とある影使いの白雪姫   作:鬼ポッポ

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どうも鬼ポッポです


気分屋なのでやる気があるうちにと、2話を考えてみました


2話

放課後人気のない図書館

 

 

 

1人の少女が能力を発動する

 

 

 

するとスーッと影に吸い込まれるように少女は音もなく消えた

 

 

 

 

 

 

 

 

第七学区とある学生寮前

 

 

 

「・・・・・この時間なら・・あー君は寝てるはず・・・・」

 

 

 

少女は呟き目的地まで足を運ぶ

 

 

 

「・・・ンァ・・寝すぎたかァ・・今何時・・・だ・・・・ハ?」

 

 

 

 

 

少年が起床すると目の前に電気もつけずに本を読んでる少女がいた

 

 

 

 

「・・・・・・・・・人の家でなァにしてんですかァァァ?影法師さァァァァァン!?」

 

 

 

 

そうこの少年は学園都市230万人の頂点Level5の第1位一方通行

 

 

運動量・熱量・光・電気量etcといったあらゆるベクトルを観測し、触れただけで変換する能力をもつチートもいいとこの最強の能力者である

 

 

 

「・・・・・・・・・」

 

 

 

「ッチ、シカトかよ」

 

 

 

「・・・本・・読んでる・・・・」

 

 

 

「そンなの見ればわかるンだよ!テメーは読書しに来たンですかァァァァ!?あァ!?」

 

 

 

起床してそうそう何食わぬ顔して目の前にいるしつれいな来訪者に叫ぶ一方通行

 

 

 

「・・・静かにしてほしい・・・今・・本・・読んでる・・・・・」

 

 

 

「だァからテメーは何しに来たって聞いてンだよ!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・ご飯作ってきた・・・コーヒーだけじゃ・・体によくない・・・・・」

 

 

 

「・・・ッチ!」

 

 

 

結局しばらくして本を読み終えた舞雪とともにかなり遅めの朝食をとる

 

食事中の2人の間に会話はない

 

食事を終えると舞雪は一方通行の方をチラっと見て何も言わずにスーッと消えた

 

 

「・・・ッチ!アイツは俺なンかにかまって何がしたいンだ・・」

 

 

1人月を見ながら呟く一方通行だが、その口元は少し笑っていた気がした

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

1年前

 

 

 

最近行われた身体検査で舞雪の生活は変わった

 

今までlevel4だったのがLevel5になったのである

 

だが舞雪は能力が上がったことなんか興味ない

 

しいて言えば奨学金の金額が増えるから今よりもたくさん本を買えるって程度

 

 

その場にいた先生達は大騒ぎだったが舞雪は身体検査が終わってすぐに読みかけの本を読んでいた

 

 

そして駆け寄ってきた先生達を見て読書の邪魔になると判断し、能力をつかって逃走

 

 

 

後日学園都市中が新しいLevel5の事で話題は持ちきりだった

 

 

尊敬の眼差しを向けながら話を聞こうと近寄ってくる常盤台の生徒達

 

 

逃走

 

 

身体検査のあと突如消えたことについて話をきこうと先生が近寄ってくる

 

 

逃走

 

 

取材したいとTVや雑誌関係者が近寄ってくる

 

 

もちろん逃走

 

 

 

もはやLevel5となった舞雪を捕まえるのは容易ではなく、皆新しいLevel5の情報を得ることが出来なかったのである

 

 

 

そんな中つい最近Level5になったばかりなら勝てんじゃね?的なスキルアウトにも頻繁に絡まれるようになった

 

 

前からたまに絡まれたりはしてたがここ最近は前からのもあわせても数が多すぎる

 

 

最近落ち着いて読書が出来ないことに舞雪は珍しくイラついていた

 

 

私がLevel5になってから絡んでくるやつらはまぁいい。

 

 

ほとぼりが冷めれば自然と減っていくだろう

 

 

だが前からのやつらはどうしたらいい?

 

 

その件に関しては私は完全にただの被害者だ

 

 

 

その日、次に前からの件で絡んでくるやつがいたら少し痛い思いをしてもらうことに決めた

 

 

 

 

 

「おい!お前一方通行だな?テメーを倒せば俺たちが最強だ!まさか女だったとはなぁ!」

 

 

ケタケタと笑うスキルアウト達

 

 

そう。前からの件というのはその容姿から一方通行に間違われることである

 

 

白い髪、白い肌。まぁ確かに条件は当てはまる

 

 

ただそれだけの理由で決め付けられ絡まれる

 

 

初めの頃は反論したが

 

 

第1位様を倒そうと思ったらこんな小柄な少女だったとか楽勝じゃね?と盛り上がるバカ共には話しなんか通用しなかった

 

 

それからは絡まれるたびに逃走、逃走、逃走、逃走。

 

 

逃げ回ってる間に第1位様はスキルアウトの俺たちにビビッて逃げやがった。実は弱い。などの噂も広まり挑戦者は増えるばかり

 

 

ちなみにその噂を信じ、本物の一方通行に挑み散っていったバカ共の件はまた別の話

 

 

 

と、まぁこんな感じである

 

 

 

少女を囲むスキルアウトの数は20人弱

 

 

彼らの表情は第1位(彼らの勘違い)を前にして皆余裕がある

 

 

それもそのはず彼らの前には小柄な少女が1人、しかもいつも攻撃せずに逃げる

 

 

まぁ気持ちはわからんでもない

 

 

だがいつもはすぐ逃げる第1位様は機嫌が悪かった

 

 

 

 

「ドサッ」

 

 

 

急に彼らの1人が意識を失い倒れたのである

 

 

その後も

 

 

「ドサ、ドサ、ドサ」

 

 

と、倒れていく仲間たち

 

 

「テメー何しやがった!!!!!!」

 

 

その不気味な現象に焦りを感じリーダー格と思われる少年が叫ぶ

 

 

 

「・・・あなた達は・・運が・・悪い・・・」

 

 

その問いに対して少しも臆せず無表情で答える少女

 

 

 

「ッチ!お前らやっちまえ!人数はこっちの方が多いんだ負けるはずがねぇ!!」

 

 

リーダー格の少年の一声で一斉に迫ってくるスキルアウト達

 

 

だが少女は動かない

 

 

ましてや本を読み始める。

 

 

まるでお前達に興味なんかないといわんばかりの態度に全員が苛立ち攻撃しようとした矢先

 

 

 

 

全員が異変に気づいて足を止めた

 

 

 

何かがおかしい

 

 

確か仲間は20人弱

 

 

数人先ほど倒れたから今は15人くらいのはずだ・・・だが今は・・・

 

 

 

「うわぁぁぁぁぁ」

 

 

1人が叫びその違和感の理由が判明した

 

 

 

 

自分達の影が自分達と同じ大きさになり1人1人の後ろに立っていたのである

 

 

 

そう少女は第1位ではない。第1位には及ばないにしても学園都市が誇るLevel5の第6位影使い

 

 

 

少女が能力を発動してからスキルアウト達は数分と持たなかった

 

 

 

あるものはその光景に気絶し

 

 

あるものは自分の影に攻撃するも実体のない影に攻撃など食らうわけもなく倒され

 

 

あるものは逃走したが、何分持つだろうか。

 

 

自分の影から逃げ切ることなんか出来るはずがないのに・・・

 

 

 

 

 

その後少女に敵対したスキルアウト達はこぞって影に怯えるようになり暗闇から出ようとしなかった

 

 

 

 

そんな感じで敵対してくるスキルアウト達を軽くあしらっているうちにいつしか気づいたら

 

 

『影女』

 

 

などという都市伝説が出来ていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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