艦これ Short Story改《完結》   作:室賀小史郎

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潜水艦メイン。

キャラ崩壊、独自設定含みます。


艦これSS改98話

 

 ○○鎮守府、一八三〇ーー

 

 食堂ーー

 

荒潮「今夜は楽しみね〜♪」ウフフ

如月「そうね〜♪」フフフ

村雨「夕飯のあとが待ち遠しいわ〜♪」ニコニコ

夕雲「そうですね〜♪」ニッコリ

 

那珂「早く食べよ♪」

龍田「ふふ、そう急がなくても大丈夫よ〜」クスクス

能代「でもその気持ちは分かります」ニコッ

大井「」コクコク

 

衣笠「どんな感じなのかな〜?」ワクワク

古鷹「楽しみだよね♪」

鈴谷「ね〜、楽しみだよね〜♪」

熊野「心が踊りますわね」フフフ

 

飛鷹「」ソワソワ

千代田「あはは、気持ちは分かるけどソワソワし過ぎ♪」

蒼龍「ふふふ、でもみんなそうなるよね♪」

翔鶴「どんなのか楽しみですからね」ニコニコ

 

陸奥「順番回ってくるのが待ち遠しいわ〜」フフフ

大和「うんうん、とても待ち遠しいわよね」コクコク

金剛「これでテイトクと一緒ならなおサイコーなのデスガ……」

伊勢「それはそれで落ち着かないわよ////」ハゥ

 

 食堂で夕飯を食べながら、艦娘達はとある話題でもちきりだった。

 

 今日は四月二十六日……この日は語呂合わせにより(よい)二十六(ふろ)の日ということで、鎮守府では今夜のお風呂だけ特別なお風呂を艦娘達に提供する。

 どのように特別なのかというと、今日のお風呂は湯船にバラの花びらが浮かべられているのだ。

 

 これは提督と妖精達が決めたことで、日頃から頑張ってくれているみんなにお風呂で更にリラックスしてもらおうと実施された。

 艦娘とは言え、陸に上がれば女の子。バラのお風呂で身も心もリラックスし、更にはロマンチックな気分で入浴タイムを過ごしてほしいという提督達の心遣いである。

 その甲斐あってか、みんなは夕飯後のお風呂に心を踊らせている。

 

イク「んふふ、みんな嬉しそうなのね♪」

ニム「そうだね〜、あたしも楽しみだな〜♪ ありがとう、提督♪」ニコッ

提督「お礼を言うのは私の方だ。いつも戦ってくれているのだからな……そのお礼として今宵は特別な入浴タイムを過してほしい」ニッコリ

 

 提督も本日秘書艦を務めたニムと、そのお手伝いをしていたイクと共に別のテーブルで夕飯を食べていた。

 みんなの嬉しそうな反応に提督もホッと胸を撫で下ろしており、提督の左隣に座るイクは提督の優しさやホッとする表情にキュンキュンしている。因みにニムは提督の右隣。

 

 すると提督達の前にたまたま座ったヒトミとイヨのイヨの方が口を開く。

 

イヨ「提督のお風呂にもバラの花びら浮かんでるの?」

イク「!?」ピクン

 

 イヨの質問に提督より先に反応したイク。

 更には、

 

LOVE勢『(提督も同じような湯船に!?)』

 

 とその空間に居合わせるLOVE勢は思わずその言葉に固まってしまい、ついその光景を想像してしまった。

 そのせいで次々とLOVEをこじらせる者が多発。食堂はほんわかムードから一気にショッキングピンクようなムードへと変わってしまう。

 

イク(提督がバラの花びらを浮かべたお風呂に入る……)

 

 イクが思わずその時の光景を思い浮かべると、

 

イク「…………色々と捗っちゃうのね♡////」ジュルリ

 

 大量のよだれ(LOVE)を放出してしまうのだった。

 

提督「ははは、確かに今日のおかずはトンカツだからご飯やキャベツが捗るな♪」

 

 対する提督は呑気なもの。提督の性格からして、イクや他のLOVE勢がまさか自分のことを想像しているとは露程も思っていないのだ。

 

ヒトミ「え、えっと……今日のお風呂はバラの花びらが浮かんでるってお話ですけれど、どうしてバラを浮かべようと思ったんですか?」

 

 ここでヒトミが妙な空気を変えるために質問をした。

 するとニムがヒトミに親指をグッと提督やイクに見えないように突き出したのは内緒。

 

提督「バラにした理由か……バラの香りには、ストレス解消、疲労回復、不眠などに効果があり、イライラなどといった興奮を鎮めて、快い気持ちにさせ、リラックスさせて眠りに誘うことや頭痛を和らげてくれる力があるからだ」

イヨ「へぇ〜、バラの香りってそんな効果あるんだ」オォー

ニム「プレゼントするってだけじゃないんだね」ビックリ

 

提督「確かにバラはプレゼントにも最適だな。でもプレゼントするならば、香りの成分がピークとなる五分咲きのものがいいんだ。しかし風呂にバラを浮かべて楽しむなら、盛りを過ぎた花でも十分に効力を発揮してくれる」

イク「バラってキレイなだけじゃないのね〜」

ヒトミ「クレオパトラがバラのお風呂を愛した理由が分かりますね」

 

 提督の説明に驚き、そして納得するイク達。

 するとイヨが「そもそもバラのお風呂ってどうやってやるの?」と質問してきた。

 

提督「案外簡単なんだぞ? バラを軽く水洗いしてから、お風呂に浮かべるだけでいいんだ。ただいつものお湯の熱さだと花の劣化や変色を招くから、ぬるめの三八度から四〇度で半身浴のようにするのが効果的らしい」

イク「ふぇ〜、またまた新しいことをお勉強したの〜」

ニム「そうだね〜」

 

提督「因みに最初は花首を浮かべようとしたんだが、私の勉強不足で用意したのが細かい棘のある品種でな。皆の肌が傷付いてしまうので急遽花びらのみにしたんだ」ニガワライ

ヒトミ「お心遣いありがとうございます」ニコッ

イヨ「相変わらず提督はやっさしいねぇ♪」

 

 ヒトミとイヨの言葉に提督は「いやいや」と謙遜する。

 

提督「私は自分が出来る範囲で皆へ恩返ししているだけだ。私がこうして提督としていられるのは、全部皆の頑張りがあってこそだからな」ニコッ

イク「提督……♡////」キュン

 

 提督の言葉にイクは勿論、他のLOVE勢も胸の奥がトクントクンと跳ねた。提督の優しさと心遣い……それだけでもLOVE勢にとってはどんなものよりもリラックス効果がある。

 

ニム「提督と妖精さん達が考えてくれた優しいお風呂、今日は心行くまで堪能するね♪」エヘヘ

イヨ「イヨも〜♪ 半身浴ならお酒を飲みながら入る〜♪」

ヒトミ「程々にね……」ニガワライ

イク「飲み過ぎるとヒトミンの黄金の左拳が火を吹くのね♪」イヒヒ

イヨ「そ、それはイヨも嫌かな〜?」カワイタエミ

提督「仲良く入ってくれよ?」

ヒトミ「は、はい……////」ウゥー

 

 こうして夕飯を終えた艦娘達は、提督と妖精達が実施したバラ風呂を堪能し、身も心もリフレッシュ出来た。

 そしてこの日のバラ風呂はかなり好評だったので、提督は今後、毎月の二十六日にはバラ風呂のようにみんながリフレッシュ出来るお風呂を実施するようにしたそうなーー。




今日はよい風呂の日らしいので、このような回にしました♪

読んで頂き本当にありがとうございました!
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