今更ですが作者はAB!では遊佐と入江が好きです。あ、知ってました?
他のキャラも全員魅力的ですけどね。
では、どうぞ!
ギルド降下作戦が終わった次の日、SSSは岩沢を除いた幹部が勢ぞろいしていた。
「反省会するわよ!」
「ええ?いつもそんなのしてないよな?」
「まあ、急に思いつきを言い出すのはいつものことでしょ?」
校長室に声が響く。意外と大山って辛辣なことを言うよな。的確だけど。というか、いつも思いつきで作戦やってんのか…。
「うるさい!昨日の失態をみなきゃ、そんなことする気は無かったわよ!」
「そりゃないぜ、ゆりっぺ。トラップはほとんど対天使用だろ?」
「むう。だがほとんど全滅してしまったのも事実」
「遊佐さん。昨日のことの報告を」
「はい」
遊佐って意外と存在感薄い?ちょっと親近感感じちゃう。ちなみに俺が立っているのは、音無たちが座っているソファの後ろだ。あれ?なんでいま説明したんだ?
「昨日行われたギルド降下作戦ですが、ギルドまで辿りつけた方は、ゆりっぺさん、音無さん、比企谷さんの三名です」
おお〜と言った感嘆の声が上がる。いや、本当にたまたまなんだが…。あそこで立華に合わなかったら、今もまだあの道を彷徨っていたまであるしな。おおっぴらには言えないが、立華には感謝だ。
「特に新人の音無くんと比企谷くんが生き延びたのは喜ばしきことね。それに音無くんは、危ないところを助けて貰ったしね」
「いや、体が勝手に動いただけだよ」
「それでも、よ。助けて貰ったことには変わりはないわ。よって、音無くんと諜報班であるのに生き延びた比企谷くんには今回の作戦のMVPとする」
そういや昨日も言ってたけどMVPってなんなんだ?なんか貰えんの?
「スゲーじゃねぇか!音無!比企谷!新人で功績あげるなんて滅多にいないぜ!」
「ふん!今回は仕方がないが俺は絶対にこいつのことは認めんぞ!」
「いい人たちを戦線にいれたね!さすがゆりっぺだよ!」
「ええ。ゆりっぺさんの鬼のような罰ゲームのおかげですね」
おおう…。戦線のメンバーは今日も元気なようだ。ところで仲村って嫌われてんの?褒めてるっぽいように聞こえるけどぶっちゃけ内容は仲村は鬼と言ってるだけだよな。
「MVPの2人には、学食の食券を贈呈するわ。良いものばかりだから、きっと満足するわ」
そういって、俺と音無に食券の束を渡してくる。そういや、戦線の奴らは食券買ってるところ見たことないんだけど、買ってないのか?あ、そもそも一緒に食べてませんでしたね☆まあ、お金を使わないで済むならそれで良いか。
「MVPはこれで終わり。次は、あんたたちの点数発表ね。覚悟しなさい」
「「「ええ〜!」」」
「今のいい感じの雰囲気で終わりかと思ってたぜ」
「浅はかなり…」
「むしろここからが本題よ。遊佐さんから見て貰った昨日の作戦の貢献度が点数よ。30点以下なら罰ゲーム」
「そんなの聞いてないぜ!」
「Fooo…」
「ほら!TKでさえこんなにテンションが下がってるよ!」
「うっるさーい!いいからやるわよ!」
仲村の鶴の一声で部屋がシーンとする。たいていうるさいって注意する人が一番うるさいよね。口には出さないけど。
「私の独断と偏見で決めさせていただきました」
「じゃ、上位の人から発表しちゃって」
メンバーの緊張感が伝わってくる。そんなに罰ゲームは嫌なのか。罰ゲームとかされる方だからわからない。あ、ちょっと目から水が…。
「86点で椎名さん、藤巻さんです」
「いよっしゃあ!」
「浅はかなり…」
「お二人とも終盤まで残っていましたし、好評価になりました。ですが、弱点とはいえあっさりと脱落してしまったのは少々いただけません」
「あなたたちは、これからもこの調子でお願いね。ただ、弱点は少し克服してもらいたいけど…」
ほーん。椎名に弱点とかあるの?なんかクールな忍者っていうイメージだからそういうのはないと思ってたんだが…。弱点があるだけで、人の印象って何故かよくなるよね、完璧な人より。
「続いて、TKさんです」
「Fow!」
「自らの身を犠牲にしてみなさんを先に進めたのが良い評価につながりました」
「次に並んで大山さん、松下さん、高松さん」
「え?僕?やったぁ!」
「むう。今回は活躍できなかったからな…」
「私も不覚でした…」
「お三方は今回は大目に見て次回に期待ということです」
次々に名前が呼ばれていく中、呼ばれていないのが2人いた。
「さて、評価30点以下の赤点の方ですが、野田さんと日向さんのおふたりです」
「何故だ!」
「はあ⁉︎なんで俺も⁉︎why⁉︎」
