あとがき
どうもこんにちは、曲利です。
今年の二月に誕生日と共に様々な絶望を体験してからはや七ヶ月、漸く仮作家としての人生のステータスの一つである『完結』をすることが出来ました。こうして完結できたのも感想と応援と活力をくれた読者様のお陰です、ありがとうございます(ぺこり)。
小説を書き始めたのは中学二年、まさに厨二ですね(笑)アニメ化されてからちょくちょく買っていつの間にか全巻揃っている兄の書庫に存在した『ネギま』を書き始め、『Angel Beats!』『戯言シリーズ』『めだかボックス』と様々な作品を手掛けてきました。中には『エア・ギア』『フェアリー・テイル』『とあるシリーズ』『リボーン』『パンプキンシザーズ』などアニメや雑誌、お気に入りにしているサイトのものや好きな漫画など不出の作品もありますが…どれも公開未遂ですね。『ネギま』に関してはかなり続けてきたつもりですが、いくら原作沿いといっても一コマ一コマを丁寧に書くよりも原作との相違点にクローズアップして書くほうがだらだらしないし効果的だといろいろな作家さんの作品を読んで学んだときには、大学受験に突入していました(汗)。
高校に入り携帯を持ち始めて数ヶ月、一学期終業式に帰りの電車で揺られながらサイトをあれこれ探し『小説家になろう』を発見し、犬吉様の『IS』やてんぞー様の『ソードアート・オンライン』を読んで感動し、それから自分のサイトから『なろう』で『IS』を書き始めました。これが『ヘカトンケイル』ですね。
実は『ヘカトンケイル』には元ネタがあって、当時ハマっていた『TUBASHA』の二次創作のファイにドハマりしててこんなぽやぽやしてるのがいいなぁ、『白山さんシリーズ』でたくさん手があるツバヒロ便利そうだなぁ、『エア・ギア』のヘカトンケイルって名前ぴったりじゃね、と様々な思惑が重なり能天気兄キャラ『織斑 希空』が出来ました。
当時のIS二次創作では主人公が一夏と同じく
しかしそれも今年の二月の絶望によって破壊されしばらく書く気力どころか生きる気力を失い(リアルで)死にかけたりしましたが、新たな活力を得て生活、ある程度余裕が出来て見つけたのが『ムシブギョー』です。
実は原作なんて全くといっていいほど読んでなくていわゆる「乞食乙www」なんですよね。そもそも『短編』と銘打っておいてここまで長引かせられるとは思いませんでしたが(汗) ま、まぁ終わりに近付くにつれて盛り上がる癖に序盤はかったるいから途中からどんどん読者が読むのをやめていくんですけどね…。ただ、やはりそこは沢山感想を頂いたこともありちょっと頑張っちゃおうかなぁとやる気を出した結果がコレです。本当にありがとうございます(ぺこり)。
しかし…完結しといて言うのもなんですが、『ムシブギョー』に関しては連載をする前も完結した今でもそこまで興味が沸いてません(笑) 何故かと言われれば、原作沿いをこうして書いて身で言うのもなんですが……
ぶっちゃけ、江戸時代に『スペシャリスト』も『死亡フラグ』も無いだろ
つまり、時代蟲(誤字)した単語の活用があまり好ましくなかったからです。だから今回の『短編(という名の連載)』では「カタカナこそあれど江戸時代に存在しない外来語、英語の活用は禁止」という自分ルールを設けて執筆してました。ちょこっと七花が言った節もありましたがあれは割愛。そして八穂ママもとい第一天は……第一天だからね、出身世界が超高度科学文明だから仕方ない。
『ムシブギョー』と『刀語』のクロスオーバーを考えたのは2013年上半期の『刀語』の再放送と『ムシブギョー』の放送が重なったからです、本当にそこから書き始めました。どちらも江戸時代だし、ちょこっと話を弄ったら繋げられるんじゃね? と思ったが吉、どんどん書き始めお試しで書いてたらあらびっくり(これが後の『語られざる歴史』)。最初は否定姫似の孫娘でしたがいつの間にか七実ん似の金髪碧眼巨乳という容姿に。原因はおそらく七実並の戦闘力故。
