艦これ Short Story改《完結》   作:室賀小史郎

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朝潮型駆逐艦メイン。

キャラ崩壊、季節外れネタ含みます。

長めです。


艦これSS改4話

 

 ○○鎮守府、一〇〇〇ーー

 

 明石酒保ーー

 

明石「いやぁ、お手伝いありがとうね、みんな♪」

 

朝潮「いえ、気にしないでください♪」

荒潮「私達、今日はお休みで特にやることもなかったから」ニコッ

大潮「みんなでお片付けした方が早く終わるもんね〜♪」

満潮「部屋でダラダラしてるよりはマシだからね」

朝雲「そそ。それに妖精さん達だってお休み欲しいもんね♪」

霰「ご褒美がお菓子だから頑張る」キリッ

霞「餌付けされてるみたいね、あんた」ニガワライ

山雲「でもぉ、ご褒美が無いよりはマシよね〜」クスクス

 

 朝潮型姉妹はこの通り明石酒保のお手伝いの真っ最中である。

 三が日も過ぎたので、門松や鏡餅(作り物)を倉庫にしまったり、パーティ用の貸出衣装である晴れ着や袴などを片すのである。更には、まだ片せずにあったクリスマス用の着ぐるみや衣装などもこの機会に片す寸法である。因みに全衣装は全艦種サイズが取り揃えられているため、かなりの量である。

 

明石「貸出衣装の方は一度伊良湖さんにクリーニングしてもらうから、倉庫にはしまわずダンボールにクシャクシャにならないように入れておいてね」ニコッ

姉妹『了解♪』

 

明石「もし気になる衣装があれば着納めとして着ちゃってもいいからね♪」

 

 明石が朝潮達にそう声をかけると、朝潮達は揃って『は〜い』と返事をして衣装をひとつひとつ丁寧に畳んでいった。

 

山雲「あ〜、この白い袴、司令さんがお正月の立食パーティで着てたやつだわ〜♡」

朝雲「ホントだ♪ あの時の司令、とっても格好良かったよね〜♡」デヘヘ

荒潮「いつもの制服姿とは一味違う凛々しさがあったわよね〜♡」ポワワーン

満潮「た、確かに素敵だったわね……♡////」

霞「♡////」コクコク←激しく同意

 

 姉妹の中のLOVE勢はその時の提督のことを思い浮かべ、恍惚の表情を浮かべた。

 それを隣で見ている朝潮、大潮、霰の三人は『相変わらずだな〜』と思いながら笑みを浮かべていた。

 

明石「実は今日からその時の生写真を販売するのよ♪ 全十種類で一枚百円なんdーー」

LOVE勢姉妹『全種三枚ずつください!』

明石「毎度あり〜♪」ニシシ

大潮「商売上手ですね〜」オォー

霰「商売上手っていうか、保存用、鑑賞用、常備用って買うのが分かってるからだと思う」

朝潮「金剛さんとかは五枚買うって聞いたわ……他に何用で買うのかは知らないけど……」ウーン

明石「それ以上知ろうとしちゃダメよ、朝潮ちゃん」カタポンッ

 

 明石に爽やかな笑顔でそう言われた朝潮は小首を傾げながらもちゃんと頷き、また衣装を畳むことにした。

 

 

 そしてーー

 

荒潮「こうしてみると、サンタのコスチュームって沢山あるのね……オーソドックスのからセクシーのまで……」フムフム

霞「このビキニタイプのなんてサンタ関係無いわよね……帽子とポンチョが無かったらただの水着じゃない////」ハワワ

満潮「トナカイさんのコスチュームにもいやらしいビキニタイプがあるわ////」ウワッ

朝雲「これも角のカチューシャとか無かったら水着よね……」ニガワライ

朝潮「どうしてこのようなコスチュームを置いたんですか?」

明石「勇者が着るかな〜と思って用意したんだけどね〜……結局誰も着なかったから、これはこのまま廃棄かな〜。大潮ちゃん、霰ちゃん、これそこの廃棄用ダンボールに入れてくれる?」つ衣装

 

 明石にそう頼まれると大潮と霰は『は〜い』と言って衣装を受け取った。

 

大潮「勿体無いですけど、誰も着ないなら仕方ないですね〜」ポイッ

霰「大和さんや陸奥さん達も流石にこういうのを着て提督の気を引こうとか考えないもんね」ポイッ

山雲「そもそも司令さんなら『寒そうだから服を着なさい』って言うと思うなぁ……」ニガワライ

朝雲「確かに言いそうね」ニガワライ

 

 すると今度はサンタコスチュームでも可愛い系のコスチュームが出てきた。

 それぞれは肩出しセーターにミニスカートとポンチョがセットになっている物、胸元に白のポンポンが二つ着いた長袖のミニワンピースの物、マーメイドラインドレスに白いファーが施された物、赤を基調としたタータンチェックの背中がバッサリと開いたミディ丈ワンピース物である。

 

朝雲「わぁ、可愛い♪」

荒潮「タータンチェックっていいわね♪」

満潮(どれも可愛い……////)チラチラ

霞(可愛いかも……////)チラチラ

山雲「ねぇねぇ、せっかくだしクリーニングに出す前に着ましょうよ〜♪ 全部二着ずつで全員分あるし〜♪」

 

