【完結】ムシブギョー 十二ノ刀   作:一ノ原曲利

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 いよいよここまで来ましたねぇー
 というわけでだいぶキンクリですが『西征』開始、どうぞ


二十六太刀目

 

 

 

 白露の候。夏が盛り上がり一気に最盛期を向かえ、終われば秋口が顔を覗かせる――もっとも蟲が繁殖と氾濫と暴食を起こす侯と恐れられ、ここ百年各地の奉行所でも厳重注意を呼びかけてきた侯である。その日は外出はおろか、ましてや今となっては蟲共が跋扈し征服している地である西へ近付こうと思う者などいないであろう。

 

 それが、赦せない。

 

 嗚呼、なんということであろうか。本来この日ノ本の国は我ら人類共が自由に生き、時に自然を享受し時に争い時に文明の波を伝えてきた地。かの米の文化だって九州から伝来し、鉄砲は種子島から南蛮人が伝えてきた。かの邪馬台国も西にあったと言われており、京の地はかつて(まつりごと)だってしていた。

 赦せるだろうか? 我らが数百数千と築き上げてきたこの日ノ本の国の半分を、畜生共に蹂躙され我が物顔で闊歩する様が。

 赦せるだろうか? 神聖なる地が、我らが争いそして散った過去の英霊達が鎮むその地が踏み潰されるのが。

 それは否――否だ! この日ノ本の国に生まれたものならば尚武の心を、日出処(ひのいずるところ)の国に生まれた誇りを、信念を! 老若男女問わずその胸にしかと宿っている筈であるッ!!

 

 ならば―――

 

 なればこそ―――

 

 奪い返そうではないか、我らが地を。

 蹂躙し返してやろうではないか、愚かなる畜生共に。

 屠って、狩って、捻り潰して、引き裂いて。

 抉って、突き刺して、焼き焦がして、ばら撒いて。

 改めて証明してやろうではないか、人類が蟲共より上であることを。

 教えてやろうではないか、百年苦渋を飲み続けてきた人類の倍返しを。

 

 さぁ武士達よ。己の信念と武士の誇りを胸に刀を抜け。

 さぁ農夫達よ。畑で害虫を駆除するが如く鍬を鎌を犂を馬鍬を手に取れ。

 さぁ工夫達よ。己が得物たる金槌を振り下ろし、釘を吐き、角材を投げろ。

 さぁ市政百姓よ。己の生き恥晒して今なおその胸に日ノ本に対する愛があるならば―――拳で殴れ、腕が無いなら足で蹴飛ばせ、四肢が捥がれようものならば歯を以ってして噛り付け。

 命の一滴が零れ落ちる最後の瞬間まで蟲共を殺して殺して殺して殺して――人類の為に、一矢報いるのだ。我らは死兵、永遠に死してなお蟲共に恐怖を与えしものなれど、最後の最後に勝ちを掴み取る絶対にして唯一無二の人類(われら)だ。

 此度の大戦(おおいくさ)を『西征』と名付ける。人類の明日を築く(いしずえ)となるならば――心臓を捧げよ!

 

 

 

 

 ―――錆 九散の召集状が出された翌日。江戸の重鎮や老中達の意見を纏めて説得し終えた徳川 吉宗は公に姿を現し、こう語ったのだ。その演説は瞬く間に日ノ本の国全土に広がり、半月後にあった代表者の合同会議を境に一気に膨れ上がり日に日にその数を増していった。その数およそ九十万。かつて日ノ本の国の国取り合戦に終止符を打った天下分け目の大戦(おおいくさ)、大阪の陣での両軍兵力合計数の約三倍である。文字通り老若男女問わずと言ったところか、中には兵役を大怪我で引退していた片足の武士、町で大工として働いている何の変哲も無い普通の若者、道場で剣術を指南している女性、常日頃握り飯を二百は握る女将。役職も身分も年も疎らながら、全員の心にはしかと大和魂が籠もっていた。

