やはり俺が死後の世界で過ごすのは間違っている   作:璃羅

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お久しぶりです。璃羅でございます。
試験とかもあったんですが、書く気力がおきず遅くなってしまいました。

これから、就活という未来が真っ暗な道が待ってることにより、さらに更新が遅くなると思われます。
遅いくせに文字数は少ないです。
申し訳ございません。

一応今回で、ovaの話は終わりです。ただ、ピクニックの内容には殆ど触れてませんので悪しからず。

感想とかくれたら、調子にのって早まるかも…?



第13話 そうだ、ピクニックしよう(後編)

「ふぁ〜、ねむっ」

 

次の日の朝、俺が今現在いる場所は食堂だ。時間は7時半である。明日は仕事あるし、起きる時間は慣らしておいた方がいいかなと思ったので。今日の朝ごはんは朝定食セットである。これ誰に説明してんだ?

 

「ふぁ〜」

 

しかし、眠い。ついつい昨夜は図書館で借りた本を遅くまで読んでしまった。『この素晴らしい世◯に祝福を!」って面白いな。個人的にはゆんゆんが好きです。ぼっちだから。親近感沸くよね。確かあれで14歳なんだよなぁ。同い年であるめぐみん比べてしまうと神様って残酷ということを再確認した。

 

「ハチさーん!」

 

蜂さんなんて名前の人がいるのか。この世には変わった名前の人がいるもんだしな。ちなみに、俺の周りには変わった苗字の人はいなかった。そもそも、人がいないけどな。

 

「ハチさーん!おーい?聞いてる?」

 

おいおい、蜂さんとやら反応してやれよ。というかこの脳内でのやり取りにデジャヴュが…。

 

「無視とかイジメか!」

「うおっ!」

 

横から大声で話しかけてきたのはガルデモの関根だった。びっくりしたな〜。人がまだご飯食べてる途中でしょうがっ!!

 

「ようやく気付いたか。ハッチよ。何回呼びかけたと思ってんの?」

「誰がみなしごだ。他の人を呼んでんのかと」

「おはようございます。比企谷さん」

 

俺の心の清涼剤である入江が登場した。今日も小動物かわいい」

 

「あ、ありがとうございます…」

 

赤面しているのも可愛い。

 

「その扱いの差はなんなんだー!」

「ん?あ、忘れてたわ。で、なんか用か?」

「まさかのスルー⁉︎」

「えっとですね、お願いしたいことが…」

「なんでも言ってくれ。作戦に関すること以外は」

「みゆきちにもスルーされたー!」

 

横で関根が叫んでいるが、うるさい。俺は入江のお願いを聞くのに忙しい。入江のお願いなら、俺の全身全霊をもって望みたいのである。小町と同レベルの甘やかし方だな、これは。つまり、小町と同等ということは入江もまた、妹だった!(混乱)

 

ちなみに作戦に関することは言えないというのは仕方がない。今回は一応、戦線での潰し合いだから相手の行動をリークするのとはできないのだ。すまない。俺の心のフ◯ブリーズである入江には教えたいとも思うが、力のない俺を許してくれ!

 

「お願いごとってなんだ?できる限りは聞くが。なんでも言ってみろ」

「お前、みゆきちのこと好きすぎるだろ!怖いわ!」

「あはは…」

 

愛想笑いが辛い。やっぱ、怖がられてたのか…?

 

「あ〜、すまん。入江はなんというか、妹みたいな感じがしてな」

「妹さんがいるんですか?」

「ああ、世界一可愛い妹だ。目に入れても全く痛くない」

「うわ、ハッチはシスコンか」

「ちげーよ。ま、もう会えないけどな…」

 

空気が重くなってきたな。失敗した。大切な人に会えないというのは、俺だけではないのに…。この空気ってどうすりゃいいの?誰か教えて〜!

 

と、考え込んでいると関根と入江の2人は俺に背を向けてなにやら話し込んでいる。俺の悪口だったら嫌だな〜。入江にキモいとかいわれたら屋上から紐なしバンジーをやるまである。死なないけど。

 

2人は話し合いが終わったのか、こちらへ振り返る。さて、どんな罵詈雑言が放たれることやら。せめて、心を抉ることはないで欲しいと願う。ん?入江の顔が少し赤くないか?関根になにを吹き込まれたのやら。

 

「え、えっと…」

「ん?どうした、入江?」

「え〜っと、む、無理だよしおりん〜!出来ないよ〜!」

「出来ないではない!やるのだ!頑張れよ、みゆきち!」

 

なにをやろうとしてんだ?面と向かってキモいですとか気持ち悪いですとかいわれちゃうの?それ死ねる。

 

「なにがやりたいかわからんが、無理してやらなくていいぞ?」

「みゆきち!やるんだ!出来る出来る!どーしてそこで諦めるんだ!」

「しおりん…。分かった、やるよ。スーッ、はー」

 

入江が深呼吸してこちらを見てくる。前にも言ったと思うが、入江が俺の前に立つ状態だと俺の方が背が高いため、入江は俺を見上げなければならない。結果として、上目遣いになるのだ。

 

「ぉ…」

「お?」

「ぉ…。お兄ちゃん」

 

頰が赤みを帯びており、なおかつ目が潤み上目遣いでお兄ちゃん呼び、だと!これは、もう、なんつーか、一種の兵器だろう。

 

