ちょっとしたアンケートをやってます!
今ガゼフたちは王国の冒険者組合に来ている。さすがにまだ情報は出ていないと思うが念のため、クラルグラに依頼の進展状況を聞きたかった。
そして冒険者組合の長が、自分たちが入ってきたのを見つけ話しかけてきた。
「これは、戦士長様。それにたっち・みー様! よくぞおいでくださいました。クラルグラはもう少ししたら戻ってくると思います。まずは私とお話しさせていただければと」
「分かった」
そして自分、たっち殿、ニグンの三名で部屋に向かう。
たっち殿が救ったツアレという少女はすでに妹と合流して自分たちの保護から外れていた。だが、急がなければ彼女のような被害者がより多く生まれてしまう……。自分は見ない振りをしていただけなのだろうか。王は確かに民のことを思っていた。自分が王の剣であることに固執していなければ救えた命があったのではないか……。
内心で自分を責めていると、組合長はたっち殿に対して、驚くべき提案をしだした。
「たっち・みー様。お願いがあります。冒険者組合に加入していただけないでしょうか? もちろんあなた様の活躍を知っている以上最初からアダマンタイト級で加入できるように取り計らいます……」
「……それはなぜです? 組合長殿」
組合長は言いづらそうにしている。どこか悪いと思う気持ち、こんなことを言わなければならないことを恥じているようにも感じる。
そして幾ばくか深呼吸をして決心がついたのだろう。たっち殿に敬称をつけながら、理由を話し出した。
「たっち・みー様ほどの人がどこに仕えておらず、魔法を行使されるのは冒険者組合としては避けて頂きたいのです。特に死者の蘇生を気軽に使われるのは我々としては困るのです」
「貴様!! 言っていいことと悪いことがあるぞ!
確かに冒険者組合からすれば規制しているから問題だと言いたいのだろう。死者の蘇生には多額の費用を払え、これが冒険者の規則なのだから。
だがこれはニグンの言う通り、たっち殿を汚すようなものだ。思わず視線が厳しくなる。
「うっ。それは……ただ無差別に使われると神殿や薬師などにも悪影響が出るのです」
「神殿勢力は私が抑える。私は法国の上層部だとは前に伝えたはずだが? たっち様が行われることは私がすべて肯定させる! たとえ私以外の上層部が別の考えだとしてもだ!!」
ニグンが大声で組合長を制していた。なるほど確かにたっち殿ほどの人物が自由でいられると困る人物は大勢いるだろう。だが、たっち殿を縛ることはできないだろう。この国で彼を縛れるものはない。彼を縛るのはただ一つ、彼自身の困っている人を助けるという信念だけだ。
「申し訳ないが、私はガゼフ殿に王国に仕えてほしいと言われています。近日中には王と会談させて頂きます。そのため冒険者になるのは辞退させていただきます。申し訳ない」
たっち殿が軽く頭を下げる。それに組合長は困ったような顔をしていたが仕方ないとも思っているようだ。元々断られて当然と思って一応お願いしただけなのだろう。
そうして会話が途切れて少し経つと、クラルグラが帰還したと部屋に入ってきた。
「たっちさんよ。さすがに早すぎないか? ……と言えたらよかったんだがな、3つほど麻薬を作ってる農場を見つけてきた。場所の詳細はこの紙に書いてある。どの貴族がかはもう少し待ってくれ……というより、アンデッドにエ・ランテルは襲われて、それを撃退しただけじゃなく、たっちさんは死者蘇生ができるのか。それじゃあのワンドも持ってても宝の持ち腐れだな」
「お手柄です。ええ。死者蘇生ができる私からしたら、あのワンドは宝の持ち腐れでしてね。報酬としてはいくらあげても、私の懐はいたくないのですよ。ではそうですね、ボーナスとして第6位階の攻撃魔法が込められたワンドです、有効に使ってください」
「感謝するたっちさんよ! とりあえず、急ぎだったからこれだけだったが、とりあえずあと幾つか目星はつけてる。報酬は弾んでくれ」
「承知しました。では資料を読み込ませていただきます。ではどの貴族が裏にいるかよりも他の農場を探していただけますか? どの貴族かは私たちで調べますので」
☆ ☆ ☆
資料を読み終わった後。ガゼフは怒りを感じていた。王国の貴族たちはここまで腐っていたかと……問題は麻薬を作ることを強制された一般の民だ。どうすればいい? 自分に斬れるのか?
