はある大切なことを思い出した。

 それはバレンタインデーのことで、金剛はLOVE勢の代表として提督の予定を訊かなくてはいけないのだ。

 去年は作戦中でもサプライズ的に決行したが、今年はちゃんと提督の予定を確認してからにしようと、代表者会議で決定されたからである。

 

金剛「テ〜トク〜♪ ちょっと訊きたいことがアリマ〜ス♪」

提督「何かな?」

金剛「今年のデスネ〜? バレンタインデーは〜、お時間取れマスカ〜? 出来れば去年みたいにワタシ達からテイトクにチョコレートをあげたいってみんなで話してマシテ〜♪」

 

 それとなくあざとく提督に訊く金剛。

 すると提督はふとカレンダーに目を向けてから、手帳を開いて確認を始める。

 思った以上に真剣に確認する提督に金剛は思わず緊張してしまった。

 

 確認を終え、手帳を閉じた提督は小さく、本当に小さく息を吐いた。

 そして、

 

提督「実は今朝大本営から連絡があってな。その日は作戦中であるがために少将以上の提督は大本営に行かなくてはならなくなったんだ……恐らく帰るのは遅くなるから去年のようには時間が取れない。すまない」

 

 衝撃的な告白をされた。提督も申し訳なさそうに、それでもちゃんと金剛の目を見て話している。

 

金剛「そ、それは残念デス……」ハイライトオフ

提督「本当にすまない」

 

 提督は金剛に深々と頭を下げると金剛はハッと我に返り、急いで提督に「気にしないでクダサイ♪」と笑顔を返した。

 

金剛「残念デスガ、お仕事なら仕方ないネ♪ 提督から言うのは辛いと思うので、このことはワタシから皆さんに伝えておきマス♪」

提督「重ね重ねすまない……そして、心遣いありがとう、金剛」ナデナデ

金剛「No problem♡ 人々のための大切な会議デスカラネ♪ 留守はワタシ達に任せるネ♪」

 

 金剛はバチコーンと提督を心配させないようにウィンクすると、提督は金剛にまたお礼を言い、金剛と穏やかにティータイムを再開するのだった。

 

 

 そして時は流れ、二一〇〇ーー

 

 戦艦寮・談話室ーー

 

金剛「皆さん、急な呼び出しでも集まってくれて感謝ネ」ニコッ

 

 金剛がお礼を言うと、集まった者達は一部を除き金剛に笑みを返した。

 そしてこの場に集まった面々は、

 

『提督LOVEの会』代表・金剛

『提督に素直になれないの会』代表・叢雲

『提督から幸せを貰い隊』代表・大鳳

『提督の全てを世話し隊』代表・鳳翔

『提督はパパ倶楽部』代表・睦月

『提督を尊敬する会』代表・扶桑

 

 各会の長達である。

 

睦月「平気だよ♪ 最初聞いた時は残念だったけど……」

叢雲「まぁ、内容が内容だし仕方ないわよ」

 

扶桑「大鳳さん、大丈夫ですか?」セナカサスサス

大鳳「( ゚д゚)」←真っ白

鳳翔「お気を確かに」ナデナデ

睦月「こういう時は素数を数えるといいって聞きました!」

大鳳「( ゚д゚)<ア.エ.イ.ウ.エ.オ...」

扶桑「それは違いますよ、大鳳さん!」アワワ

 

 金剛は提督が自分に言ったことをティータイムの後で、ちゃんと各寮の掲示板にお知らせとして張り出した。

 そして各会の代表には各会のメンバーとバレンタインデー当日はどうするべきかという話し合いをしてもらい、各会で出た結論を代表者会議で発表し、最終結論を出すことになっている。

 

金剛「お気持ちは重々承知してマス……大和や長門、加賀、古鷹、五十鈴、白露シスターズetc……皆さん、大鳳と同じようになってマシタカラ」

扶桑「山城も無表情で号泣してました……今は落ち着いてますが」

叢雲「私達の会もヤバかったわ……みんな強がってたけど、やっぱりかなりショックを受けてたもの」

鳳翔「会に属さないLOVE勢の方々もショックを隠し切れていない状態ですね……」

金剛「ウォースパイトなんて大本営を破壊しに行くとか言い出してマシタ……」ニガワライ

大鳳「大本営を絨毯爆撃して提督と逃避行しようかしら……」

金剛「落ち着くネ! バレンタインデーの夜には帰って来マス! だからその時のことをこれから話し合うんデス!」

 

 これでは話が前に進まないので金剛は、落ち着いている鳳翔や扶桑、睦月達の会からどんな結果が出たかを訊いた。

 

 提督の全てを世話し隊

 結論:『美味しいお夜食をみんなで作る』

 

 提督を尊敬する会

 結論:『みんなで提督のお出迎えをする』

 

 提督はパパ倶楽部

 結論:『みんなで提督にギュッてする』

 

金剛「フムフム……どれも提督を癒すイイ案デス」ウンウン

 

 続いて比較的冷静に構える叢雲に訊く。

 

 提督に素直になれないの会

 結論:『メッセージカードを贈る』

 

金剛「ん〜、これもイイ案デスネ♪ それとワタシ達の案とほぼ同じデス♪」

 

 提督LOVEの会

 結論:『提督に手紙を贈る』

 

 そして最後に大鳳へ訊くと、

 

 提督から幸せを貰い隊

 結論:『大本営に呪いをかける』

 

 最もいけない結論だった。

 

金剛「こうして各会の結論が出マシタガ……これを見て皆さんはどう思いマスカ?」

扶桑「お手紙やメッセージカードはいいと思いました」ニコッ

鳳翔「私もです。提督のご負担にもなりませんし、気を遣わせることも最小限かと」ニッコリ

睦月「睦月もこれがいいと思いま〜す♪」

大鳳「提督に恋文……////」ポッ←復活

叢雲「言っとくけど、ちゃんと規約は守って書くのよ?」ニガワライ

金剛「では、全会一致でレターまたはメッセージカードでイイデスカ?」

 

 金剛が改めて訊ねると、各代表は揃って頷き、バレンタインデーの自分達の行動が決まった。

 金剛は早速各会に所属しないLOVE勢にもこのことを通達(勿論、本気の恋文は禁止)し、他の者達にもちゃんと通達し、色々と大変な一日は無事に、そして平和的に終わったのだったーー。




バレンタインデーが近いのでその布石回的な感じにしました!
今年もバレンタインデー回を書くとはあの当時は思ってもいなかったので、バレンタインデー回をどうしようかかなり悩んでますが頑張って書きます!

それと本編には取り上げられませんでしたが、今日は多摩さんの進水日です!
おめでとう!

ということで、読んで頂き本当にありがとうございました☆
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