艦これ Short Story改《完結》   作:室賀小史郎

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神風型駆逐艦、利根型重巡洋艦メイン。

キャラ崩壊、ネタ含みます。


艦これSS改6話

 

 ○○鎮守府、一五〇〇ーー

 

 執務室ーー

 

提督「よし、今日の書類はこれで終わりだ」

 

 提督はそう言うと、終わった書類の山をポンと叩いた。

 すると本日秘書艦の筑摩が「お疲れ様です♪」と言って提督の元へ近寄った。

 

提督「ありがとう、筑摩。後は伝令室に持っていく書類を提出すれば今日のお役目は終わりだぞ」

筑摩「はい。では早速提出してきちゃいますね♪」

提督「あぁ、ならば一緒に行こう。それで提出したらそのまま食堂に行こう。褒美という訳ではないが何かご馳走するよ」ニッコリ

筑摩「では姉さんも呼んでいいですか?」

提督「もとよりそのつもりさ。通信機(スマホ)で連絡を入れるといい」ニコッ

筑摩「はい♡ 私だけ大事にされては姉さんに怒られちゃいますから♡」フフフ

 

 筑摩はそう返すと早速利根に連絡を入れ、提督と共に書類を持って伝令室へ向かった。

 

 

 伝令室までの道中ーー

 

提督「利根から折り返しの連絡は来たか?」

筑摩「いえ、特には。でも既読にはなっているので見てはいるはずです」ニコッ

提督「今は相手が読んだかも分かるから便利になったな」シミジミ

筑摩「はい。でも緊急だと音声通信の方が早いんですけどね」クスッ

提督「まぁ、それはそうだろうな」フフ

 

 そんな話をしていると、背後から「て〜とく〜! ち〜くま〜!」とお馴染みの声がした。

 二人が振り返ると、廊下の向こうから利根が元気に手を振って二人の元へ走ってきている。

 

利根「利根、この通り馳せ参じたぞ!」ババーン

提督「おぉ、早かったな利根」ニコッ

利根「提督の呼び出しなら当然じゃ♡」フフーン

筑摩「姉さんったら」クスクス

 

 それから利根を加えた三人は伝令室に書類を届け、提督が提案した通りにその足で食堂へと向かった。

 

 

 食堂までの道中ーー

 

 利根と筑摩は提督を真ん中に置き、左が利根、右が筑摩の単横陣で進んでいた。

 

筑摩「姉さんはお昼に私達と別れてからは、お部屋に戻ってたんですか?」

利根「うむ……帰りにザラとポーラに会ってな。二人が持ってた筑摩面の福笑いをして過ごしておったのじゃ♪」

提督「あ〜、あの筑摩の顔を模した福笑いか」

利根「そうじゃ♪ 今年はちゃんと筑摩の笑顔の写真を使ったやつじゃぞ♪」

提督「私も製品を見たが、ちゃんと並べられればもしかしたら本当に福がきそうだな。福笑いの趣旨とは違うが」ニコッ

筑摩「何だか恥ずかしいです////」ポッポッ

 

利根「他にも雪風面の福笑いや山城面の不福泣きもあったが、どれも秀逸であった」アハハ

提督「不福泣きとはなんだ?」

筑摩「福笑いと同じ遊び方ですけど、泣き顔ではなく笑顔になるように顔のパーツを並べるルールです」ニコッ

提督「ほぅ、泣くから笑うに変えると言うことだな……その発想は素晴らしい」ウンウン

 

 そんな話をしつつ食堂へ着いた三人。

 

 

 食堂ーー

 

 食堂の中に入った三人は間宮達と笑顔で挨拶を交わし、それぞれ注文してから、どのテーブルに座ろうかと中を見回すと一つのテーブルから声をかけられた。

 

朝風「司令か〜ん♪」ノシ

 

 そのテーブルでは神風型姉妹が座っていて、朝風は提督達に元気に手を振り、神風と春風はニッコリと笑みを送っていた。

 提督達はそのまま神風達が座るテーブルに相席することにした。

 