「日向くん。そのギャグいつまで続けるの?もう飽きたんだけど」
「ギャグじゃありませんから!俺だっていいたくねぇよ!口癖だから言っちまうんだよ!」
いや、ギャグだろ?もうそれ聞き飽きたし、作者が書き飽きたわ。作者って誰だ?うっ、頭が…。何かの電波を受信してしまったようだ…。
「何故なんだ!理由を言ってくれ、ゆりっぺ!早く脱落した高松などはセーフなのに何故俺はダメなんだ?」
「じゃあ聞くけど野田くん。あなたミーティングのときどこにいたの?」
「ぐっ…それは…」
「そんな人が呼んだのにミーティングにも顔を出さないでしかも、すぐにトラップにかかった人の評価が高いと思う?野田くん」
「お、思わないが…」
「そうゆうことよ」
「なん…だと…。俺は…!」
野田が膝から崩れ落ちた!効果はバツグンだ!なんか野田が白行くなって燃え尽きてしまっている。これはしばらく立ち直れないだろうな。
「次に日向さんですが…」
「ゴクッ」
「単純にあなたはセクハラしたので」
「はあ〜⁉︎あれは不可抗力だろ⁉︎」
「日向くん、あなたは乙女の体にセクハラしておいて、不可抗力だと言い張るの?」
「…浅はかなり」
「…最低ですね」
「日向くん…。それはちょっと…」
「ああ、それはな…」
「so,bad…」
「ないですね」
「ないな」
「ねぇだろ」
うわ〜。それはないわ〜。セクハラしておいて、自分は無実と言い張るのは流石に人間的にも男的にも最悪だな」
「なんで全員団結してるんですかねぇ⁉︎あと、比企谷!聞こえてるから!」
「え、声漏れてた?」
「漏れてたよ⁉︎せめてオブラートに包んで言って欲しかったわ!」
「◯ね」
「直球で言われたー!あとこの世界では死ねませんから!」
「おいおい、誰も死ねなんて言ってないだろう?被害妄想はやめろよ」
「いってただろ⁉︎喋ってるのに伏字にしても意味ありませんからー!」
あ〜いじるの楽しくなってるんじゃ〜。日向は声をあげすぎたようで肩で息をしている。周りの目は日向へドン引きしたままだ。というか仲村にセクハラとか自分から死地に飛び込んでるよな。
「おいおい、興奮するのはやめておけ。やっぱお前ホモなの?」
「ホモじゃありませんから!ないですからー!」
「あるかもよ〜?」
「絶っ対にない!ぜぇ、はぁ…もう疲れたから先へ進んでくれ…」
日向弄りは日向の体力切れで終了した。いよいよ、罰ゲームが言い渡されるのか…。校長室にいるメンバーは仲村の方へ向く。(野田以外)
「日向くん。あなたへの罰はギルド労働一週間の刑よ」
「罰ゲームじゃなくなってる⁉︎」
「野田くんは三日間ね」
「了承した」
あ、野田が復活した。しかし、ギルド労働とか汗臭そうだな(小並感)。俺だったら一日経たずにバックレる自信がある。じゃあな、日向。(精神的に)生きていたらまた会おう。
「本日の会議はこれでおしまい!お疲れ様!」
仲村の一言で全員が解散を始める。だが、日向だけはその場に崩れ落ちており、空を仰いで動かないのだった…。さて、俺も帰るか。あ、もしかしてこの会議って…
「日向を吊し上げるためにやったのか…?」
俺の何気ないつぶやきに反応してきた奴がいた。
「よく分かりましたね」
「うぉっ」
「何度驚くんですか?」
遊佐だった。俺より気配が薄いっていうのは、もうこれはステルスヒッキーを持ってる俺としては負けられない。なんで、対抗心燃やしてんだよ…。
「気配が全然しないで話しかけられたら、誰でもビビるわ。で、なにが『よく分かりました』なんだ?」
「先ほどの日向さんを吊るすためにやったという予想ですが、その通りです」
「女ってのは怖いな…」
「ゆりっぺさんはそれ以上ですけどね」
仲村に逆らうのはやめておこう。あとが怖すぎる。校長室から出ると、遊佐がそのまま横にやってくる。
「そういえば、比企谷さんはどのようにギルドまで到達されたんですか?」
「…何度も言ってるがたまたまだ。ただ運が良かっただけだ」
立華とエンカウントするという悪運だが。
「…そう、ですか。運だけで辿り着けるだけでも誇っていいことだと思います」
「なんだ?急に。褒めてもなにもないぞ?」
「いえ、単純に私の感想です」
「…そうか」
「そうです。昨日はお疲れ様でした。比企谷さん」
「おう。遊佐もお疲れ」
「はい。では」
手を挙げて遊佐と別れる。さって、貰った食券でご飯でも食べに行きましょうかね。次のお仕事はいつになんのかな〜?仕事したくねぇな〜。
次回はアニメの3話になるのかな…?
展開を悩んでおりますため時間がかかるかもです。
お気に入り登録、閲覧、評価ありがとうございます!