 ここから半月は幕府も私兵も大忙し、兵糧生産力に兵糧運搬に関わる街道整備や必要数の武具の製造その他諸々。なんとここで多種多様に集めた兵達の長所が生かされた。大工は街道の整備、農家はかつて先祖が兵役に勤めていたお古の武具と自分の田畑での農産品、百姓はその町のものにしか知らぬ裏道や危険な場所の案内、女性はそんな働く者たちへの食料の支給と経費計算。これに加え、各地の親藩、譜代、外様問わず大名の力を借りることで、何とか中継地点である紀州行路までの整備が終わった。

 

 そして訪れる決戦の日、白露の候。

 この日、人類の未来を賭けた大戦の刻限が迫っていた。

 

 

 

 

 ▼ ▼ ▼

 

 

 

【推奨雅楽:厭魅凄艶】

 

 

 

 

「総軍を四つに分ける?」

 

 これは半月前、各代表者たる者たちが一斉に召集されたときのことである。そのうちの一人、蟲奉行は視線の先にいるまどろんだ眼を覗かせる女性に言った。

 古びていながら内装は広くしっかりと、そして外部に漏れぬよう壁に漆喰がある禅寺。そして知らず知らずに這入れば目的地へは辿り着けぬであろう迷宮の森。なるほど、いつどこで誰が盗み聞きしているかも分からないような場所より余程いい。

 

 

 

 ――新中町奉行所中央代表・【老中】蟲奉行。

 

 ――新中町奉行所北部代表・【城主】宇練 鈴閣(れいかく)

 

 ――新中町奉行所南部代表・【幕臣】大岡 忠相。

 

 ――黄泉神社代表・【神主】凍空 こなゆき。

 

 ――鎧海賊団代表・【団長】校倉 (かなめ)

 

 ――蟲狩及び真庭忍軍代表・【頭領】真庭 参猿。

 

 ――東北志願兵代表・【当主】汽口 慚愧(ざんき)

 

 ――鑢・錆家代表・【無銘】鑢 八穂。

 

 

 

 半月後に行われるであろう大戦の代表者面々が、そこに集っていた。先の疑問の声を上げる原因となったのは、此度の『西征』を計画した九散の母、錆 八穂である。訝しげに睨む蟲奉行の眼光に、八穂は肩を揺らして諌めた。

 

「まぁまぁ落ち着いてくださぁい。正確には今集まっている代表を中心に()()に分け、蟲を四方から攻めて徐々に中央に追い込み、この日ノ本の国から蟲を根絶やしにする作戦なんですよぅ」

 

 ――言ったじゃないですかぁ、()()()()だぁって。

 

「撫で切りぞ! 根切りぞォ! 蟲ン共は皆殺しじゃあ!」

「黙れや」

「ぁひィッ!!」

 

 鼻息荒げて興奮し声を荒げる変態を隣にいた大柄な好青年が叩いて止めて見せた。相変わらず変態は場所を選ばないのである。

 ――大柄な好青年の名は校倉 要。かつて薩摩の鎧海賊団を束ねていた校倉 (かなめ)に拾われ、必が身を挺して全船団を蟲から逃がす際に団長と校倉の姓を賜った若き(かしら)である。以前蝦夷に行きたがっていた九散がちょうどいい船を持っている、と慚愧の紹介で団長たる要の存在を知り乗せてやったことがあるのだ。勿論、好青年ながら気性が決して穏やかではない要に女一人、しかも何の物資の運びも無ければ儲け話の一つも無い蝦夷に行くなんて許可が下りるわけなかった。

 だから、武力行使。

 九散一人とその場にいた鎧海賊団の荒くれの精鋭達。諸外国から来る連中と幾千もの死線を交えた船員を踏み込み一つで吹き飛ばし、要を指先一つで伸ばしてみせたのだ。要は仕方なく乗せてやったが、これを一度と言わず二度、三度と送り出している道中に船上で戦い、結局蝦夷に着くまで要は一度も九散に黒星をつけることが出来ず降ろせなかったのである。送ったら即撤退――なんかしてしまえば、当然九散は怒って要に報復するだろう。それを見越して要は九散が帰ってくるまでの間に贈り物として慚愧に船をあげる代わりに置いていき、要たちは戦闘で傷付いた船の改修工事に本部である磐木へ這う這うの体で戻ってきたのである。