ここでいくらか各話でも気になったことをお話します。
まず十一太刀目。本来ならここで完結のつもりでした。pixivでも明記してますが丁度ここが神楽篇の最終話なんですよね。でもここで終わらせるとなんだか不完全燃焼…と私の中での作家魂が五月蠅かったのであれよあれよと書き続けました(笑)。そもそももとよりこのときから『刀語』の完成系変体刀十二本と『神咒神威神楽』の座の合一を画策してました。
十七太刀目。江戸から八丈島への航路ですが、ここでは『蟲狩』の連中と遭遇する前に『神咒神威神楽』でも登場した「白鳥YO☆」の海坊主さんに出張ってもらう予定でした。話の流れとしては水棲型蟲の存在の発覚と『市中見廻り組』の結束力の増強、そして男のアツいバトルを目論んでましたが…あってもなくてもいいと判断したので割愛(ヴァレリア「え」)
十九、二十、二十一太刀目。割と重大なようでそうでないミス。実は母禮化は貒狸戦ではなく参猿戦で扱う予定でした。なぜならば貒狸戦で母禮化をしてしまうと全身が炎になっちゃってるわけですから状態異常もリセットされる仕組みだったのです。しかし執筆中に何をトチ狂ったのか「炎と炎をぶつけるっていいよね! 最後雷でトドメだけど! アホタルの健気な渇望をここで出張らせようよ!」と最悪なことを考えてキーボード上で指が踊り狂ってました(笑) 結果的に割りと早い段階で(ニートによる)『座』との関係性を暴露しました。どうも曲利、やはり閲覧数はお気に入りの減退を気にする
二十二太刀目。ここは計画通り(悪い顔)。いやぁ、読者様のアドバイスで初期に『めだかボックス』と『
そして、丁度この時期に真田幸村の声優が諏訪部さん(ラインハルトさん)と発覚し大幅に物語を修正。本来は三つ巴三柱の争いなんかではなく、大阪城に攻め入った『市中見廻り組』を幸村が一掃するも、繭から孵化してしまった波洵の因子が寄生することで幸村が波洵化するというシナリオでした。声優に左右されるなんて……でも『神咒神威神楽』も何も知らなかった当初は波洵がラインハルトの転生体だと思ってましたが(笑)
二十五太刀目全部。ここは本来どんなにページ数長かろうと一話に収めるつもりでした。そして後半最初にも書かれていますが実はあと二組書くつもりでした。一つは真田幸村一軍、もう一つは西日本で真田達に見つかることなく蟲相手に無双している七花達。……まぁいいよね!
二十七太刀目。ここでまさかの真庭忍軍に東方乱入(いや、もう少し前か)。兎に角タグ無しの作品投入という暴挙に出た曲利、どうした!?
解答・丁度その時ニ○動での遊戯王×『東方』動画にハマってたから。
……なーんて冗談ですよ冗談! 実際新生真庭忍軍相対篇執筆時、「鵺組のまさかのドッキリ四人目! だけじゃインパクト無いよなぁ…」と思い、鵺組に加え
そして霊組の朱雀の永久欠番設定ですが…ぶっちゃけ鳳凰と朱雀、加えてエジプトのラー、ソロモンの悪魔の一柱の同一視論に関しては『ネギま』連載の重要なファクターだったからかなり調べていたので覚えています。
あと、姫海棠ほたて(本当ははたて)の真庭化では『姫海』か『海棠』かで悩んでましたが結局そのどちらでもなく『海姫』に(どうしてこうなった)
二十八太刀目。真田軍がまにわに以下なのは仕方ない。ですが実際には『西征軍』が真田軍に苦戦してから次話に市中見廻り組の乱入を計ってました。あと『神咒神威神楽』から取った『西征』ですが、実際辞書にもある通り正しくは『
二十九太刀。冒頭の八穂の鼻歌はバッハの『メヌエット』ト長調です。小さい頃はよく弾いてました(本当)。まぁ本当はバッハが作曲したものではなく『
炎刀『銃』にのみ神座が継承されていない理由について。