 提督達がテーブルの側へ行くと、春風がスッと奥に詰めて提督に「どうぞ♡」と自分の隣に座るよう促した。

 提督は春風にお礼を言ってから座ると、利根も何気なくそのまま提督の隣に座り、正面から見て右から利根、提督、春風という並びになった。

 対する筑摩は神風と朝風が詰めた隣に座り、利根と向かい合う形になった。

 

提督「神風達は今日は休みだったな。ゆっくり過ごせたか?」

春風「はい♡ お姉様達とカルタで遊びました♪」

朝風「神風姉ったらすぐお手つきしちゃうのよ? 艦隊のプロフィール写真では競技カルタの選手みたいなポーズしてるのに♪」クスクス

神風「あ、あれは大本営で指定されたの!//// そもそも私の知ってるカルタと違うんだもん!////」

 

 神風は「普通のなら負けないもん!」と両手を振って抗議するが、朝風も春風も優しく『そうだね〜♪』と言って全く動じなかった。寧ろ姉の顔を立てているので、提督達は苦笑いを浮かべていた。

 そこへ速吸がそれぞれの甘味を乗せたお盆を持ってテーブルへやってくると、神風はパッと顔色を変えた。

 

 そしてみんなで『頂きます』をしてから、間宮達の美味しい甘味にみんなして顔をほころばせた。

 

提督「そう言えば、今年は艦娘関係の商品が去年にも増して増えたな」

筑摩「そうですね。私達の写真集やらフィギュア、それからユニークな物まで幅広く」フフ

利根「吾輩と筑摩の姿を模した捲りカレンダーも出たしな!」

神風「でも、あのカレンダーって利根さん達のスカート部分が日付で、そこを捲るようになってるから嫌じゃないですか?」

利根「あれも一種の趣きじゃ♪ あのカレンダーがあるからと言って誰もが吾輩達のスカートを捲りはせんじゃろ?」

朝風「まぁ、確かに」ニガワライ

 

春風「わたくし達が遊んだカルタも艦娘版だったんですよ?」ニコッ

提督「ほぅ、カルタまであるのか」フムフム

朝風「いろはカルタだから枚数は四七枚なんだけど、読み札が五七五で楽しいの♪」

利根「吾輩の札はあるのか?」wktk

 

朝風「利根さんのは確か……『カタパルト、整備すれども、また不調』だったわね」

利根「( ̄□ ̄;)!!」ガーン

筑摩「姉さん」ナデナデ

神風「だ、大丈夫です! 足柄さんのは『我々の、勝利の鍵は、トンカツよ!』ですから!」

提督(それはフォローなのか?)ニガワライ

利根「ほうほう、それなら吾輩の方がマシじゃな!」ドヤァ

筑摩「良かったですね、姉さん」ニガワライ

 

提督「ほ、他にはどんな読み札があるんだ?」

神風「あ、印象深かったのがあります! えっと『羅針盤、ちゃんと示せよ、ここじゃない』です!」

提督「あぁ、すごく分かるよ」ウンウン

 

朝風「私はねぇ……『朝が来た、それじゃおやすみ、また夜に』っていう川内さんのが面白くて好き♪」

筑摩「川内さんらしいというか、らし過ぎるというか」クスクス

 

春風「わたくしは隼鷹さんの『ヒャッハー、宴だ酒だ、リバースだ』が可笑しくて笑ってしまいましたわ」クスクス

利根「完璧にあ艦詩じゃな……」ニガワライ

 

 その後も提督達は艦娘版カルタの話で盛り上がり、甘味を食べ終えた後は、神風達の部屋にお邪魔して実際に艦娘版カルタを楽しんだそうなーー。




今回は室内のお正月の遊び回っぽくしました♪
実際に艦これカルタなんかあったら面白そうですよね♪

では読んで頂き本当にありがとうございました☆
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