 先日空から降ってきた手紙を開いてみれば驚いた。主に恐怖の傾向が強いが。脅しとばかりに『そちらに殴りこみます』と一文が書かれていて大の男として情け無い声を上げ――上げて、手紙を読んで、要は大戦の準備を始めた。

 決して脅されたからではない。

 かつて己達を守るのと引き換えに父同然であった必を失ったのは無論、蟲のせいである。父の仇を討つべく、要は鎧海賊団のみならず何度も手合わせしてきた日ノ本の国近海を縄張りとしている他の海賊団にも呼びかけ、総勢九百の兵と七十の船を集めた。

 九散に対して義理も無ければ恩も無い。だが集った理由に恐怖の感情は無く、父の敵討ちをすべくこの『西征』へ駆けつけた。

 

「んー、でもあれー? 八穂さんの言い方ですとまるで総軍がうちっちらだけじゃないみたいな表現ですよね? うちっち達を三つに分けるって」

 

 八穂の言葉に別の意味を感じ取ったのはあどけなさが残る童顔、雪女と見紛う色白の美女、凍空 こなゆきである。蟲が跋扈して百年――なんて信じられない、と同じく思っている己の同心である三途神社の巫女達と一緒に上信越の廃寺をふらふらしていたところで、こなゆきは九散と出くわした。九散曰く、同じような匂いのする者たちを感じたとあるが、行き場を無くし歴史の変遷に巻き込まれて混乱しているところを助けてくれた彼女は、こなゆきにとって命の恩人に等しかった。同じく歴史に迷った巫女達もいたが、歴史から弾き出されたような孤独感はかつて己を残して凍空一族が全滅したあの夜に近しい感覚だった。

 その後九散と共に未知の地である関東を横断し、道中不幸に遭った女性を助けては次第に巫女を増やし、最終的に遠江にあった古びた神社をみんなで改修して拠点に――みんなの『家』にしたのだ。神社の整備を終えて数ヶ月過ごした九散は神社から出て何処かへ行っては、何度か足を運んでくれた。それから数年余り経っていきなり九散からの『西征』召集の旨が届き、こなゆきは『西征』への参加を決意したのだ。

 その心にあるのは、九散への恩返し。

 九散のお陰で心の傷を癒した者たちも沢山いたことから大勢集まり、そして武芸の基礎ではあれど護身用にと嗜んでいた武術を有しているが故に呼ばれていた武装巫女集団の名の通り、手錬の巫女達総勢三千人超の兵が集まった。

 

「そぅそぅ。東軍に新中町奉行所全てと――集まった志願兵を。北軍に蟲狩さんと新生真庭忍軍を。西軍に鎧海賊団と黄泉神社の武装巫女集団をそれぞれ配置させまぁす」

「成る程なぁ、要んとこやったら船ぎょーさんあるし昔使(つこ)てた航路あるから西から攻め入れられるっちゅう寸法なわけか。よう考えてんで」

「要言うな、校倉でいい。だが八穂殿、俺達が使っていた航路はもうだいぶ古い上にその航路に蟲がいるかも分からんぞ。加えて言うならば北からの航路は地にいる蟲たちとの睨み合いになるから避けたいところではあるな、日数は掛かるがみ南からの航路が望ましい」

「だからぁ、西軍にこなゆきちゃんたちを乗せるんですよぉ」

 

 眠たげな顔で、しかしちゃんとした声で八穂は言う。その言葉にこなゆきの背筋がピッと伸ばされる。

 

「怪力持ちのこなゆきちゃん率いる武装巫女集団三千人はかなりの戦力ですぅ。これならば陸から飛来してくる蟲たちを退けられるし、飛行系の蟲ならば船にある大砲を撃つなりこなゆきちゃんでなげさせれば問題ありませぇん」

