【完結】ムシブギョー 十二ノ刀   作:一ノ原曲利

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 最終決戦前に今までのまとめを含めたパラメータをどうぞ。ちなみに下のみんなのパラメータは八丈島の変の前までの実力です


閑話 等級項目

 

 等級・初伝

 

 (さび) 九散(くちる)

 

 身長・六尺二寸

 体重・■■■

 等級・陽の陸、陰の陸

 神咒・無し

 宿星・虚宿司非

 

 筋力・三 □□□

 体力・六 □□□□□□

 気力・六 □□□□□□

 咒力・七 □□□□□□□

 走力・五 □□□□□

 歪曲・七 □□□□□□□

 

 

 

 

 基本

 

 陽の陸はほぼ無双足りえるものの、如何せん戦闘経験が乏しいことから咄嗟の判断が鈍い。陰の陸というのも相当の歪みを有していることは日ノ本の国でも頂点に立つ程であるが、あくまでも『刀』という一般的知識の見解を見出したものに準えている分周囲がその異常性を感じ取るのは難しい。

 ここでの咒力、歪曲は霊感や歪みのみならず、常人が如何に化け物である蟲を打倒し得るかという数値を表している。つまり、蟲には理論云々はともかくとして何らかの霊的加護があることを暗に示しているのだが、真偽は不明。

 筋力、体力、気力、走力が低いのは歪曲によって引き上げられた結果が現在の九散の超人的身体能力を生み出しているのであって元々はこの程度。

 『語られざる歴史』における四季崎家、占星術師の末裔でありそれ故か『語られざる歴史』の変遷における記憶を誰よりも保有している。

 九散の宿星は宿曜二八宿における虚宿は北方を守る霊獣玄武の亀の甲羅。祭事、祈祷を意味し、印度では財宝を表す。十二宮の中では冷静沈着で不屈の精神を備えた「磨宮」に二足、論理的でありながら奇矯な「瓶宮」に二足属し、この2つの宮の影響を受けている。七曜では厳格を象微し、自己研磨の精神を表す『土』の影響を受けており、位が高いものに対する礼節がなっているのはここに由来する。

 司非は是非や罪過を司る神を示すが、未だ本人自身が何を裁くのかは分かっていない。ただ、父である錆 灰徒と九散の己の中にいた水銀の幻影はそれに気付いている様子。

 口調は「あらあら」という某火星の水先案内人のような気がしないでもない。金髪碧眼巨乳こそ祖母である否定姫譲りだが、容姿は七花の姉である鑢 七実そのもの。否定姫のようにつり目でなく、七実のように無表情でないことから某黄昏の女神様を彷彿させる容姿だが決してそれは間違っていない。それを逆手に以前作者によってR-元服並の仕打ちを作中における変態にさせようと画策していたらしいが現在は不明(神楽篇におけるBAD√)。要望があればやるかもしれない。

 

 

 

 

 技能

 

 虚刀流

 旧世界――九散達が言う祖母・否定姫や祖父・鑢 七花がいた『語られざる歴史』における異端の剣術。己の肉体を刀に見立て、刀として扱い主に武器破壊を目的とした。虚刀流九代目当主となっているが、母の鑢 八穂が虚刀流を継がなかった為か本来なら八代目。しかし『九』散なのに『八』代目はかっこ悪いので虚刀流のきの字も知らない八穂に暫定的に八代目を名乗ってもらい(ちゃんと本人の了承を得た上で)九散は『九』代目を名乗っている。だが道中そんな苦労話があったものの、九散本人は虚刀流が体に合わないと告訴した挙句虚刀流から新たに派生し大成させた『十二使刀流』を扱っている。

 

 十二使刀流(じゅうにしとりゅう)

 『語られざる歴史』において奇策師とがめの国家安寧の大義名分の元に蒐集し、従者鑢 七花の手で破壊された四季崎 記紀の傑作とも言える完成系変体刀十二本を体現した流派。絶刀『鉋』から炎刀『銃』まで全てを体現し、各刀に『通常駆動』『上位駆動』『超過駆動』の三段階がつけられている。現時点で『超過駆動』は■についた者の内二人の力を二振りの刀が体現しているが、詳細は不明。技名の頭文字に『不』が籠められているのは一重否定、現実に対する否定の意味が籠められており、かつて祖母である否定姫に唯一使えていた忍の意思が感じられる。

 

 

・絶刀『鉋』

 

不折(おれず)――折れぬこと『鉋』の如し」

 

 通常駆動では『鉋』の特性である『柔軟さ』を見事体現した技。身体硬化は硬化時に己の動きを制限してしまう欠点が存在するが、技に磨きを掛けたことにより部分的かつ『鉋』の発現時間を一瞬に切り替えることによってその欠点を補った。防御力だけならば『鎧』のほうが一枚上手だが衝撃の発生しない、咄嗟の攻撃ではこちらを使う。

 上位駆動ではかつて『鉋』を保有していた真庭忍軍真庭獣組、真庭 蝙蝠の『柔軟さ』を体現している。忍法・骨肉細工という肉体の軟性を高め、挙句の果てに骨格まで作り変えてしまうほどの術であるが肉体から響く粘性のような感触の悪さからあまり多様されていない。