「ガハッ」

「きゃあああーー!ハッチが吐血して倒れたーー⁉︎誰か、ドクター!」

「比企谷さん⁉︎大丈夫ですか!比企谷さん!」

 

ああ、目の前に天使がみえる…。ここは天国だったか…。

我が人生に…一片の悔いなし…。

 

こうして、俺の目の前は白く染まりこの世界から立ち去った———。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんてこともなく、無事に生き返った。にしても、すごい破壊力だ。これを使われてお願いされたら、絶対に断れないな。生きててよかった。あ、死んでたわ。

 

「よ、よかった〜」

「あんまりびっくりさせないでよ?」

「おう、すまんな。あんまりにも可愛いから」

「かわっ、はう…」

「もー!みゆきちは可愛いの〜!」

 

ゆるゆりしているのを見るとこの2人は本当に仲良いなということがよくわかる。そういや、なんでこんことしてるんだっけ?

 

「なあ、そう言えば俺に何か用があったんじゃないのか?」

「「あっ!」」

 

どうやら完全に忘れ去っていたようだった。

 

「ハッチのせいで忘れてた!」

「おい、人のせいにすんな」

「んで、お願いなんだけど」

「唐突に本題に入るな…」

「生レバーの食券てまだ持ってる?」

 

…は?生レバー?いや、持ってるには持っているが、なんでまた生レバー?そんなに好きなのか?それに、『まだ』?

 

「持ってるには持ってるが…」

「本当ですか⁉︎それ、良かったら譲ってもらえませんか?」

「まあ、それはいいんだがなんでこんなの欲しいか話を聞かせてもらおうか」

「ほら〜、しおりん言ったじゃない。理由とか聞かれるって」

「でも、ハッチは今回の作戦には参加しないし、バレても問題ないと思うんだよ」

 

作戦かー。ピクニックに生レバーとかなにやろうとしてんのかね?確かに参加しない上に監視しているだけだから、連中がなにをやろうとしてんのかは知っている。だが、そのやろうとしている内容は一切口外しないとようにと、遊佐に言われたので言うことはない。

 

「で、聞きたいことだがなんで俺が生レバーの食券持ってるって知ってんだ?」

「はえ?そんなこと言ったっけ?」

「さっき『まだ生レバーの食券持ってる』って聞いただろ?『まだ』なんて言葉は俺が持っていたと知らなければ使うことはないだろう」

「は〜、比企谷さん凄いですね。探偵みたいです」

「んで、なんで知ってたんだ?」

「え〜とですね、昨日の夜に食堂で遊佐さんと話しているのを聞いたからです」

 

あ、あの時か。その話している時に近くにこの2人がいたということか。気付かなかったな…この2人やりおる(影の薄さ的な意味で)。

 

「なら、なんでその時に来なかったんだ?」

「ええっと…」

 

入江が関根を見ている。つまり、主体で関根が企んでいるわけか。

 

「それは、近くに私らのターゲットがいたからだよ…」

「ターゲット?」

「そう!それは…!」

「岩沢、ひさ子のどちらかか、両方か?」

「なぜ、わかった…⁉︎」

 

大体わかるだろ。ガルデモは基本的には一緒に行動してるらしいし、昨日は作戦の連絡があったしな。岩沢が伝えるためにも一緒にはいるだろう。そこから、飯も一緒に食べたという推理だ。推理と言えるかもわからんが。

 

「秘密にしておいてね?」

「おう。むしろ誰も話す相手がいないしな」

 

自虐を混ぜて返事をする。話し相手とか今のところ遊佐ぐらいなような気がしてるしな。その遊佐ともあんま話で盛り上がることなんてないし。盛り上がる話なんて出来なかったわ…。学校ではそういう話し方とかコミュニケーションの授業でもした方が良いんでない?

 

「それで、生レバーの食券もらえる?」

「ああ、いいぞ。もともと誰かに押し付けようとしたやつだしな。なにに使うかはわからんが程々にな」

「サンキュー、ハッチ!助かるよ!」

「ありがとうございます。比企谷さん」

 

俺の手から関根が奪い取ると、元気に去っていった。感謝されるとかいつぶりだろうか?べ、べつに嬉しくなってなんかないんだからね!…キメェ。

 

そんなことがありながらも俺は1人で朝食を食べた。

1人って素晴らしいと思いました。まる。

 

あ、遊佐には昨日の昼の分のお返しはしてきた。パンと牛乳くらいだが。割と喜んでもらえたっぽい?

 

——————————————————————

 

〜とある人物の作戦終了後のレポート〜

 

悪魔といえば何を思い浮かべるだろうか。多くの人が想像するのは、よくある翼が生えた黒いイメージだろう。だが、そのイメージは基本的にはデフォルメがされており、仮に本当の悪魔がいるならばその存在の恐怖感などはかけ離れているものである。つまり、悪魔という存在は人の想像で作られたものでしかないのだ。そのような想像の産物を人は考えることによって恐怖する。ということは、本当に恐ろしいのは人間であるということができるのではないだろうか。今回の作戦では、仲間を潰すために部活というコミユニィティへ依頼をする者が続出し、その結果、殆どのものが殺された。この世界の部活は、暗殺集団とか超人の集まりなのだろうか。

 

結論を言おう。

 

ひさ子さんマジ悪魔。

 

 




就活なんて滅べ!!

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