 山雲の提案に朝潮達は『じゃあ着ちゃおっか♪』と乗り気に頷き、明石に言ってから姉妹はそれぞれ奥にある試着室へ向かった。

 

明石(艦娘とは言え、海から上がればちゃんとした女の子よね、みんな♪)フフフ

 

 明石はそう考えつつ他の衣装を畳んでいると、ドアベルがカランカランと鳴った。

 

明石「いらっしゃいませ〜♪」

 

提督「邪魔するよ」

響(本日秘書艦)「こんにちは」ニコッ

 

 二人の来店に明石は「面白くなりそう♪」と内心楽しみつつ、レジへ入って接客を開始した。

 

明石「いつものですか?」ニコッ

提督「あぁ、五カートン頼む」

明石「吸い過ぎないでくださいね」ニガワライ

提督「一日一箱も吸っていないから安心してくれ。でも心遣い感謝するよ」ニコッ

明石「……はい♡」ニッコリ

響「……明石さん、このバリザムもお願いするよ」

明石「あ、は〜い。ウォッカじゃないなんて珍しいわね」

響「買い置きが無くなったからね」

提督「バリザムは確かロシアで古くから親しまれている酒で日本で言う「養命酒」的な物だったかな?」

響「あぁ、飲み方としてはそのまま飲んでもいいし、コーヒーなどに少し入れたり、紅茶やウォッカで割って飲んだりするのも美味しい。司令官も今度どうだい?♡」ニコッ

提督「では今度頂こうか」ナデナデ

 

 提督は笑顔を浮かべ、そう言って響の頭を優しく撫でると響は「あぁ♡」と幸せそうに微笑んで返した。

 するとそこへ、

 

朝潮「明石さん、着てみました♪」

大潮「どうですか〜?♪」

 

 と朝潮と大潮がミニワンピースのサンタ衣装を着て登場した。

 

 提督と響は驚いたが、明石から訳を聞かされると二人して『なるほど』と頷いた。

 

朝潮「司令官、お疲れ様です」ニコッ

大潮「どうですか?♪」クルリ

 

提督「二人共、似合っているよ」ニコッ

大潮「やった〜♪」ピョンピョン

朝潮「お褒め頂き光栄です!」ケイレイ

響(サンタコスしたまま敬礼って斬新だな〜)

 

荒潮「私達のサンタ衣装はどうかしら〜?♡」

満潮「あ、あんまりジロジロ見ないでよね////」カァー

 

 今度は満潮と荒潮がタータンチェックのサンタ衣装を着て登場した。

 

提督「おぉ、これまた可愛らしいサンタだな」ニコッ

荒潮「うふふふ〜♡ 嬉しいわ〜♡」ヤンヤン

満潮「…………♡////」ニマニマ←恍惚ポーズ

響(満潮が戻って来れなくなった……)

 

朝雲「着たわよ〜……って司令に響も居たんだ、やっほー」ニコッ

山雲「わぁ〜、司令さんだ〜♡」ノシ

 

 お次は肩出しセーターのサンタ衣装を身に着けた朝雲と山雲が登場。

 

提督「ほぅ、セーターとポンチョの素敵なデザインが二人に良く似合っている」ニコッ

朝雲「へへ、ありがと♡」ピース

山雲「えへへへ〜♡」ニコニコ

響(セットのブーツも可愛い……)

 

霰「着るの大変だった……」ハフ

霞「げ、なんで司令官が……////」

 

 最後にマーメイドラインドレスのサンタ衣装で着飾った霰と霞が登場した。

 

提督「ちょうど買い物に来ていてな……二人は艶やかで魅力的な衣装だな」ニコッ

霰「ありがと、司令官……嬉しい♪」ニッコリ

霞「な、何言ってんのよ……もぉ♡////」ニヨニヨ デレデレ

響(ツンデレじゃなくなってる……)

 

明石「うんうん、皆さん美少女揃いだからとても華やかね♪」

響「私もタータンチェックのやつ着たいな……去年のクリスマスパーティでは何も仮装しなかったから、司令官に見せてあげたい」ウズウズ

提督「はは、気持ちだけで十分さ……今年のクリスマスの楽しみにさせてもらうよ」ナデナデ

響「ふふ、楽しみは後にってことだね♡」スリスリ

 

 その後、提督と響は会計を済まし、提督は去り際に気障っぽいと自分でも思いつつ「ではまたな、可愛らしいサンタさん達」と朝潮達に言葉を残し、爽やかな笑顔で去っていった。

 一方、提督に褒められた朝潮達は嬉しそうに笑って提督と響を見送り、LOVE勢である満潮、荒潮、朝雲、山雲、霞の五名は天にも登る気持ちで頬を緩めていたーー。




かなり季節外れですが、こんな時もありますよね?
片そうとした漫画をもう一度読み返しちゃう的な……そんな感じのネタにしました!
細かなデザインはお好きな物をご想像してください♪

では読んで頂き本当にありがとうございました☆
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