 

 

・斬刀『鈍』

 

不砕(くだかず)――砕かぬこと『鈍』の如し」

 

 通常駆動では『鈍』の特性通り『切れ味』に長けている。本来腕を刀のように扱う手刀が虚刀流であるが、さらにそれに上乗せして『砕く』のではなく『斬る』という現象を実現している。上位駆動と通常駆動が加減の違いでしかないことから上位駆動が存在しない四刀の内の一振り。

 

 

・千刀『鎩』

 

「不断《たたず》――断たぬこと『鎩』の如し」 

 

 通常駆動ではまさかの『多さ』を九散本人で体現した忍顔負けの千人分身。しかも各千人が自立した個体であり意思を持ち、そして互いが見た聞いた情報はすべて一人から残りの九百九十九人へと伝播されるという某妹達張りの情報網が形成されている。上位駆動では所持者であった敦賀 迷彩の『千通りの計略』。その名の通り千の戦略を考案する技能であるがいまだ物語では登場していない。

 

 

・薄刀『針』

 

不見(みえず)――見えぬこと『針』の如し」

不捕(とらわれず)――捕らわれぬこと『針』の如し」

 

 一本の刀につき一つの個性というものをものの見事に打破した一振りでやはりそこから『錆』に対する愛が伝わってこないでもない(原因は『語られざる歴史』における扱い)。上は『針』が有する『曖昧さ』を体現しており、見ている者たちからも距離を無視した斬撃という印象が強いが、あくまでもこの技は『鈍』と共有しなければ意味を成さない技である。なぜならばこの『曖昧さ』は距離を言い表しているのであり、九散と対象物への距離、間合いを『曖昧』にしているが故に斬撃が遥か遠くまで直撃するのである。下は『針』刀身そのものが何よりも『軽い』ことを体現しており、頑丈さをかなぐり捨てる肉体に成り果ててしまう代わりに攻撃が絶対に当たらない防御力を身につける。ただ攻撃から来る空気抵抗を先んじて受けることによる回避であり、刺突など空気を裂いた攻撃は的中してしまう可能性が高い。上位駆動は九散本人の潜在能力の範疇であるため上位駆動が存在しない四刀の内の一つになっている。

 

 

・賊刀『鎧』

 

不効(きかず)――効かぬこと『鎧』の如し」

 

 本編において最も九散が絶対の防御手段として用いている一振りであり、『鎧』の『防御力』を体現している。原理、利点欠点に関しては無涯戦と剣牙虎戦にて詳細に明記されているので省く。上位駆動では本編では所持者であった校倉 必の力の制限力、つまり巨大な『鎧』を中で操る力の配分、調節を体現しており後述される『鎚』での怪力を制御する役目を担っている。pixiv版で追記しているがもう一つ、上位駆動では『鎧』の防御力の秘訣である衝撃の伝播を体現している。通常駆動では防御の為の衝撃の伝播であるが、上位駆動では攻撃性を持った衝撃の伝播であり、斬撃を拡散し伝播させありとあらゆる方向から炸裂させることや相手が放った攻撃をそのままそっくり相手に返す技である。くしくもそれは剣牙虎を前にした最終奥義の中に含まれ、常人であれば塵も残らず消えていた攻撃だが剣牙虎にまったく通じることなくその技の凄みを伝えられなかった。

 

 

・双刀『鎚』

 

不浮(うかず)――浮かぬこと『鎚』の如し」

 

 通常駆動は何よりも注目すべき『重さ』。己の体重を倍増しすることによって『針』とは真逆に地に沈み『鎧』と組み合わせることにより絶対的防御力を発揮することが出来る。しかしこの技も地形によって使用を左右される繊細な技であり使いどころが難しいことに変わりは無い。上位駆動では地の筋力値が三である九散の力を補う技であり、代々受け継がれてきた凍空一族の比肩無き怪力。『語られざる歴史』において圧倒的、それでいて膨大な力を遺憾なく振るい七花に黒星をつけたこなゆきの力だけではなく、代々所持していた成人した凍空一族の怪力も体現しているため測定値は不明。

 

・悪刀『鐚』

 

不生(いきず)――生きぬこと『鐚』の如し」

不死(しなず)――死なぬこと『鐚』の如し」

 

 最も生物の生死を左右する一振りであり上は体内に溜められた電流を多種多様に放ち絶命させる技。下は溜められた電流を己に流し込むことによって治癒を促進させたり己以外のものの傷を治癒する救命の技。完成系変体刀十二本の中でも命を司る悪性の高い一振りであり、九散の親戚に当たる七花の姉の七実が持っていたからか好き好んで使う技である。上位駆動は『針』と同じく七実の一番の強みである見稽古は既に九散の技の一つであるため上位駆動としては存在しない四刀の内の一振りに入っている。

 

 

・微刀『釵』

 

不人(ひとにあらず)――人にあらぬこと『釵』の如し」

 