「な、投げる?」

「あ、はい。うちっちなら砲弾を投げて当てられるかもです……試したことはありませんけど」

 

 蟲奉行は驚いた。だが隣にいる大岡も顔には出していないが内心驚愕しているだろう。他の連中が驚かない辺り、改めて周囲の者たち――九散の知人が人外であることを証明している。

 

「(類は友を呼ぶ――か。いや、妾と大岡を除いてこやつらはかつて『語られざる歴史』にいた者たちと、その関係者か血筋、ということじゃったな)」

 

 どれだけ『語られざる歴史』の益荒男たちは異常だったのかと思うと思わず身震いしてしまいそうだった。

 

「北海航路を取って貰う海賊団さんには北軍である蟲狩さんと新生真庭忍軍を乗せてきて、適当に降ろしてくださぁい。まぁまにわにには海流を操れる程度の忍くらいいるでしょぉから問題ないでしょぅけど」

「まぁいるっちゃあいるなぁ……っちゅーかなんでそないな忍法持っとる忍のこと知ってんねん」

「私には全てが()()()んですよぅー。この程度くらいちょちょいのちょいやっさーです」

「なぁ、俺もう寝ていいよな? 出来と覚えの悪い弟子につき合わされてるせいで碌に寝れてないんだが」

「だーめーでーすぅー」

「満足できねぇぜ」

 

 そう言って、観念したかのように鈴閣は胡坐をかいて寝るのを止めた。だが完全に眼が寝ているのは八穂も同じである。ある意味似たもの同士だ。鈴閣はそのまま不満げな面を八穂に寄越し、 

 

「一つ気にかかるんだが、なんで東側にそんな戦力を集中させてるんだ? 俺等奉行所の連中の力舐めてんのか」

「そうですねぇ、半分正解半分不正解でぇす。確かに東軍に戦力を集中させてますけどぉ、東軍は攻めであると同時に守りであって、東へ蟲を一匹たりとも逃がす訳にはいかないからなんですぅ。ホラ、守るものが背中にあるほうが頑張れるでしょ?」

 

 ――ましてや家族がいるんなら、嫌でもね。

 

 そう言う八穂の顔は酷く穏やかだった。穏やか過ぎた。だが、眠気を感じるその細く開かれた瞳は残酷と非情を覗かせていた。

 

「……(さんかく)ですね。各軍を三つに分ける話は分かりましたが、南はどうするのです? 全ての蟲が海を渡れるかは知りませんが、三方から攻め込んでぽっかりと開いた南側から蟲を取りこぼしてしまいますよ。ならば海上戦が得意な賊方めに任せるべきでは?」

「それなら心配には及ばないですよぅ」

 

 待っていましたとばかりに、八穂がにんまりと笑顔を浮かべた。

 

「南軍はそこで気絶してる変態さん一人に任せるつもりですからぁ」

「「「は!?」」」

 

 今、禅寺内にいる変態を除く六名の心が見事に合致した。別に合致してほしくないことではあるが。

 

「え…ええええええええええぇぇええぇぇぇぇぇぇ!? 八穂さん本気ですか!? うちっち的には冗談であってほしいんですけどッ…!!」

「俺的にも反対だ。確かにいくつか兵力を割けば問題ないんじゃないか?」

「せやで! なんならウチの秘蔵の忍達も出張らせるから!」

「少なくともこんな変態には任せられんな。やるなら徹底的に、だ」

×(ばつ)×(ばつ)×(ばつ)です! そこが貴女の計画の一番の穴ですよ!!」

「いま一番八穂殿を不安に思ったぞ……」

 

 つい先ほど前までの緊張張り詰めた中での会話が嘘のように、全員が心配して各々反論を述べる。だがそんな中でも八穂は眠たげな顔のままだった。

 

「大丈夫ですよぅ、だって彼は特攻みたいなものですからぁ」

「「「(なんだ生贄かぁ……)」」」

 