「――ガゼフ殿、あなたは王国に忠義を捧げるもの。民を斬るのは本意ではないでしょう。ですが、この状況下で罪もない民とは言い切れないでしょう」
「分かっている、分かっているんだ。たっち殿。それでも俺は……!」
「
「証人を残すということですか? 下手をすれば裏社会に潜られる危険性がありますが…」
ニグンの言うとおりだ。証人を残してたっち殿の強さが分かった場合八本指が逃げ出す可能性もある。その場合、膿を出し切るには時間がかかるだろう。
「逆に聞きます。ニグン殿、あなたは私がプレイヤーと名乗らず、戦った場合私の力を認められましたか? 私が全力で力をふるった場合、幻術だと信じませんか?」
「……なるほど、圧倒的な力で麻薬売買を行っている場所を破壊するのですね?」
「その通りです。王国戦士団は60人。ふむ人手は足りますね。ガゼフ殿、彼らは文字を読めますか? 物的証拠を押さえたいのですが」
「全員は読めない。いや読めないものの方が多いだろうな。簡単な単語なら可能かもしれないが」
「…それでしたら法国に一度、転移のアイテムで帰還させていただけないでしょうか? 法国に残っている陽光聖典の補充人員たちを連れてまいります」
「……確かに我々だけではなく、法国からも部隊がいた方がいいですか。では転移のアイテムと、遠隔視の鏡をあなたに貸しておきます。これで人員を集めてきてください。それと一つ頼みがあります。私は何があってもユグドラシルに、我が主の墓標を守りに帰らなければなりません。何か法国に世界を越える、転移のすべがないか情報を集めてきていただけませんか?」
「感謝いたします!! ……たっち様のアイテムで帰還はできないので?」
「残念ながら、世界を越えての帰還はできないようです。なので人類を救う報酬として、世界を越えられるアイテムを探していただきたい。……本格的に
「そんなことありません! あなた様は偉大です! 必ずやゆぐどらしるへ帰還できるように、法国の全てを使ってお助けいたします!」
「ありがとう、ニグン殿」
では失礼しますと言ってニグンは、鏡で帰るべき場所を見つけ転移のアイテムを使い法国へ帰っていった。私も協力した方がいいのだろうが……世界を越えることができるアイテム。蒼の薔薇や朱の雫なら知っているだろうか? 我々のために力を貸していただけるのだ。我々も力を貸さなければ。
「ふむ時間が空きますね、ではニグン殿が帰還する数日間は休憩としますか?」
その言葉にガゼフは考える。確かにいろいろ詰め込まれた忙しい日程だった。だが今の自分は疲労無効のアイテムを装備している。時間は有意義に使いたい。ならば……。
「すまないたっち殿、よければ俺と、ここに残っている王国戦士団を鍛えてくれないか? 少しでも力を得たいんだ。どうか頼む!!」
「分かりました、ニグン殿が戻ってくるまでの間ですが、その役目引き受けましょう」
☆ ☆ ☆
ガゼフは動くことができなかった。そう、たっち殿の殺気。戦士団の者たちは全員殺気の中動くことができず拳戟で気絶させられていた。ここまでの頂があるとは、ガゼフは知らなかった。いや片鱗は以前殺気を見せてもらった時から感じていた。だが、それすらも手加減されていたものとは……!
「ガゼフ殿、あなたは強い。自らの意思で進む強い意志。そして私の全力の殺気を受けながらも、まだ目が負けていない。貴方ならきっと自分の仕える主をどんなことがあっても守り抜くのでしょうね……。私と違って」
その言葉にたっち殿が守りたいものを守れなかった、悲しい思いがあると共感する。自分は慰めるべきなのだろうか。いや、自分ごときが哀れむなど、可笑しいにもほどがある。たっち殿ですら勝てない何かがあったのだろう。であれば、私ができるのは、限界を超える姿を見せることのみ……!