 通常駆動が存在しない一振り。存在しないというより、この技は九散自身が死ななければ発現出来ない仕様になっていたため本人も実現できるか分かっていなかった。結果、心臓は止まれども血色のいい死人形として数百年後にどこぞの誰かが完成させる言葉使いと、同じく他者は己を人形にする『人形師』原点になる。ただこの技はあくまでも肉体の稼働一点に絞った技に過ぎず、結局死人形になり未来永劫戦い続ける代わりにそこの本人の意思は存在しないのである。だがそれを、後述する『鍍』によって補うことによって克服させた。非人(ひとにあらず)のほうが字的に正しいとか言わない。

 

 

・王刀『鋸』

 

不狂(くるわず)――狂わぬこと『鋸』の如し」

 

 十二本の刀の中である意味異端の刀でありその効果は毒気の浄化。上位駆動が存在しない四刀の内の一振りであり、赤子の頃に一番最初に無意識に習得していた技である。元来原因こそ不明ではあるが九散には後の殺人鬼岡田 以蔵も顔負けの惨殺癖を持っていたが、幼子の時点で既に母親さえも殺さんとする殺戮衝動は『鋸』によって抑えられ、今日まで九散が人を殺したことは無い。だがそれは同時に九散の強さの制限にも繋がり、やむなく枷である『鋸』を解除し蟲だけを殺せたのは僥倖であった。

 

 

・誠刀『銓』

 

不傾(かたむかず)――傾かぬこと『銓』の如し」

 

  『誠実さ』そのままに体現し、時場所場合にとって己の内の力量の振り分けを瞬時に、そして意識的かつ自動的に行う技。戦闘経験が誰よりも少ない九散にとっては大きな役割を担っており描写こそ少ないが幾度も九散を助けている。上位駆動はいまだ本編でも明記されていないが、所持者であった仙人・彼我木(ひがき) 輪廻(りんね)の力の通り、相手の苦手意識を鏡写しで姿を変える千変万化というものである。だがこの技は誰にでも苦手な存在になれると同時に己を見失う技であり、九散自身の存在を消しかねない危険な技であり使用は控えていた。

 

 

・毒刀『鍍』

 

不律(りっせず)――律せぬこと『鍍』の如し」

 

 通常駆動を持たない一振りであり己に内包する狂気は殺意を爆発的に増す技。九散自身この技を使うにはある程度条件が揃っていなければ使わないと誓約した技であり、死んだら発動する『釵』とちょうどいいと思い組み合わせた。誓約の一つとして「己より強い存在でなければ使わない」。これは純粋に己より強い存在がそういないであろうという慢心から生み出されたものであるが実際それは間違っていない。二つ目としては「退くに退けない時」であり、強大な敵を前にしていわば背水の陣で特攻するべく立てられた誓いである。結果として■■のような存在にまで神格を有してしまったが因果関係は不明。

 

 

・炎刀『銃』

 

不斬(きらず)――斬らぬこと『銃』の如し」

 

 通常駆動としては指先に籠められた法力を放つ銃撃。刀でありながら斬らずに穿つという皮肉を籠めた技名であり、『鈍』と『針』の組み合わせの技より早く小さいが小回りが利き、点と面どちらでも使える利点がある。威力こそそのときそのときに籠められた法力に比例するが、基本的に数が多いから一つ一つは弱いという常識は通じ無い。

 

 

 

 

 異能

 『語られざる歴史』に潜んでいたとされる『天魔』六柱の技能を使役できる。それが何を示しているのかは未だ不明であるが、随神相(かむながら)の発現と詠唱が出来ることから『本人達』の祈り、願い、渇望を理解し共感している節がある。

 

 

 

 

 その他本編における等級早見表

 

 月島 仁兵衛

 筋力・五 □□□□□□

 体力・五 □□□□□

 気力・七 □□□□□□□

 咒力・零 

 走力・五 □□□□□

 歪曲・零 

 

 火鉢

 筋力・四 □□□□

 体力・五 □□□□□

 気力・四 □□□□

 咒力・二 □□

 走力・六 □□□□□□□

 歪曲・零 

 

 恋川 春菊

 筋力・六 □□□□□□

 体力・六 □□□□□□

 気力・六 □□□□□□

 咒力・零 

 走力・五 □□□□□

 歪曲・零 

 

 一ノ谷 天間

 筋力・二 □□

 体力・三 □□□

 気力・四 □□□□

 咒力・六 □□□□□□

 走力・三 □□□

 歪曲・一 □

 

 松ノ原 小鳥

 筋力・七 □□□□□□□

 体力・七 □□□□□□□

 気力・八 □□□□□□□□

 咒力・二 □□

 走力・六 □□□□□□

 歪曲・零 

 

 無涯

 筋力・八 □□□□□□□□

 体力・八 □□□□□□□□

 気力・八 □□□□□□□□

 咒力・三 □□□

 走力・八 □□□□□□□□

 歪曲・二 □□

 

 

 

 




 若干ネタばれや製作秘話っぽいのがかかれてましたがいかがでしょうか?
 さてあとは最終決戦、ちょい突拍子に始まりますがそこは勘弁をば(汗)
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