X月M日 天気 星
あの後子ギルの部屋に連れていかれたが遠すぎたためギルが俺に「前から思っていたんですが…貴方もこの宮殿、広いと思いません?」なんて話しかけられてうまく僕の家庭教師になってくれなんて丸め込まれてしまった。流石英雄王、幼少期でもスペックは申し分ない。
鍛錬に勤しみつつ教育もしていたら俺の刀…あれ、なんて名前だっけ?フォビ何ちゃら?それの扱いがひじょーに上手くなってた。何だかゼウスのお陰で心臓がかの「赤竜」ア・ドライグ・ゴッホの心臓にすり替わってたみたいでそのお陰で魔力がもう凄いのなんの。普通の人間が絶対に持つ事も振ることも能わないこの刀をもうブンブン振り回せるんだもの。
ここだけの話、心臓がそれのお陰で赤竜呼び出せそう。もしかしたら目指せドラゴンマスターみたいな事できるかも?なんてことギルとの打ち合いの時考えてたら木刀で腹突かれた。いたい。
この頃成長が感じられる。王が成長なされて嬉しゅうございます(臣下並感)
Y月M日 天気 星
今日、ワシは不敗になったと思われる。今日から推定南方不敗マスター・ウルクと名乗ろう。
だって落ち葉50枚くらい一緒に5等分出来たんだもの。しかも斬撃少し飛ばせるし。
俺人間ちゃうかもしれん、ゼウス。
いや竜の心臓移植されてる時点で人じゃねーな、俺。しかも赤竜だから俺腹ペコ王より上じゃね?なんてオレツエーしてたらまた腹突かれた。鳩尾痛えなおい。
ちなみに、この芸の数々ギルに見せたらドン引きされた。おまけに「貴方真面目に人なんですか?」なんて言われたし。
ワイ人じゃないなんて認めないもん、認めたくないもん!
一方ギルの政治サイドは着々と後の賢王としての才能を見せてきてる。
水路の設計、粘土板の開発…国も栄え、民草も王を崇め、讃える。
逆に王は民を守り、愛する。
国としてはこれほどいい状態は無いね〜うん。
飢えた子供にギルが林檎あげたの見て泣きそうになったもん俺。キャスギル万歳。
A月A日 天気 流星
遂に斬撃で山切れたよドモン。やったよドモン。人間やれば出来るもんだね!
今度は農民ならざる農民、小次郎になろ、なんて思った。
そして今日、ギルが王として正式に着任した。先代のルガルバンダも満足な様子で隠居生活を送るよう。
よかよか。ちなみにその時の民からの拍手喝采は凄かった。例えるなら大人気アイドルのコンサートの声援の5倍ぐらい。
もう油断しててもギルに剣技で負けることはなくなってきた。
「貴様、本当に生物か…?」なんて言われましたハイ。
そういえばギルの口調が変わってて成長を改めて感じた。凄え高圧的な話し方であの頃はまだ優しかったのに…なんて話したらどつかれた。今度は木刀じゃなくて拳か、畜生。
今度本気狩る☆八極拳覚えよ。いつか外道神父にもなって近距離最強になるんだ…
そういやこの頃上から見られてる気がするんだよな…取り敢えず斬撃飛ばしといたけど気のせいかな、多分。
☆月☆日 天気☆
<<悲報>>既に小次郎あの枯れ葉を切れてる時点で既に第二魔法到達してたでござる。
次の目標は竜切りだぁ…
そういや、あと一年でお前ギルの側近から離されるから覚悟しとけよ、なんて半ば脅迫まがいな言い方でゼウスに夢で言われた。
今回はなんか機嫌悪そうだったからどうしたんですかなんて聞いたら、
ハデスがなんかやらかした見たいでその始末で口調が荒れてるんだと。最高位の人って大変だなぁ…
そういやシャムハトさんと友達になりましたまる。美しいの一言しか頭の中に浮かばんかった。
やっぱり何かしら神の加護やら何やら受けてる人ってみんな綺麗なんですかね…?
神月神日 天気 神
夢の中に最高神アヌが呼びかけてきた。神の権能がなくなり始めた今でも神の中では畏怖されてるらしい。
話の内容を要約すると「我々神の子でもあるギルガメッシュを守るというその働きに免じ、我から一つ武器を授けよう。なんでも頼むが良い」こんな感じ。取り敢えずもう一本刀が欲しかったのである程度アバウトだが頼んどいた。久しぶりに作るから力入れるんだと言ってたけどこれ以上強い武器きたら俺聖杯戦争出れないやん!
俺は冬木で開催されたzero時空のやつ出たいの!
下手したらこのままじゃギルと一緒に虚数空間入れられかねん…やだ!あんななんもないとこで永遠に封じ込められんのやだ!
ということで祈りに祈りまくって願いをアヌ様に届けた。
抑えて、その武器力ある程度残して、とねぇ。今の俺うざいな、特に言い方がうざい。心の中で集団リンチしていいで読者さん。
アヌにはOKOK余裕みたいな感じで言われましたハイ。
ついでに近頃、我々神が作った「人形」が来るからそれと一緒に圧政を敷いているギルを倒せだと。
は?って思ったけど気絶させて改心だけで良いんだって。他の神は殺せだの何だの話してるらしいが、そんな気は毛頭ない。アヌさんが良い方でよかったと常々思うわ〜
ギル月ギル日 天気 圧政
先日アヌに話された人形とやらが来た。名前はエルキドゥ、というらしい。
あれ?天の鎖やん。
とりあえずシャムハトさんの所に連れてってヤって頂きました。そこ、R-18表現とか言わない。
その後、ギルに話して俺がギルの側近を辞めることを伝えた。少し寂しそうだったが、本人には言わないことにした。後々めんどくさそう(小並感)
エルキドゥには三日後にはギルの所に行こうと計画を立てておいた。ギル、改心させたる。
…ここで日記は途切れているのだが、何故か言葉が小さく端に綴られている。
…思えば、この時にギルの側近を辞めなければ、ずっと一緒に居たならば---
こんな絶望的な未来を見ることも、無かったかもな。
最後が伏線ですよ、覚えておきなさい(フリーザ感)