「――ふぅ……いくぞたっち殿!! 閃光烈斬!!」
自身の個人としては最強の武技を発動する。そしてそれをたっち殿は訓練用の剣で軽く受け流した。これで終わりか? 否、否だ。もう何もできるはずがない。だが、限界を超えようともがく。そして武技、流水加速を発動して鎧を蹴り飛ばして距離を取る。
「見事です。私が反撃するよりも前に距離を取るとは……。私はあなたを友人と思っています。私の持つ強力な武器防具やアイテムをあなたにあげることもできます。そうすればよりあなたが仕える王を守ることができるでしょう」
非常に心惹かれる提案だった。だがガゼフはすでに王から至宝を下賜して頂いている。これ以上の武器はないだろう。
「いや、私は王より武具を下賜していただいている。それを使うのが忠義の証だ」
「……そうですか、ではこの指輪だけあなたにあげましょう。時間停止を無効化して自身を動けるようにする指輪です。もっともその技を使うのは難度210以上の存在です。今のあなたでは、それほどの存在に襲われては勝てないでしょうが……」
「そうかもしれないな……だが、だとしても王を逃がす時間だけは稼いでみせる!」
「死を覚悟して進む意思ですか。羨ましいですよ。貴方が。ならばどんな手を使ってもいい。私に一太刀、浴びせてみせなさい。あなたの覚悟を見せていただきましょう」
殺気が降り注ぐ。それを意思の力で必死に振り払う。勝つのは不可能だ。だからと言って、このまま対峙するだけではならない、たっち殿が力を見せてくれているのだ、たとえ勝てないにしても、挑むべきだ。
「行くぞぉ―!!」
声を上げる。必死に体が殺気によって硬直しそうになるのを、大声でかき消す。自分は恵まれている。自分よりも数倍強い強者に指導してもらえるのだから。
☆ ☆ ☆
ニグンが陽光聖典の予備役の者たちを連れて帰還した。自分を含めた王国戦士団は気絶を繰り返し、それでもなお、頂に挑戦するという奇跡を手にした。
恐らくだが、たっち殿と戦う前と比べれば自分は強くなったと自覚している。今までは自分が頂であった。だが自分は本当に頂を知った。それだけでも感謝すべきものだ。
(……クライムの事を才能がないと思っていたが悪かったな)
たっち殿と比べれば自分とて才能がないものだ。とはいえ、たっち殿にはたっち殿の剣を積み上げてきた歴史があるのだろう。もう少し強くなればその歴史を剣で読み取ることができるかもしれないが……。
後はこの訓練は王国に仇為す貴族たちを殲滅する時まで戦士団や騎士たちに施してもらえるようにしなければ。たっち殿だけに手は汚させない。私が、手を汚さなければ。そして貴族の討伐の時機を計らなければならない。ならばその間、特にクライムにこの訓練を受けさせたい。もしかしたらクライムも自分と同じように限界を超えることができるかもしれない。
クライムは必死に強くなろうともがいて努力をしている。あるいはたっち殿と戦えば強くなれるかもしれない。
「さて、それではクラルグラが持ってきてくれた情報をもとに、麻薬の栽培地に奇襲をかけに行きましょう。皆さん準備はいいですね?」
「もちろんだ」
「遠隔視の鏡の操作はお任せください!」
王国戦士団も陽光聖典の者も興奮している。特に陽光聖典の者たちの興奮は……まるで自分が信仰している神々が降臨したかのようだ。いやニグンの話を聞くに実際そうなのだろう。
そしてアイテムで転移門が開いた。たっち殿を中心に自分、ニグン、王国戦士団、陽光聖典の者の順で通る。そして麻薬を作っている村が目の前に見える。できれば村人は殺したくない。そしてそれはたっち殿も肯定してくれている。自分ではできないだろう。だがたっち殿であればできる。
そしてたっち殿が剣を振るった。それだけで物見櫓が六個もたっている村が切り裂かれた。その光景に自分の部下たちは恐怖を、陽光聖典の者たちは神の御技を見たかのように、頭を傾く。
「ふむ……やはり誓いを破り、弱体化した私ではこの程度ですか……ですが、十分ですね。ガゼフ殿! ニグン殿!」