 ホッとした。気絶中の変態には悪いがその命は粉骨砕身で散って貰おう。だが安心するといい、その犠牲は(多分)無駄にはならないだろうから。

 

「……じゃなくてですね!?」

 

 ここで一番の常識人である大岡がホッとしかけて我に返った。だが八穂はそれをただ流すばかりで一向に応えようとはしない。まるで、別の真意があるような――

 

「さぁて、あらかた計画は話し終えたけどまだ質問ある人ぉー」

「……八穂殿」

「なぁに? 蟲奉行様」

 

 こてんと首を傾げる。その様はもう話し終えたから寝ていいよね? と暗に言っているような気がした。

 

「……その、解散してしまった奉行所があるのだが、それは数には」

「入ってないわ」

 

 きっぱりと。

 今日一番の――いや、その場にいた誰もが想像だにしないような声色で、八穂は言った。一気に禅寺内の空気が重く、圧し掛かる。大気が震え上がり壁が軋む。吸い込む空気が無くて喉が涸れてしまう。空間を一瞬で支配し変えた八穂からは、僅かに神気のようなものが溢れ出ていた。

 

「幕府側で認めた者たち以外、此度の『西征』に参加することは赦されない。そもそもその奉行所は全員戦力外通告が出ている筈でしょう、ならばなおさら」

 

 そう言って、八穂は絶対零度の如き冷めた眼で蟲奉行を捉えた。これが人が浮かべる表情なのか――何の慈悲も、何の憎悪も、何の諦観も、何の気概も籠められていないような断罪の眼光は蟲奉行の心を鷲掴みにした。

 

 

 

    「この大戦に、戦う力と意思を持たぬ者は邪魔なだけ」

 

 

 

 

 

 ▼ ▼ ▼

 

 

 

 

「……妾が、甘かったのかもしれん」

「は? 何か仰いましたか?」

「いな、なんでもない」

 

 いま蟲奉行がいる城の主である徳川(とくがわ) 宗直(むねなお)が心配そうにこちらを伺っている。だが心配は無用、とその旨を伝えて窓際へ歩んで空を見上げた。漆黒に染まったその夜空を仰ぎ、かつてその空で沢山の華を咲かせそれを共に見た者を思い描く。

 彼は、江戸に残してきた。

 まだ修行中だと言い張り颯爽と駆け抜けていったその背中が、蟲奉行が見た彼――仁兵衛の最後の姿だった。血汗を流してまで取り組む仁兵衛の修行は、それは確かに日ノ本一の武士になる為の鍛錬かもしれないが、なによりこの大戦『西征』にある筈だ。なのに、刀を振るうどころかその参加さえ赦されていない。こんな理不尽があっていいのだろうか。

 

「いや、これで良かったのかもしれんな」

 

 そうだ、これで良かった。これで良かったのだ。大戦になんか出て下手に戦死してしまったら、仁兵衛の夢が叶わなくなってしまう。それは仁兵衛が戦に出れないことよりも胸が締め付けられるような苦しみだ。彼が、仁兵衛が死んでしまったらなんて考えられない。気が狂ってしまいそうだ。

 

「! ………いよいよか……」

 

 東の地平線に、太陽が顔を出し始めた。地平線から覗く太陽光が蟲奉行には眩しく、つい手で眼を覆ってしまいそうだ。 

 日の出が、作戦開始の合図。

 宣戦布告なんてしない。太陽の全体が地平線から姿を現したそのときこそ開戦の号砲だ。西日本を四方から全戦力で襲い、次第に包囲網を狭めて巨大な繭が存在する大阪城まで追い詰める。

 各地から、益荒男たちの雄叫びが上がった。遂に、開戦だ。

 

 

 

 享保六年 葉月 白露の候

 

 

 日ノ本の国の明日を決める戦いが、始まった。

 

 

 

 

 

 

 




 微妙にアニメと情報を混在してます
 いやぁしかし宗直さん=ハンネス=ヒロシの声合い過ぎ
 加えて真田=トム・クレノーズさんジャスト過ぎてダメェ!
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