作中では超過駆動は神座ではなくDiesでお馴染みの司狼と正田卿の嫁エレオノーレさんが発現しています。『神咒神威神楽』を知っている人ならば知っていると思いますが、この二人は表側での関係としては敵対ですが『東征』の真の黒幕という点では協力関係にあります。ということで二人に友情(笑)出演させて頂きました。
後に『銃』はいずれ訪れる第九天の座に就く構想ですが……そこは想像ということで一つ。
そしてサンデーでの最新話で繭の中の人が出るまでは豊臣秀吉公――旧将軍でしたが
三十太刀目。最終回ですね、ここでは戦闘シーンが九散と波洵化した幸村の二柱の争い前提で先走って書いていたので幸村枠を増やしました。そして千刀による黄金変生までを書いていたのでそこからちょっと考えて書きました。本当にちょっとだけ。
というのもだいたい物語の道筋はバイト中に最終考案をしていたので。ただ…丁度波洵との戦闘シーンでバイト中に波洵並の糞なお客様が現れて「ヤベェ、こいつ
そして座持ちの存在との戦闘後、当初の予定では仮座の抹殺という使命を終えて力を失うと共に消失する前に、無涯と決着をつけるつもりでした。座の力の消滅――つまり十二使刀流が使えないということは必然的に虚刀流を使う運びとなりまして……最終的には、悪刀『鐚』のラストシーンを彷彿させる結末となります、生憎そこまで書く力が残されていませんでしたが(汗)
ラスト、まさかの今年の冬に発売される正田卿の最新作『相州戦神館學園八命陣』の世界。まるで『神咒神威神楽』の最後を思い出せるような最後ですがこれも計画通り(悪い顔)。まぁ戦神館に関してはCVが出るまでは『境界線上のホライゾン』であるアリアダスト教導院に入学する予定でしたが(ナ、ナンダッテー)。戦神館絶対予約する(発売延期しないでくれ…)。
そして最後に『ムシブギョー』の世界観について。
背景としては江戸時代ですが、江戸時代にしては現代的な単語を用いることから『境界線上のホライゾン』のような現代を一周した世界で偶然現代に記された歴史どおりに歩んだ中での異端分子『蟲』の出現、としています。そして質問にもあった『ナラカは座の深層だから出て来れないんじゃね?』ということですが……
ぶっちゃけ、『ムシブギョー』の世界が異質です
『ムシブギョー』の世界は世界の支配構造や機構をまるで本に書かれた物語を読むような世界という頭おかしい世界です。つまり『座』というものを客観的に捉えられる世界なんですが、『神咒神威神楽』で波洵がナラカを僅かに認識できたように剣牙虎(言彦)レベルの高次元存在がなんとなく座を認識出来る世界です(後に黒箱塾が出来るので『めだかボックス』の過去)。それが客観的に見られる錆 九散という――正確には『
座の機構の現界、つまり九散の誕生までは八穂も灰徒も座なんて知らない一般人でした。それが九散という観測者と座の子供の生誕により灰徒の中でナラナに、八穂の中で第一天に目覚めた訳です。
と――まぁ、こんなもんでしょうか。
こうして九月に入り大学生である自分はまだ休みがありますが毎日バイト三昧地獄に陥ります。
そのためこうして完結できたというのは私の中でも非常に嬉しく、達成感と充実感に満たされています。戦神館の話を最後に完結なわけですが、来年第二期を書くかもしれませんね(笑)
ひとまず私の二次創作は不本意ながらこれにておしまいです。ISに関してはしばらくの間永久凍結、公開こそしますが更新に関しては未だ目処が立っていません。これから本格的にゲームシナリオや文庫への応募を考え活動を開始する予定です。
つまりこの『ハーメルン』での活動が終わる――
訳では、ありません。
現在の予定では最初に記述した『とあるシリーズ』の長編を考えた話(数話切り)と『ネギま』で有名な赤松先生の最新作の一話読みきり小説を予定しています。
それでは『ムシブギョー 十二ノ刀』ご拝読ありがとうございます。初の連載完結本当に嬉しいです、これからの執筆の活力と大きな自信になります。
本当に、ありがとうございました!