「承知した! 戦士団は進め!! 村人たちを拘束しろ! できれば貴族への足掛かりを得るぞ!」
「陽光聖典!! ぷれいやー様にこれ以上雑事を押し付けるな! 貴族たちがなした悪行の証拠を押さえろ!!」
「「「「「はっ!!」」」」」
王国の戦士団と、陽光聖典の者たちが協力して進む。戦士団は村人の捕縛、陽光聖典の者たちは証拠の差し押さえに動いている。この部隊で役割を分担するなら、この行動こそが正しい。
そして村が作っている作物を、たっち殿とニグンと共に見ていく。そこにあるのはまさしく。
「間違いない、これはライラの粉末、だな。この土地を支配下にしている貴族を調査しなければならないな。貴族にも必ず金が流れている」
「だろうな。ぷれいやー様。王国はここだけではなく様々な場所で麻薬を作っております。八本指という犯罪者組織も蔓延しています。本当にガゼフを手伝うのですか? 一番手っ取り早いのは帝国に王国を占領させることです」
「ニグン殿、おそらくそれがあなた達の最善でしょう。ですが今は私がいます。であればより良い善を目指さなければなりません。私は自分の行動が必ず正しいものとは言い切れません。きっともっと良い方法があったのではないかと、もっと犠牲者を無くす方法もあったのではないかと、後悔する日も来るでしょう。それでも、私は神に恥じぬように、困っている人々を助けなければならないのです」
「……失礼しました。ぷれいやー様の行いを全力でお支え致します!」
ニグンの目には狂信者と言っていいような表情が浮かんでいた。何より、悩みながらもより良い善のために努力する。絵空ごとではないのだ。
確信を持って言える。たっち殿は困っている人がいれば、より良い善を目指すのだろう。ニグンもそれが分かったのだろう。尊敬のまなざしを向けている。
ニグンたちは、王国の無辜の民を殺した。それは許せない。だが、人類を救うという面ではニグンたちの方が働いていた。自分は王国しか見えてなかった。
たっち殿はそれでいいと言ってくれた。もし良心が痛むなら、国を守ってから竜王国に救援に向かえばいいと言ってくれた。
導いてくれる人がいる。ヴェスチャー・クロフ・ディ・ローファン以来だろうか。だが力は圧倒的に違う。もしかしたら心も。
「たっち殿一つ聞かせてほしい。先ほど弱体化していると言っていたが?」
「ああ。そのことですか。
「そうなのか。たっち殿は弱体化しているのか……それでも十分強いと思うが、ちなみに本来ならどれぐらい強いのだ?」
「そうですね、誓いを破らずに、全盛期の力をふるえるのであれば難度にして300の者を最大で5人までなら相手にしても勝てるでしょう……今では一人が限界でしょうがね」
そう言いながらたっち殿は苦笑する。自分が弱くなったことに対してだろうか。それでもなお、自分とは力の差が歴然とある。
難度300の者を5人……たっち殿は自分の難度を280と言っていたが、全盛期はどれほどだったのだろうか。だがこれ以上は聞くことはできない。
だがニグンは一つだけどうしてもお願いしたいことがあったようだ。話し出した。
「ぷれいやー様。ぷれいやー様がゆぐどらしるに帰りたいという思いは法国の上層部の者に伝えました。現在、情報に関して必死に探していると思われます。それでなのですが、一つだけお願いがあります」
「ふむ、ニグン殿の願い。王国を救うのはガゼフ殿の願い。そしてあなたは私の我儘を聞いて命令を無視してくれました。私で可能なことであれば、お受けいたしますが?」
「ありがとうございます! どうか、法国、いえ王国の者でも構いません。いえ、誰とでも構いません、そうですね例えば、この間救ったツアレと子どもをなしていただけないでしょうか?」
「……それはなぜです?」
子どもを作ってほしい。どういうことだとガゼフは思った。そしてそれに応えるべくニグンは話し出した。ぷれいやーの血を覚醒したものを、神人といい、普通の人間とは異なる強さを持っていると。そしてたっち殿の強さをこの地に残してほしいと……確かにたっち殿ほどまでに強くならなくとも、たっち殿の強さが受け継がれれば十分な強者だ。
人類が苦境に立たされていると知った自分としても、強い子孫をこの地に残してほしいと願うのはおかしいとは思わない。
「……うーむ、残念ながら私の国は一夫一妻制で妻がいるのです。その願いは残念ながらお受けすることはできません。ですが、何か代わりになるものを用意しましょう」
「……左様でございますか。私たちの我儘を聞いていただきありがとうございます」
「ふむ……それであれば、人間種の従属神を召喚する、そう以前ガゼフ殿に召喚してもらったハンゾウのような存在であればいかがです? 難度300いえ、300は拠点のNPCですか。240の人間種のNPCであれば用意できますが? そしてそれをニグン殿が召喚すれば、ニグン殿が主です。裏切る心配もしなくていいでしょう。もちろん子供も
その言葉にニグンは驚愕したようだ。確かに自分がたっち殿によって召喚した、従属神は難度240と聞いた。少しでも悪をなそうと考えているものの手に渡れば危険だが、ニグンなら確かに人類を守るためにしか利用しないだろう。
「よ、よろしいのですか?」
「構いません、金銭も私が用意しましょう。ただしユグドラシルへの帰還の道筋を見つけてくれることが条件ですがね……申し訳ない」
「い、いえ、交換条件程度でそれほどのものを下賜していただけるだけでありがたいです。感謝いたします」
そしてニグンが深く頭を下げた。周囲を見ると農民たちは戦士たちがすべて拘束したようだ。後は何かしらの証拠を陽光聖典の者たちが見つけてくれることを願うのみだ。そして建物の中から、陽光聖典の者が数人走ってこちらに近づいてきた。たっち殿に深々と頭を下げた後、ニグンに話しかけた。
「ニグン様、このようなものを発見しました。恐らくは何らかの暗号と思われます。我々の力不足で申し訳ありませんが、暗号を解くことはできませんでした。申し訳ありません」
「構わん。そのようなものが置いてあるということは、ここは当たりの可能性があるな、秘密の部屋などもあるかもしれん、戦士団と協力して、隅々まで探せ!」
「はっ!!」
そして羊皮紙に書かれている記号をガゼフも横からのぞき込む。だが何のことかが分からない。たっち殿ものぞき込んでいるが、さすがにわからないようだ。
「何らかの暗号であることは確かだ……恐らく換字式暗号……法国に持ち帰って、こういったことが得意な者たちに暗号を解かせましょうか?」
横からになるがさすがに口を挟ませてもらう。
「さすがに王国の機密と思われるものだ。王の許可を得てからにしてほしい……いや、ラナー様なら解けるか?」
「ならひとまず、王国の王女と会うまで私が預かっておくがそれでいいな?」
「それで構わない」
ニグンと事務的な会話を終わらせる。何とか従わされているだけの民たちは救わなければ。そのためにも王やラナー様、蒼の薔薇に協力をも求めなければ、今こそが好機なのだから。
次話、土曜日07時21分に投稿予定。なおそれで第1章は終了です! 第2章はしばらく待ってください。書き溜めるので!
あとこの作品は元々短編の予定だったので、そこまで長くする予定はなかったのですが、破滅の竜王との戦いやツアー編は書いた方がいいのだろうか……。
ちなみニグンさんが上層部に色々報告してきたの荒れてるかも(笑)
帝国編、ツアー編、投稿にも時間がかかり長くなりますが欲しいですか?
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サクサク進めて
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欲しい
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作者の好きにしていいから予想外の事をして